第8話
家出中の妻・灯(上戸彩)から出された3つの課題――
「仕事を辞めていいのか」
「愛理(鎌田英怜奈)を怒鳴ったり叩いたりしていいのか」
「高太郎(大平洋介)を塾に行かせていもいいのか」――
が両肩に重くのしかかり、まったく仕事に集中できない中越チカラ(松本潤)。
子どもたちに学校での様子などをさり気なく聞いてみるが、
どちらの問題も解決には時間がかかりそうな上、
道尾頼子(松嶋菜々子)やマリア(ソニン)らマンションの住人たちからも
総スカンを食らっていることを思い出し、ますます落ち込んでしまうのだった。
そんな中、認知症を患う柏木清江(風吹ジュン)が、
孫の託也(長尾謙杜)が介護のために大学進学を諦めようとしていることを知り、
「介護施設に入る」と言い出す。
震災後に引き取って以来、懸命に育ててきた託也と離れたくはないという気持ちと、
徐々に進行する症状によっていつか託也の顔までわからなくなってしまうのではないか
という不安の狭間に立たされる清江に、何もしてあげられないチカラ。
その矢先、清江がマンションからいなくなってしまう!
住人たちが総出で清江を探す中、
なんと清江を見つけたのはマリアから連絡をもらっていた灯だった…!
マンションに戻った清江だったが、住人たちはおろか、
託也のこともわからないほど混乱してしまっており…。
それでも施設への入所をためらう託也に、チカラはある思いを伝え始める。
そして灯から出された課題とあらためて真剣に向き合ったチカラ。
家族の問題に、ついに答えを出すときが来て…?
【公式HPより引用】
託也と清江の話には考えさせられるよ。
別れのシーンでの清江の最後の言葉は、清江の優しさだったと思う。
施設を利用することは悪いことじゃないよね。
けど実際「お金がないと無理だな」と思ってしまう自分がいる(-_-;)
それにしてもチカラの長台詞は凄かったな。
自分が思ってることを伝えられて良かったよね。
やっぱり『察して』は良くない。
ちゃんと言葉を交わさなければ。
次回で最終回のようで、どんな終わりになるか楽しみだ。
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