セクハラ常連客を投げ飛ばして働いていた旅館を辞めざるを得なくなり、
父の営む小料理屋で居候として働く園。
ある日、店先でうずくまっている不審な男を発見…!
ところが、彼は園が働いていた旅館も経営する
一条ホテルグループの御曹司だった!!
落ちぶれ御曹司となった護を一時的に救う代わりに、
園の再就職の手配をお願いするけど――…!?
御曹司の友は御曹司なんだな。
父の店の前で御曹司拾ったら店に御曹司の友達まで来るようになるとは。
おまけに拾った御曹司は一緒に住むことになるなんて。
このぽわぽわ御曹司と園がどんな関係になるのか気になるね。
それより園がホテルを解雇された理由が酷くない?
セクハラで客を訴えてやりたい。
あやかしの箱の封を解いてから、
九十九家兄妹に寄り添ってきた2体のあやかしがいる。
尊大な白蛇の雷電と、あかねに付き従う妖狐の風牙。
あかねにとって、そんな彼らと過ごす日々は、まるで当たり前のことになっていた。
やがて中学生最後の夏が近づくころ。
あかねは白い女神たちや、傷ついた狐のあやかしと出会う。
それは雷電や風牙を迎え入れることを望む、彼らの本当の家族たちだった。
訪れる別れの時を前に、兄たちとあかねの決断は―?
五人の兄と妹と、あやかしが暮らす家族の物語。
シリーズ第5弾で完結。
九十九家にいるあやかし、雷電とふうちゃんの家族が登場。
雷電の封印が思ってたよりあっさり解けた。
ふうちゃんは少しの時間だったけどお母さんと会えたし良かったよ。
あかねと若ちゃんの受験とか気になることも残ってるけど、
丸っとうまいことまとまって終了ということで。