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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

できる人の勉強法

2008-11-17 06:16:11 | Weblog
皆さん こんにちは
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できる人の勉強法 中経出版
著 安河内哲也

1.ノウハウの概要
予備校のカリスマ講師である著者が資格試験、大学受験、
社内昇格試験など、どんな試験も合格へと導く
「時間対効果の勉強法」を公開しています。

短時間の勉強で実力UP するためのコツ、
超効率的な暗記法、
やる気を維持する方法など著者自身の経験による
ノウハウを紹介しています。

時間対効果を上げる『おけのきも』勉強法のほか、
皿まわし暗記法、
スパイラル暗記法、
1 対1ノート術などのテクニックも紹介しています。

2.一言で説明すると?
勉強は「訓練と暗記」、
無駄なノートは作らず1 冊の参考書に集中して、
音読や記憶のメンテナンスを継続的にくり返すことで
学習効果がUPするとのことです。

3.ノウハウ7つのポイント
(1)おけのきも勉強法
お(音読)
 音で覚えたものは忘れないため、
 覚えたいことは徹底して声に出して読む。
 テキストや参考書は必ず2~3 回音読する。
け(健康)
 健康の基本は『早起き、朝食、排便』。勉強をするには
 早起きがベストです。
 眠いのを我慢して勉強しても脳は働かないため、
 眠い時は寝て翌朝勉強する。
の(能率)
 勉強は『訓練と暗記』。ノートのまとめ、
 バインダー作りはただの作業です。
 ムダな作業はドンドン切り捨てる。
き(興味)
 イヤイヤ勉強しても脳は拒否反応を示すだけです。
 『努力』=『イヤなことを無理やりやる』ではなく、
 『努力』=『楽しくなるように、一生懸命に工夫すること』と
 定義づけ、自分の趣味の中に勉強を取り込めるよう知恵をしぼる。
も(目標)
 どんなことでも行動するときには『目標』が必要です。
 こじつけでも良いので、何のために勉強するのか『理由』を探す。

(2)1 日の勉強時間より『継続』が大切です。
勉強は継続することが大切です。
1 日何時間勉強したかということよりも、
30 秒でもいいので毎日続けること。

(3)『一気に集中、ちょこっと休憩』のリズムで効率を上げる
30 分間集中して速くやる。
その後5 分間休み、さらに次の30 分間集中して勉強する。
このリズムで2~3 時間集中を継続させる。
また、30 分で科目を変えるなど、
勉強の内容を変えると飽きずにできる。

(4)スパイラル暗記法
最初は浅く、次はちょっと深く、
さらに次はもうちょっと深かめて勉強する。
そうすることで、反復・繰り返しがされ、
効果的に暗記できるようになる。
教科書を例にすると、
最初はざっと一冊を一読して全体の流れをつかみ、
次に教科書の太字の部分を覚え、
さらに重要語句をチェックし、
それが終われば注釈も読む。という
具合に理解度をだんだんと深めていく。

(5)皿回し暗記法
人間は覚えたことの8 割は1 ヵ月後に忘れてしまう。
一度覚えたからといってそのままにしておくとドンドン忘れ、
せっかく暗記してもすべてムダになってしまう。
そのためには定期的なメンテナンスを心がける。

(6)1 対1 ノート術
100 のことをノートに書いても1 しか覚えなければ、
あとの99 はゴミでしかない。
ノート作りは勉強ではないため、
『覚えないことは書かない』『書いたら覚える』ようにする。
ノート作成については小型の携帯しやすいノートや手帳を選び、
すべてを1 冊のノートにまとめ、反復して絶対に暗記する。

(7)1 冊の参考書を使い込む
参考書を何冊も持っている人は
『参考書を買ってながめる』ことに満足している。
あれこれ手を出さず、
1分野につき1冊の参考書を選び、
それがボロボロになるまで繰り返して読む。

4.総評
自身の経験と、予備校の講師として
多くの受験生を見てきた経験が随所に表現されています。
またスランプの脱出法などマインド的な部分にも
触れられており、
非常にバランスが取れたノウハウですが
実際にやれるかと言うとやや疑問です。
皿回し暗記法の頻度や期間、
勉強を進める順番などにも触れていると、
さらにわかりやすくなります。

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