まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

レアルCL3連勝!!

2013-10-24 21:17:24 | レアル・マドリード【CL・国王杯他】

■ CL グループステージ
       グループB 第3節


レアル・マドリード(1位/勝ち点6)
              ユヴェントス(2位/勝ち点2)

ホーム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで対戦。


 シャビ・アロンソ  負傷中。



【出場選手】

GK : カシージャス

DF : セルヒオ・ラモス、マルセロ、ペペ、アルベロア

MF : ケディラ、モドリッチ、ディ・マリア(79分、モラタ)、

    イジャラメンディ(72分、イスコ)、クリスティアーノ・ロナウド

FW :ベンゼマ(67分、ベイル)



【控え選手】

ディエゴ・ロペス(GK)、カルバハル、バラン、コエントラン、

イスコ、ベイル、モラタ



【結果】

レアル・マドリード 2-1 ユヴェントス



【得点】

1-0  4分  クリスティアーノ・ロナウド

ディ・マリアのスルーパスからロナウドが相手GKとの

1対1をかわし右足でシュート。


1-1  22分  ジョレンテ


2-1
  28分  クリスティアーノ・ロナウド(PK)



【グループB 順位表】

1 レアル・マドリード(スペイン)              勝ち点 9

2 ガラタサライ(トルコ)                   勝ち点 4

3 ユヴェントス(イタリア)                  勝ち点 2

4 FCコペンハーゲン(デンマーク)             勝ち点 1



【得点ランキング】

1 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)          7

2 ズラタン・イブラヒモビッチ(パリ・サンジェルマン)        6

3 リオネル・メッシ(バルセロナ)                    4



【グループB 第4節】

11/5    ユヴェントス(3位/勝ち点2)

アウェイ、ユヴェントス・スタジアムで対戦。





レアル3連勝~ヽ(´▽`)/


これでグループリーグ突破はほぼ確実になったかな。


取り敢えず良かったです!!


さあ、次はクラシコだ!!

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さよならドビュッシー / 中山七里

2013-10-22 22:40:59 | 小説・その他本


   

ピアニストからも絶賛!
ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。
ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、
ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。
それでもピアニストになることを固く誓い、
コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。
ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、
やがて殺人事件まで発生する—。





これはなかなかの読み応え。


クラシック好きなので更にワクワク感が増したよ。


音楽描写が素晴らしかった!!


ラストの展開には度肝を抜いた。


何かあるとは思ってたけど、


そこまでは考えてなかったから衝撃が大きかったよ・・・


読んでいる最中はドビュッシーが脳内を流れ、


読み終えた後はドビュッシーが聴きたくなった。


しかし岬先生の洞察力は凄い!!

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レアル快勝

2013-10-21 22:15:48 | レアル・マドリード【リーガ】

■ リーガエスパニョーラ 第9節 ■

レアル・マドリード(3位/勝ち点19)
              マラガ(10位/勝ち点9)

ホーム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで対戦。


 シャビ・アロンソ、バラン、ベンゼマ  負傷中。



【出場選手】

GK : ディエゴ・ロペス

DF : セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバハル、マルセロ

MF : ケディラ、ディ・マリア(81分、ホセ)、イジャラメンディ、

    イスコ(73分、モドリッチ)、クリスティアーノ・ロナウド

FW : モラタ(76分、ベイル)



【控え選手】

カシージャス(GK)、アルベロア、ナチョ、カシミロ、

モドリッチ、ホセ、ベイル



【結果】

レアル・マドリード 2-0 マラガ



【得点】

1-0  46分  ディ・マリア

ディ・マリアのクロスがロナウドに届かなかったが、

そのままゴール左隅に入る。


2-0  91分  クリスティアーノ・ロナウド(PK)



【順位表】 上位5位まで

1 バルセロナ                        勝ち点 25

2 アトレティコ・マドリード                  勝ち点 24

3 レアル・マドリード                    勝ち点 22

4 ビジャレアル                       勝ち点 17

5 ヘタフェ                           勝ち点 16



【得点ランキング】 上位5人まで

1 ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリード)            10

2 リオネル・メッシ(バルセロナ)                 8

2 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)        8

4 ペドロ(バルセロナ)                       5

4 ロドリゴ・リオス(アルメリア)                  5



【次節・第10節】

10/26   バルセロナ(1位/勝ち点25)

アウェイ、カンプ・ノウで対戦。





ロナウドの得点率は凄いな。


1点目は惜しくも触れなかったけど、


ディ・マリアのクロスが凄かったからしょうがない(笑)


もう少し点数入ってもいい試合だったけど、


相手GKのセーブが半端なかったからね。


連携もちょっとずつ上がって来たかな~?


ベイルは・・・なかなか上手くフィットしてないような・・・


次節はクラシコ!!


アウェイだけど頑張れ~!!

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選べなくて・・・

2013-10-20 22:13:52 | Weblog


今日は1日中雨。


非常に寒いです。


首元がスースーするので家の中でマフラー巻いてました(笑)



ちょいと秋用の帽子が欲しくて探してたのですが、


冬用の可愛い帽子も見つけちゃったんですよ~。


で、悩みに悩んだ末、選びきれなくて両方買っちゃった(‐∀‐;)


 


秋用のグレーの帽子。


思いもよらぬ10%オフで買えたのでお得感があったよ。


 


冬用の白い帽子。


これは一目惚れ♪


新作なので定価だったけど、それでも3,000円しなかった。


いい買い物だったよ。



ところで、白い帽子だからか写真のバックが勝手に暗くなった。


違う日に撮ったみたいに見えるけど、


紛れもなく同じ日に同じ場所で撮ったもの。


なんか・・・技術の進歩って凄いなと今更ながら思った(‐∀‐;)

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思い出のとき修理します2 明日を動かす歯車 / 谷瑞恵

2013-10-19 21:33:58 | 小説・その他本


   

寂れた商店街の片隅に佇む、「おもいでの時修理します」という
不思議なプレートを飾った飯田時計店。
店主の時計師・秀司と、彼の恋人で美容師の明里のもとを、
傷ついた記憶を抱えた人たちが訪れる。
あの日言えなかった言葉や、
すれ違ってしまった思い—家族や恋人、
大切な人との悲しい過去を修復できるとしたら?
切なく温かく、心を癒す連作短編集、シリーズ第2弾。




時計屋さんシリーズ第2弾。


ちょっと不思議でほっこりする作品。


明里と秀司の関係が前作よりも近づいていい感じ。


そして更に深まった太一の謎。


一体何者なんだろう?


気になって仕方がない。

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LOVE SO LIFE 13巻

2013-10-19 21:16:24 | マンガ


   

詩春たちは、双子の祖父母の家に行くことに!
春から双子が暮らす場所を見て詩春は、安心とさみしさを感じる。
そんな時、松永さんの熱愛報道!?
近づくV.D.に詩春は!?
キュートな松永さんが必見の特別編も収録、
ハートフルDAYS第13巻☆





双子とのお別れが刻一刻と近づいていて


とてつもなく寂しい・・・


子リス姿がめっちゃ可愛かった♪


梨生と健の話もほのぼのとして良かったけど、


それよりも詩春と松永さんを早く!!って思ってしまったよ(‐∀‐;)


次巻から最終章のようなので期待したい。

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チケ届きました?

2013-10-18 21:54:16 | 福士誠治〚舞台〛


実は昨日の夜から今日の夕方にかけて、


ず~っと頭痛に襲われていたんですよ(-_-;)


今は治まりましたけど・・・最悪でした。


寒いからなのかと思い、


昨日の夜、更に毛布を増やしたんですけど、


朝になっても頭痛は治まってなかったです(‐∀‐;)



ま、あたしの頭痛話は置いといて、


みなさま舞台『真田十勇士』のチケ届きましたか?


これって届くまでドキドキするよね~。


ホントにチケ取れたのかとか、


ちゃんとお金入金出来てるのかとかさ。


入金しても入金確認しましたってメールも来ないじゃん。


だから余計ドキドキハラハラするのよね。


けど無事にチケが届いたのでホッとしました。


待ち遠しいわ~♪(>艸<*)

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巨人、日本シリーズへ!!

2013-10-18 21:40:40 | 野球


やりました~ヽ(´▽`)/


2年連続日本シリーズ進出決定です!!


連覇への夢が近づく。



ってか、巨人の試合観たかったのに、


宮城では民放で楽天の試合放送したのよ~!!


なんでだーーーーーっ!!


みんな楽天ファンだと思うなよ~!!


酷すぎる・・・(T-T)


今日はスポーツニュースのはしごです。



しかし毎年思うがCSやめてくれないかね。


リーグで優勝したチーム同士が戦ってこそ、


日本一ってもんじゃないのかい?


元に戻る日は来るのかな~?



日本シリーズも頑張れ巨人!!

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リーガルハイ 第2話

2013-10-17 23:58:48 | ドラマ


第2話

『逆ギレ天才起業家~“つぶやいたら”名誉毀損?』





漫画を読んでいた黛。

そこへ古美門が起きて来た。


「君が持ち込んだ底無し沼のような案件のせいで

敗北ともいえる判決を受け、

しかもその復帰戦の目処も立たない危機的状況において

必死に読んでるその書物はまさか漫画じゃないだろうね。」


「はい。 昼過ぎまで寝てる人に言われたくありませんし、

漫画を読むくらいの息抜きは認められてしかるべきです。」


「労働の評価は時間ではなく成果であり

成果を挙げていない木偶の坊には息抜きなど認められない。

服部さん、寝覚めにバカと不愉快な会話をしてしまったので

シャワーで洗い流してきます。」


「ごゆっくり。」


「あの人は何故私に対する罵詈雑言のバリエーションが

尽きないんでしょう。」


「何故でしょう。

少女漫画を愛読されるとは黛先生もやはり乙女ですな。」


「ちょっとハマってるのがあるんです。」


若くして成功した実業家が金に溺れて身を滅ぼしていく話で、

主人公が金儲けばっかりの最悪なやつで

そいつが落ちぶれていくさまが痛快なんだとか。

楽しそうに話していた黛だったが、

その漫画が最終回、打ち切りになったようでショックを受ける。



貴和に会いに行った古美門と黛。

2人はクビで判決は受け入れたと言い、

話を聞き入れない貴和。

軽くあしらわれ、帰るしかない古美門と黛。



家へ帰ると服部がPCで動画を見せてくれる。

黛が好きだった漫画のモデル・鮎川光だった。

31歳でインサイダー取引及び25億円の所得隠しの容疑で逮捕され、

2年5ヶ月の実刑判決を受け、出所してきたよう。

今後の予定は事業ではなく裁判だと鮎川。

自分に対する名誉毀損で訴訟を起こすとのこと。

それを見た古美門が鮎川に会いに行くと言う。

鮎川の代理人になれば大儲けだと。



鮎川に会いに行った古美門と黛。

鮎川と古美門は意気投合したように思えたが、

弁護士は雇わないと鮎川。

全部自分でやることにしたと。


「これまで色んな弁護士に会ってきて分かっちゃったんだよね。

この人たちは僕よりもバカだって。

なんで僕より頭が悪い人に金払って頼まなきゃなんないの?

あなただって無敗記録とか言ってたわりに最近負けたそうじゃない。

それに古美門先生、あなたと一緒にされるのも心外だ。

僕は金儲けをしたいと思ったことなど一度もないよ。

あなたとは違うんだ!!」


「ならば何故我々と会うことにした?」


「敵情視察。 先生とは敵として法廷で戦いたいんで。」



漫画家の玉川たまに訴えられたと

編集者から電話がかかって来た。



羽生の事務所では磯貝が鮎川裁判に向かうところ。

意気揚々として出て行くが、意気消沈して帰って来た。

謝罪することになったと・・・

「あいつ滅茶苦茶強えぞ!!」と磯貝。

そこへ漫画家のたまと出版社の人が訪ねて来た。



黛も依頼人・ブロガーの猪野に会っていた。

鮎川から訴えられているよう。

ブログに謝罪文の掲載、該当箇所の削除、

そして損害賠償1,000万円を要求された。


「俺はこのモラルが低下した現代社会に 

ブログで問題提起してるだけだ!

裁判で徹底的に戦うぞ!!」


やる気のない古美門は黛に一任した。

そこへ古美門のところに羽生と本田が会いに来た。


「鮎川裁判で僕たちが担当している案件の1つです。

自分を揶揄している作品だと。」


それはたまの作品だった。


「鮎川光はうちの磯貝先生はじめ名だたる弁護士を

ばったばったと倒しています。

中途半端な和解に応じる気配もない。」


「で?」


「古美門先生、共同弁護しませんか?」


「空耳だと思うのでもう一度言ってくれないか?」


「共同弁護です。」


それを聞いてやる気満々の黛は古美門に一喝される。


「先生が一撃かましてくれたら鮎川も和解を考えると思うんです。

手に手を取り合いましょう。」


「先生、いい話じゃないですか。」


「断る! 私は共同と名のつくものが全て嫌いだし、

手に手を取ってパワーアップするのは

パ ーマンが空を飛ぶ時だけだ!!」


「先生、こういうことは言いたくありませんが、

この間の敗戦で事務所経営的にもピンチなんじゃ・・・」


「愚かなことを言うな。

あれは事故みたいなもんだ。

我が事務所の実績は決して揺るぎはしない。

ですよね? 服部さん。」


「はい。 あっ、いや、それが

クライアントがクモの子を散らすように・・・」


「えっ?」


「無理もありませんね。

負けないのが唯一の売りだった訳ですから。

負けちゃったらただの性格の悪い

ぼったくり野郎でしかありませ~ん。」


「率直に申し上げますと、

どんな仕事でも引き受けていただければありがたいんです。」


「先生、今こそこういう案件をやった方がいいですよ。

今までは絶対勝利に拘るあまり勝ち目の薄訴訟は敬遠しがちでした。

でも今は拘る必要ありません。

だってもう負けちゃったんですから。

更なる飛躍のチャンスと捉えて―」


「羽生くん。 君は無自覚に人の神経を逆なでする傾向があるようだ。」


「So sorry」


「私はまだ負けてないし負けそうな訴訟を敬遠したこともない。

どんな訴訟も必ず勝ってきたんだ!!」


「そうですよね。 鮎川なんて目じゃないですよね。」


「鮎川なんてデコピン1発でキャインキャインだ。」


「デコピン1発で?」


上手い具合に乗せられていた古美門だったが、

あと一歩のところで踏み止まった。


「危な~! 危うく羽生マジックにたらし込まれるところであった!

さあ、さっさと帰りたまえ。」



鮎川裁判。

ブロガー・猪野と黛が入って来た。

そしてブログ裁判が開廷するが・・・

黛は鮎川にやり込められてしまう。

変装して傍聴していた古美門にもバカにされる黛。



次は漫画家裁判が開廷。

羽生が弁護するが、これまた鮎川の方が上手のようで・・・

ここでも変装して傍聴していた古美門だったが、

鮎川に気づかれていた。



たまのところにいる羽生。

たまは謝罪して作品も自主回収すると。

賠償金は出来るだけ少なく出来ないかと言う。


「玉川さんはそれでいいんですか?」


「もうどうでもいいっす。

どうせ打ち切られた作品だし、

これで私の漫画家生命終わったしヒットも出なかったし潮時です。」


「玉川さん。 あなただけがルーザーになっちゃ 駄目だ。

お互いが譲り合ってみんなでハッピーになれる落としどころを―」


そこへ古美門と黛がやって来た。


「ぬるい!!

そんな生ぬるいことを言っているからいいようにやられるんだ。」


「先生。」


たまの作品は素晴らしい、

自主回収なんて駄目だと熱く語る黛。


「私だって回収なんてされたくない。

だってあれは私の勝負作だったんだもん。

お金のためなら何やってもいいと思ってる最低のやつが

叩きのめされる話を描きたかったんです。」


「そのテーマには共感しませんが、

天才気取りが本物の天才に

叩きのめされる物語ならご覧にいれましょう。

賠償金として用意された額を私に払うなら。」


「っていうか誰?」


「本物の天才です。」



裁判にやって来た古美門を歓迎する鮎川。

漫画家裁判開廷。

原告本人の尋問が始まる。


「少年時代から神童と呼ばれた主人公は

その才能を金儲けに使い巨万の富を得るが

人間的な心を失い仲間を裏切り悪行の限りを尽くし

そしてとうとう逮捕され身を滅ぼす。

この物語の一体何が問題なんでしょうか?」


「だからそれは私がモデルだと―」


「その通りモデルはあなたです。」


「古美門先生?」


「誰が見たってあなたですよ。 みんなそう思って読んでいる。

事実どのエピソードもあなたの実話とほぼ一致する。

ノンフィクションと言ってもいいぐらいだ。」


「だから 名誉毀損だと。」


「名誉毀損? まさか自分はこんな人間ではないと

仰りたいんじゃないでしょうね?

あなたはこんな人間ですよ。

この気持ち悪い表情もこの冷たい目つきも

このいやらしい笑い方だってあなたそのものじゃありませんか。」


「それこそが名誉毀損だろ!」


「幼少期よりちやほやされ周りを見下し才能を自慢したくて仕方がない。

貧乏育ち故に金に溺れ女に溺れ調子こいて下手を打って

牢屋にぶち込まれたマヌケ。

紛れもなくあなた自身じゃないか。

この作品があなたの社会的評価を貶めたと言いますが

完全に間違いです。

この作品が連載開始されたのは今から1年半前。

あなたはどうしていましたか?」


「服役していました。」


「その通り。

あなたの社会的評価はもうとっくに地の底に落ちていたんです。

この漫画を読むまでもなく誰もが知っていました。

あなたがろくでなしだと。

この作品は当たり前の事実を当たり前に描いているだけです。

だから ヒットしなかったのかもしれませんね。」


「フィクションは一つもないと?」


「ありません。

鮎川さんあなたの名誉を毀損したのはこの作品ではない。

あなた自身だ。

そもそも IT業界を席巻し様々な規制を取り払い

表現と創作の自由を愛していたのはあなた自身のはずだ。

自分が批判された途端、規制主義者になりましたか?

そのような行為こそあなたの評価を低下させていることに

何故気付かないんでしょう。

表現の自由は民主主義の根幹を成すものです。

不満があるなら言論統制され

自由に物も言えない独裁国家へ亡命したまえ。

さぞ住み心地がいいことでしょう。 以上です。」



事務所に戻って来た。


「さすがです。 ホントにデコピン1発でキャインキャインだ!」


手を合わせる羽生と古美門。


「当然の結果過ぎてなんの感慨もないけどね。」


主人公が鮎川だって認めたのは拙くないかと本田。

27話で主人公が企業買収のため小さな町工場に目をつけ、

自分たちが経営者になったら町工場を優遇すると言っときながら、

買収した途端、発言を翻し真っ先に切り捨て、工場は倒産。

社長は失意のあまりに自殺したというエピソードだった。

調べてみたがそんな事実はなかった。

たま本人は口を濁していたとのこと。


「完全に創作した話ね。

次は玉川さんの本人尋問でしょ。

鮎川は間違いなくここを突いてくるわ。」


「拙いんじゃないですか? 先生。」


「バカ共と共に仕事をするのは本当に骨が折れるねえ。」


「それくらいのこと古美門先生が予見されない訳がありません。」


「あれだけ綿密なリサーチをして描いている作品で

1話だけ作り話なんてことがあるわけなかろう。」


「実話だというんですか?」


「その通り。 既に調査済みだ。

君たちのサークル活動と違って

うちには優秀なる調査員がいるのでね。」


「噂の忍びの者ですね。 会ってみたいな。」


「忍びは決して姿を見せないものだ。」


そこへ蘭丸が登場し、結局みんなにバレた。


「玉川たま自身の話?」


「そう。 彼女は隠してるけど実家は元々

平山部品加工っていう小さな町工場でさ。

豊和エレクトロンの孫請けで8年前に倒産してる。」


「鮎川氏が豊和エレクトロンを買収したころですな。」


「うん。 まんま実家の話ってわけ。」


けど父親は自殺してないらしい。

借金しまくって首が回らなくなった揚げ句、

詐欺まがいのことやって捕まって

実刑は免れたけど自己破産したそう。

今は田舎でひっそりと暮らしてるとのこと。


「拙くない?」


「拙くない。

その程度の脚色は許容範囲だと主張する。

勿論こちらも多少の痛手は負うだろうが鮎川にとっては致命傷だ。

これは鮎川の息の根を止める爆弾だよ。

何も知らずに食いついてくれば逆にやつを木っ端微塵に吹っ飛ばす。

羽生くん、戦術とはこういうものを言うんだ。」



たまのところへ行く古美門たち。

たまは父親のことを覚えていない鮎川への復讐で

漫画を描いたと。


「あいつがどんなやつか世の中に知らしめるために描いたんです。

何が悪いんですか?」


「何も悪くない。

鮎川は作り話だと思って攻めてくる。

君は今言ったことをそのままガツンとぶつけてやれ!

ノックダウンだ。」


「証言するんですか?」


「勿論だ。 気が進みませんか?」


「父は田舎で静かに人生をやり直そうとしてます。

過去をほじくるのはちょっと・・・」


「父親が自己破産したことや詐欺で捕まったことは

世間に知られたくないと?

相手は傷つけたいが自分は傷つきたくない。

そういうことですか?

鮎川のことを叩きのめしたいなら自分のことも全部さらしなさい!

鮎川と刺し違える覚悟で描け。

それが表現者というもんでしょ!

証言はしてもらいます!!」



自転車で帰る古美門の隣を走る羽生。


「誰が得するんでしょう。」


「えっ?」


「この爆弾が爆発したらプライバシーの暴露合戦になる。

玉川さんも お父さんも鮎川もみんなが傷つく。」


「裁判とはそういうものじゃ!!」


「僕はそう思いません。

双方がウィンウィンになる道を見つけるために

裁判はあるはずです!」


「ウィンウィン?

羽生くん、敗者がいるから勝者がいるんだ!

訴訟は勝つか負けるかのギャンブルだ!!」



羽生に会いに行く黛。

断られたのにまた事務所に誘う羽生。


「古美門先生のやり方に賛同してるんですか?

大事なことは勝ち負けじゃない。

みんなが幸せになることだ。 そうは思いませんか?」


「そりゃ思うけど理想過ぎるんじゃないかな。

私たちに出来るのは依頼者を勝たせることだよ。」


「理想を追い求めるのが僕の事務所です。

そしてうちに最も相応しいのが黛先生のはずです。

見てて下さい。 僕のやり方を。」



一緒にビリヤードをしている羽生と鮎川。

和解しないかと提案する羽生はたまの話をしてしまう。


その頃、鮎川の動画を見ていた古美門。

弁護士をバカにする発言をする鮎川。



漫画化裁判開廷。

鮎川は羽生から聞いた話をたまにぶつける。

自分への個人的な復讐だと。



羽生を睨む古美門。


「こちらにあったはずの爆弾がいつの間にか

敵の手に渡っていて投げつけられた。

一体どういうことなんだろうねミスター・ウィンウィン。」


「これ以上 争いを続けても誰も幸せにならない。

僕は玉川さんのことだけじゃなく鮎川のことも守ろうとしたんです。

彼が何故リスクを冒して戦いを続けるのか理解出来ない。」


「確かに君は全く分かっていない。

鮎川という男もこの裁判の本質も。

球団が欲しかった時はマスコットの着ぐるみを着て踊りまくり、

エンターテインメント業界に進出した時は

AV女優を集めてどんちゃん騒ぎをした男だぞ。

見せ物になることもバカにされることもへとも思ってない。

初めから名誉なんてどうでもいいやつなんだよ。」


「じゃあどうして名誉毀損で―」


「別に名誉毀損じゃなくても良かったんだ。」


「要するに金じゃん?

こっちの裁判も和解には応じないって言ってきた。

賠償金を1円たりとも値切りたくないのよ。」


「それも違う。 あいつは金儲けなんてなんの興味もない。」


「じゃあ一体・・・」


「やつにとって裁判はただのマイブームだ。」


「マイブーム?」


「司法試験を受けなくても弁護士プレーを楽しめる方法が1つある。」


「本人訴訟。」


「その通り。 だからどんなに好条件だろうが

どんなに脅そうが和解はしない。

ただ只管法廷で争っていたいんだ。」


そんな相手とどうやって戦えば・・・と。

その時、服部が漫画を読んで笑う。

読んでみると面白いと、主人公が魅力的だと言う。

悪いようにしか描かれてないと言う黛。


「確かに悪意を持ってしか描かれていないようですけども、

私は不思議とこの主人公恨む気持ちにはなれませんな。」


「先生。」


「反撃だ。」



漫画家裁判。


「玉川たま作『破壊の天才』。

そもそもこの作品は鮎川さんの名誉を毀損しているのでしょうか?」


「今更何言ってんだか。」


「名誉毀損とは何か。

本人が傷ついたかどうか、表現者が悪意を持っていたかどうか。

いえ、法的には違います。

それを受け取る多くの人々がどう感じたかが問題なんです。」


ランダムに選んだ読者にアンケートを取ったと古美門。

主人公をどう思うかの質問にはネガティブな感想が殆どだが、

主人公に魅力を感じるかの質問には、

感じる、やや感じるが70%以上を占めたと。


「つまりこの主人公は魅力的なんです。

玉川さんは確かに悪意を持って描きました。

しかし、ただ憎んでいるのみの人間を

果たして主人公として描けるものでしょうか?

人間とは表現と心情が必ずしも一致するとは限りません。

本人にさえ自分の本心など分からないのかもしれない。

玉川さんの深層心理にはあなたへの好意と敬意が潜んでおり、

それが図らずも作品に滲み出ているのではないでしょうか。

だからこそ読者は主人公を魅力的な人物として感じているんです。

この作品は鮎川さんの名誉を毀損してはおりません。

それどころか鮎川さんの社会的イメージを

向上させているものであります。」


漫画本を手に取り、台詞などを例に上げ対抗する鮎川。

それをことごとく返り討ちにする古美門。


「もっとやろう。 裁判に遊びも趣味もない。

喧嘩を売ったからには和解なんて許さない。

勝つか負けるか最後まで徹底的に戦うぞ。」


「望むところです。」



結局、古美門が勝ったよう。

鮎川は全ての訴訟を取り下げたらしい。


「尤もだろうね。 この私ととことん戦った後では

雑魚弁護士相手などバカバカしくてやってられないだろう。」


「マイブームが終わったということですね。」


「まあ天才というのは気まぐれなもんでございますな。」


「振り回される方は大迷惑ですよ。」


「古美門先生今回は勉強になりました。

でも丸く収まったのは偶々です。

やはり僕は争いを回避しみんなが幸せになる道を

目指すべきだと思います。」


「勝手にしたまえ。 私が君に言いたいことは、

今回の弁護士費用は1,000万にまけておくから

足りない分は君の事務所が

きっちり払ってくれたまえということだけだ。」



鮎川を訪ねる古美門。

ダイビングのライセンスを取ろうと思ってると言い、

練習している鮎川。


「既に次のブーム到来か。」


「話って何? あっ、顧問契約とかなら無理だよ。

今の僕はあなたを雇えるほど稼ぎがないから。」


「あなたが裁判を起こした理由は

裁判そのものをやってみたかったから。

だがそれだけですか?」


「えっ?」


「『破壊の天才』が今回の件で再注目を集め

増刷が決まったそうですよ。

掲載誌も青年誌に変えて連載再開ということになりそうだと。」


「ふ~ん。 そうなんだ。」


「最初からこれが目的だったのか?

玉川たまを覚えていないわけはなく、

初めからこのために『破壊の天才』を訴えた。

注目を集めるために予め何十という訴訟を起こし

世間を騒がせといてね。 凄いことを考えるね。」


「もしそうだったら?」


「君の個人的な罪滅ぼしに私がまんまと利用されたことになる。」


「玉川さんに伝えておいてよ。

連載再開なら次はもっと脚を長く描いといてって。」


「あなたに弁護士ブームが再来しないことを祈るよ。」



たまのところへ行っている黛。

鮎川が騒いだお陰で連載が再開になり複雑だとたま。

黛は作品に魅力があったから再評価されたのだと。



貴和に面会に行く古美門と黛。


「今回の裁判で改めて思ったんです。

言葉や表現を額面通りに受け取るべきじゃない。

その人の心の奥底を思いはかることが大事だって。

それで貴和さんのことをずっと考えてました。

なんで私たちをからかうような態度ばっかりとるんだろうって。

あなたも苦しんでるからです。

自分は有罪になるべきだという思いと

死刑にはなりたくないという恐怖の間で 苦しんでる。

私たちにぶつけて下さい。

貴和さんの心の中の泥を私たちが全部受け止めます。」


「話したくないことは話さない。 嘘もつくわ。

それでも勝てるの?」


「むしろその方が勝てます。

上告趣意書にサインさえしてくれれば。」



羽生は黛の写真を笑顔で眺めていた。


「目処は立った? 古美門事務所を倒す計画の。」


「もう始まってるよ。」



事務所で食事中の古美門と黛。


「褒めて下さい。 貴和さんを説得したのは私です。」


「期限内に上告することは分かっていた。

自分の手柄だと思い込めるとは相変わらず脳みそが お花畑だな。」


「フフン♪」


「なんだ気色悪い。」


「人間とは表現と心情が必ずしも一致するとは限らない。

先生も深層心理にある私への好意が

罵詈雑言となって表れているんですね。」


「どうすればそんな都合のいい解釈が出来るんだ。」


「それでバリエーションが尽きないわけですな。」


「そういうことですね。」


「服部さんまでやめて下さい。

好意などミジンコの鼻くそほどもない。

バカだからバカだと言ってるだけだ。

ぽんこつガニ股提灯パンツ!!」


「はいはい。 そんなに愛情示さなくていいですって。」


「ハートが強過ぎる。 直球で罵ってるんだよ!

CTスキャンで脳みそに虫が湧いてないか調べてもらえ!」


「尽きませんなあ。 うん。」


「ひょっとしたら私、モテ期来てるかも。」


「来てな~い!!」





面白かった!!


その一言に尽きる。


鮎川との裁判傑作だったよ。


髪型の分け目って(笑)


羽生くんはイマイチ掴めないね~。


ウィンウィンは・・・理想だけどあたしも無理だと思う。


それが成立するなら裁判なんてならないんじゃ・・・


貴和は上告決定のよう。


どうなるのか気になるわ~。





【リーガル・ハイ】

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第8話 第9話 第10話 最終話

スペシャルドラマ リーガル・ハイ


【リーガルハイ】

第1話

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思い出のとき修理します / 谷瑞恵

2013-10-16 22:33:20 | 小説・その他本


   

仕事にも恋にも疲れ、都会を離れた美容師の明里。
引っ越し先の、子供の頃に少しだけ過ごした思い出の商店街で
奇妙なプレートを飾った店を見つける。
実は時計店だったそこを営む青年と知り合い、
商店街で起こるちょっぴり不思議な事件に巻き込まれるうち、
彼に惹かれてゆくが、明里は、ある秘密を抱えていて…。
どこか懐かしい商店街が舞台の、心を癒やす連作短編集。





いい。 これ好き。


心温まる優しい作品。


明里はちょっと好きになれない部分もあるけど、


時計屋さんはとても魅力的。


そして太一がミステリアスというか・・・不思議な感じ。


神出鬼没なんだよな~。


太一は謎だわ。


早く2も読まなきゃ!!

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