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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

「ありがとう」を口癖にする子どもはいじめられない

2007-07-09 04:37:12 | Weblog
日ごろから、感謝の言葉を使っている子どもはいじめられることがありません。
私は、よく学校で話すのですが、これは真実です。

これほど多くの子どもたちがいますが、
いじめられる子が特定の子に定まってしまうのはなぜでしょうか?
その原因にいじめられる子にもエゴがあるからです。

いじめられる子は普通、感謝なんてできないと思われがちです。
しかし、あなたはありがとうと感謝する人をいじめることができますか?
教科書を貸してあげて、ありがとうと感謝されたら、
「ありがとうってどういうことだ」なんて怒りません。
だれだって、「あぁ」というだけです。

例えば、いじめられる子が、部活動の中止を友達が教えてくれたら、
「もう知っているよ」「あぁ」とか「分かった」などと言っていないで、
「ありがとう」と感謝すればいいのです。
そうしたら、何の問題もなくいじめられなくなります。
それを、「もう知っているよ」と言うことで、
「あなたより情報が早いんだよ」などと暗に主張し、
つまらない意地を張ってしまうのです。
これで少しは負けた気にでもなるかもしれませんが、
「ありがとう」と言ってしまえばよいのです。
これが言えないところにエゴを感じるのです。
「ありがとう」と言って、エゴを捨て、
感謝をしているところにいじめや苦しみはありません。
仕事や家庭で苦しむ大人の多くも、やはりエゴが強いのです。
苦しいのは、自分の思い通りにならないからなのです。
これだけ頑張っているのだから、
もう少し高く評価してほしい、
ねぎらってほしいと考えているのです。

毎日ご飯が食べられる、
安心して生活ができるということに感謝すべきところなのです。
「ありがとう」と言って感謝をすることで、あらゆる苦しみから解放されます。
そして、結果として望みどおりの人生が描けるわけです。
例えば、船井幸雄さん、斎藤一人さん、五日市剛さん、稲盛和男さんなども
感謝をとても強調しています。
エゴを捨てて、感謝している人は皆、望みどおりの人生を描くことができます。
感謝は人間関係の基本ですが、
特に自己イメージの低い子どもは、
自分なんか何の役にも立たない、
何の取りえもないと思っています。

そういう子どもが、「ありがとう」と言われると、
すごくうれしそうな顔をするものです。
不登校や非行少年でも同じです。
自分たちは社会で役に立っていない、
邪魔な存在だと思っていますし、人からもそう言われてきた。
そういう子どもが、人から感謝されると、
こんな自分でも何か人の役に立てるのかと、うれしそうな顔をします。
自分みたいな者でも、役に立つことがあるんだ、
いてもいいんだと思えるわけです。「ありがとう」という言葉は
どんどん口から出してよい言葉です。