まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

謎解きはディナーのあとで 第4話

2011-11-09 23:26:56 | ドラマ

第4話

『花嫁は密室の中でございます!!』





部屋で洋服を選んでいる麗子。

そこへノックせず入って来る影山。


「結婚パーティー用のドレスでございますか。」


「ちょっと!! 入る時はノックぐらいしなさいよ。」


「固い信頼関係で結ばれている執事は、

主の部屋にノックなしで入るのが常識でございます。」


「そういえば今まで1回もノックされてない。」


「それよりお嬢様、そろそろお時間では。」



準備して車で出かける麗子。


「それにしても、あの有里さんが、

私よりも早く結婚するなんてねぇ。」


「お気持ちはお察し致しますがお嬢様。

要するにお嬢様は、お友達がご自分より先に

ご結婚するのが、どうしても納得いかないと・・・」


「そんなことないわよ!!」


自分は大財閥のお嬢様で、

有里はどこにでもいるそこそこのお嬢様。

幼稚園が一緒でそれ以来、

友達のいない有里と仲良くしてきたけど、

自分の方が可愛いし、成績優秀だし、爪の形も綺麗だし・・・

どう考えても自分の方がモテるはずなのに、

何故有里の方が先に結婚するのかと思う麗子。

きっとツイッターやらフェイスブックやらで

出会いまくりだったのだろうと・・・


(で、こっちといえば出会う相手は大体既に死んでるし、

周りの男は成金主義の御曹司とか、

パッとしない連中ばかり。

そのくせ無駄に色っぽい女子が多いし。

残るはこの執事の影山。

だけどお嬢様であり刑事である私のプライドを、

ズタズタに切り裂くこの男に誰が!

そうだ、今日の結婚パーティーよ。

こんな時こそ、白馬の王子様を見つけなくっちゃ!)



結婚パーティーが開かれる有里の家にやって来た麗子。

そこで会ったのは王子様ではなく、なんと風祭!!


「ここでお会い出来るとは、

まさにデステニーのイタズラ。

お名前をお聞かせ願えますか?」


(言えない。

本当はあなたの部下の宝生麗子ですなんて、

絶対に言えない。)


そこに影山が助け舟。

風祭を無視して会場へ向かう。


有里が麗子を見つけ声をかける。

階段を下りて来る時に足を踏み外し、

下にいた影山が有里を支えた。

影山を彼氏だと勘違いした有里。

でもブーケは他の人にあげるから麗子にあげれないと。

影山は有里に挨拶。

有里の家の執事・吉田が呼ばれ、挨拶し案内してもらう。



パーティーが始まり、

有里の相手が随分年上だと麗子。

あの男は財産狙いだと有里の弟・佑介。

一緒に妹・美幸もやって来る。

新郎の細山は有里より18歳上の42歳。

この家は元々在園寺家の物で、

明治時代から続く名家だと。


「まあ、その在園寺家もすっかり没落して、

今じゃ名前を継ぐのは50過ぎても独り身のばばあだけ。

屋敷を維持することすら出来なくなって、

遠い親戚のおふくろに泣きついてきたんだ。

で、そのばばあに援助する代わりに、

俺たち沢村家がこの屋敷に住むことになったんだ。」


3年位前に細山は財産狙いで

在園寺家の顧問弁護士になったんだけど、

在園寺家に金がないと分かると、

今度は沢村家に近づいて来て、

あっという間に有里と結婚ってことになったと。


「なるほどね。

だから有里さんは私より早く結婚を。」


「お嬢様。

お顔が喜びに溢れております。」


在園寺琴江が会場に来て有里を祝福。

琴江は麗子と影山のところにも来て挨拶する。


「スズランの香りですか。 奥ゆかしい。」



サプライズダンスの時間になり、

指名されたと思った麗子。

麗子は唯一ダンスが苦手だった。

影山が近づいて来て、

手を取ったのは麗子ではなく小さい女の子。

2人のダンスを微笑ましく見守る客人たち。


「ったく、何やってんのよ。」


面白くない麗子に話しかける琴江。


「あなたの執事ですね。

彼氏ではなくて、ホントはそうなんでしょ?」


「よくお気づきで。」


「執事の質というものは主の人生も左右します。

あなたは幸せですよ。

良い執事に恵まれて。」


「いいえ、とんでもない。

いつも私のことアホだの節穴だの言うし、

ああやって変なことばっかりするし。」


「いつか分かる時が来るわ。 あなたにもね。」



そんな麗子に近づき自己紹介する風祭。

自分と結婚すれば玉の輿だと言い、

聞きそびれた麗子の名前を聞く。

しどろもどろやってる麗子を助けたのはやはり影山。

麗子をホウ・ショウレイだと言い、

香港の財閥の令嬢で自分の婚約者だと。



そこへ新郎の友人代表の挨拶に呼ばれた風祭。

風祭がものまねをすると言い出すと、

見飽きてるからお手洗いに行って来ると麗子。



麗子が手を洗っていた時、女性の悲鳴が聞こえた。

慌てて悲鳴がした方へ。

途中、吉田と会いドアの前で一緒になる。

ここは有里の部屋だと吉田。

ドアには鍵がかかっており、吉田が鍵を取りに行く。

鍵を渡された麗子がドアを開けると、

有里の背中にナイフが刺さっていた。


「おっ、お嬢様、どうなさいました。」


吉田が叫んだ。

まだ息があると麗子。

救急車を呼ぶように言う。

そこへ集まって来たみんなも見てビックリ。

風祭も登場し、張り切って現場を仕切る。



誰が警察を呼んだんだと怒るおばさん。

風祭が近くの交番からペーペーを呼んだと。

そして集まっていた人たちから話を聞く。

窓下に足跡がないか調べるようペーペー三浦に言う風祭。

三浦は既に調べていて足跡はなかったと。

すると三浦が犯人を推理し、麗子だと指差す。

麗子の無実を晴らそうと風祭が張り切って推理。

しかし風祭の推理は隣の部屋にベランダがなく、

あっさりアウト。

影山を頼って影山の姿を探す麗子。

目に入った影山は・・・


「ティータイム・・・」


麗子は容疑者へ。



麗子と影山は厨房に。

影山は何やら料理中。


「こうなったら、お父様に電話して、

ありとあらゆる手段を使って無罪よ。」


「どうやらお嬢様におかれましては、

大変お困りのご様子。

一体どうされたのでございますか。」


「何とぼけたこと言ってんのよ。

あなたが余計な証言するから、

私が容疑者になっちゃったんじゃない。」


「おや。 まさかお嬢様は犯人の目星がついてらっしゃらない。」


「じゃあ、あなたは目星がついてるの?」


「当然でございます。

先程の証言をまとめれば、

犯人は理詰めで浮かび上がってくるかと。」


「えっ?」


「それがよもや、プロの刑事であらせられるお嬢様が、

お分かりにならない訳ございませんよね。」


「分かるわよ。 ちゃんと考えればね。」


「では、ちゃんとお考え下さいませ。」


よく考えた麗子の推理は、有里の弟の佑介が犯人だと。


「どう? 影山。 私の推理、正解でしょ?」


残念そうな顔で麗子を見ている影山。


「どうやら、何も言うことがないみたいね。

あ~、良かった。 これで逮捕されずに済む。」


「失礼ながら、お嬢様。

このまま逮捕あそばされ、少々反省していただけますか。」


怒った麗子はまたしてもクビ宣言。


「お気に障ることを申し上げたのならば、お詫び致します。

しかし、麗子お嬢様侮辱罪などという罪は、

日本の法律にはございません。」


「んなこと知ってるわ!」


「そして何より、今回の事件でも

お嬢様の観察力不足は否めません。」


「観察力不足?」


「はい。」


「私は宝生麗子。

世界屈指のお嬢様、そして正真正銘の刑事。

こんな男にお願いして、犯人の正体を聞くなんて、

絶対にプライドが許さない・・・

だけど、今回はもう教えてよぉ~。」


「かしこまりました。 お嬢様。

ただし、謎解きは、

こちらをお召し上がりになった後に致しましょう。」


ふわとろオムライスが麗子の前に。



「今回の事件の謎を解く鍵は、

犯人がどのようにして密室状態を作り出したのか。

やはり、これに尽きます。」


密室状態を作り出すことが出来るのは3人。


「まず1人目。

最初に確認しておきたいのですが、

お嬢様は本当に犯人ではございませんよね。」


「だから違うって言ってるでしょうが。

一体あなたは誰の味方なのよ。」


「・・・・・勿論、私はお嬢様・・・」


「なんで一瞬考える!

もういい。 あなたには頼らない。」


「お待ち下さい。

一応確認しただけでございます。」


麗子を除いたら密室状態を作れるのはあと2人。

考えた麗子は吉田だと言う。

犯行後、部屋を出て鍵をかけ、

麗子が来たところで姿を現し、

部屋に鍵を取りに行くふりをしたと。


確かに吉田は容疑者の1人だけど不可能だと影山。

吉田は鍵を持って来た時、

自分では開けずに麗子に鍵を渡した。

それは鍵の束から有里の部屋の鍵を捜すのに

手間取ると思ったから。

あの時、吉田は眼鏡をかけてなかった。

風祭がものまねで使う時に貸していたのだと。

おそらく吉田は老眼で、一刻を争う状況の中、

麗子に鍵を託した。

そんな吉田が玲子が駆けつける前に、

鍵をかけて隠れるのは不可能。


残る容疑者は1人。

犯人は部屋の中にいたのだろうと。

逃げようとしたところ麗子の足音を聞き、

咄嗟に鍵を閉め、ドアの陰に隠れるなりしてた。

だから部屋に入った麗子は気づかなかったと。

吉田はドアの前にいて、部屋全体を見ていたから、

犯人に気づいたんじゃないかと麗子。


「はい。 気づかれました。

だから叫んだのです。」


『おっ、お嬢様、どうなさいました。』


有里のことじゃないのかと麗子。

影山は吉田にとって有里はお嬢様ではないと。


「ご自分に置き換えてお考え下さい。

もしもお嬢様が有里さんの執事だとしたら、

部屋の中から悲鳴が聞こえた時、

お嬢様ならどうされますか?」


「どうって。

有里さん、どうしたの?って聞くわよ。」


「ブブ~ッ。 それではプロの執事失格でございます。」


「じゃ、影山ならどうするのよ。」


「もしもお嬢様の部屋から悲鳴が聞こえたら、

私ならこう致します。」


ノックをせずに部屋に入る影山。

ノックもせずに部屋に入るのかと麗子。


「お忘れでございますか? お嬢様。

執事は主の部屋に入る時、

ノックをしないということを。」


吉田はノックをした上、

有里のことを有里様と呼んでいた。

吉田にとってお嬢様は別にいる。

その相手こそが真犯人だと。

吉田がお嬢様と叫んだ時、

美幸は琴江に何かあったと思った。

麗子が有里に気を取られてる時に、

琴江は隠れてた場所から出て来ていた。



そこへ入って来た風祭。

有里が意識を取り戻したと。

犯人の顔は見てないけど、

男のようだったと有里が言ったそうだ。

有里に話を聞きに行くと出て行った風祭。


「男って、どういうこと?」


「これは、私が予想していた最悪の展開でございます。

このままでは、もう一つ事件が起きてしまうやもしれません。」


その時、悲鳴が聞こえ行ってみると、

吉田が細山をナイフで襲っていた。

全て自分がやったことだという吉田。

細山は琴江に近づいたものの、

財産がないと分かるとあっさり有里にのりかえた。

琴江を傷つけたことが許せなかったと。

細山が逃げて行き、せめてもの償いにと

自殺をしようとする吉田。


「吉田さん!

あなたは琴江お嬢様の罪を被ろうとしている。

そうではありませんか?」


あの時、部屋で琴江を見つけ全てを悟り、

自分に任せるようにと言った吉田。

細山を殺害するふりをして全ての罪を被り、

自ら命を絶つつもりなのだろうと言う影山に

違うと言う吉田。


「初めてお会いした時、

あなたは在園寺家の執事だと

誇りを持っておっしゃっておりました。

つまり全てはお嬢様のため。

そして在園寺家のため。」


それでも否定する吉田。

そこへ琴江が現れる。


「もういいわ、吉田。

おっしゃるとおりでございます。

有里を刺したのは私です。」


有里は琴江と細山のことを知らなかった。

けど無邪気に接する有里に嫉妬してしまったと。

おそらく有里は琴江が犯人だと気づいてると影山。

犯人は見てなかったけど、香りに気づいた。

琴江のスズランの香りに。

だからスズランの香りを消すため、

必死に香水の瓶を割ったのだと。

有里はスズランのブーケを用意していた。

琴江の大好きな花。

ブーケは琴江に渡すつもりだったのだろうと。


吉田が琴江に声をかける。

今回のことを止めれなかったのは、

執事である自分の責任だと。

琴江はよくここまで仕えてくれた言い、

吉田の手を取った。


「50年間、本当にありがとう。」


「勿体無いお言葉。」



事件は解決。

帰ろうとする麗子の前に風祭。

風祭の足を踏んで行く麗子。



「どうして分かったの?

もう一つ事件が起きるかもしれないって。

吉田さんが琴江さんの罪を被ろうとしていることが、

あなたには分かってたってことでしょ?」


「執事たるものであれば、

誰もが思いつくことでございます。」


「じゃ、なんで嘘暴いちゃったの?

同じ執事であれば吉田さんの気持ちが・・・」


「お嬢様。

確かに大切な誰かを守ろうとする嘘は、

時として美しいものでございます。

吉田さんの嘘は、

執事として賞賛に値するかもしれません。

しかし所詮は嘘は嘘。

真実には敵いません。

お嬢様におかれましては、

どんな時でも真実を見つめる目を持つことを

お忘れなきよう。」


車に乗った麗子と影山。


「ところでお嬢様。

丁度よい機会ですので1つ確認を。」


「何?」


「私はお嬢様のことを、何歳くらいまで

お嬢様とお呼びすればよいのでございましょうか。」


「ちょっと待って、影山。

あなたひょっとして、

私が50過ぎのお嬢様になると思ってる訳?

大丈夫よ。

そのうち、奥様って呼ばせてあげるから安心して。」


「そう願いたいものでございます。お嬢様。

それまでに私もダンスを覚えておきます故、

その時こそ1曲お付き合いいただければ。」


琴江の言葉を思い出した麗子。


『いつか分かる時が来るわ。 あなたにもね。』





だから、あんな目の前に麗子がいて、


何故気づかないんだ、風祭!!


そして風祭も麗子も刑事のくせに


あんな推理でいいのか!?


あの署は大丈夫なのか!?


今までどうだったんだろうか・・・(‐∀‐;)


まぁ、影山執事が見れればそれでいいんですけどね!!


毎度毎度癒されるわ~(>艸<*)





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2 コメント

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キュートな執事 (なおみ)
2011-11-11 00:16:27
マカさん、こんばんは。
毎度毎度突っ込みどころ満載なドラマですが…
(特に麗子と風祭がお金持ちに見えないあたり)

>まぁ、影山執事が見れればそれでいいんですけどね!!

そ~なんすよね、ぶっちゃけね(笑)
だって可愛いんだもん
デコ出しも、ちょっと鈍そうなところも
見ていて癒されますよねぇ…。
なんだかあのあまり性格のヨロシクナイお嬢様と
恋仲モードになりそうで…
それだけが気掛かりでございます。
影山は皆のモノだということをお忘れなきよう。
返信する
>なおみさん (マカ)
2011-11-11 21:04:19
こんばんは~。
ホント毎度毎度突っ込みどころ満載のドラマです。

>特に麗子と風祭がお金持ちに見えないあたり

ですね!!
麗子に至ってはキャバ嬢みたいですからね(笑)


ぶっちゃけ、私たちは影山が見れればいいですよね♪
ヨロシクナイお嬢様と恋仲にはなって欲しくないですね(-_-;)
それだけは本当にやめていただきたい!!

>影山は皆のモノだということをお忘れなきよう。

そうそう(笑)
影山はみんなのモノです。
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