御子柴礼司は被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士。
彼は十四歳の時、幼女バラバラ殺人を犯し少年院に収監されるが、
名前を変え弁護士となった。
三億円の保険金殺人事件を担当する御子柴は、過去を強請屋のライターに知られる。
彼の死体を遺棄した御子柴には、鉄壁のアリバイがあった。
驚愕の逆転法廷劇!
なかなか衝撃的な始まり方とキャラ設定だな。
御子柴の過去編がちょっと長くてミステリーとしては物足りなさもあるけど、
事件の真相部分では二転三転して驚きと満足感も。
御子柴の過去のことで複雑な気分になるが、
完全に憎むこともできないからやはり複雑な気分に(-_-;)
ラストでまた衝撃的なことが起きたけど・・・どうなるのかな?
続編があるということは大丈夫・・・なのかな。
気になるし早速読もうと思う。
ACCA5長官の昔日(せきじつ)。
組織に生きる男たちが泡沫(うたかた)に隠してしまうもの。
古い約束、人知れぬ信念、大切な存在。
ACCA5長官として組織をけん引した彼らは、何を思い、あの場所にいたのか。
「ACCA」本編に隠された思いがにじみ出す過去編!
ACCAの5長官過去編。
スペード長官は本編でほぼ描かれてなかったから、
今回の過去編は意外だったけど面白かった。
他の長官もまた然り。
短くて物足りなさも感じたけど、2巻も出るようなので楽しみだ。