県警刑事部の捜査指揮・支援センターに所属する
細川春菜に捜査の応援要請が入る。
ヤマは二ヶ月ほど前に温泉旅館で発生、
被害者が露天風呂で全裸のまま凍死するという何とも奇妙な殺人事件。
捜査一課の浅野が温泉宿の娘である春菜を見込んで依頼してきたのだが、
二人が頼った「登録捜査協力員」(温泉ヲタク)は
一癖も二癖もある人物ばかりで......。
シリーズ第2弾。
鉄道の次は温泉だった。
まだ2冊だけどこのシリーズは事件ものとして読むのではなく、
その時のテーマの蘊蓄を読むもののような気がする。
それはそれで面白く読めるからいいのかもしれない。
けどやっぱり蘊蓄のディープな部分は流し読みだ。
1冊に1ジャンルのヲタク・・・
どのくらい続くのかな?
二八歳にしては童顔で小柄。
女子大生か、時には女子高生に見間違えられる
神奈川県警江の島署の細川春菜に異動の辞令が。
新たな部署は栄えある本部刑事部の「捜査指揮・支援センター」。
だが、期待と不安を胸に新天地に赴いた彼女を待っていたのは、
一癖も二癖もある同僚たちと、鉄道マニアが被害者の凄惨な殺人事件だった。
専門捜査支援班=ヲタク担当とのことで、鉄道の蘊蓄てんこ盛りでした。
事件捜査よりも鉄道蘊蓄の方が長くて、
あまりにもディープな話は流し読みのところも。
知らないことが知れるのは面白い反面、それでも長すぎた。
内容が大部分蘊蓄なだけあって事件解決は結構あっさり。
けどそれなりに面白く読めたかな。