父殉職の地、輪島で真冬が知る衝撃の事実とは――
「上層部の意向で証拠の破棄が行われた」
警察庁刑事局に匿名の密書が届いた。
輪島中央署に捜査本部が開設された
「鴨ヶ浦女子大生殺人事件」での不正捜査疑惑。
告発を受け現地に飛んだ地方特別捜査官・朝倉真冬の胸はざわつく。
輪島は、警察官だった父が暴力団員の凶弾に斃れ殉職した地だった。
内偵を進めるうち父の事件との奇妙な関連が見え隠れし始め……。
シリーズ第4弾。今回は石川・能登。
真冬の生い立ちなどが分かるキーポイントの巻だった。
上司の明智審議官が真冬の父の殉職に関わっていたことも判明。
明智を守ろうとして殉職していたなんてね・・・
けどまだ謎も残る。
今後その謎も解き明かすことになるんだろう。
今回は真冬の失恋相手は登場しなかった。
内容的にそんな感じではないという判断かな。
そして今川、良かったね。
米沢城址の内堀で撲殺体が発見された。
被害者は、地元の観光開発業経営者。
しかし、山形県警のずさんな捜査のせいで、
発生から五ヶ月が経ちながら容疑者すら挙げられない。
「地方特別調査官」の朝倉真冬は地元警察の不正を糺すべく、
現地で内偵を開始する。
被害者の周囲を探るうち捜査線上に浮かび上がるひとりの男。
しかし彼には、事件当時東京にいたという鉄壁のアリバイがあった――。
シリーズ第3弾。
今回は山形・米沢へ。
定型的な設定はもう触れない。
けどこれだけは言いたい。
真冬よ、すぐに惚れるのはやめなさい。
それにしても真冬から強制的にご飯の写真を送り付けられる今川も不憫だな。
偶には連れてきてあげてほしい(笑)
息抜き必要よ?