コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

いざというとき教養の底力が出る

2018-03-02 06:58:58 | Weblog
ある強要のある人との会話で
「これでしばらく安泰だと思うよ」と一人がいうと、
すかさず「バーナムの森が動くまでは、ね」
と返していました。

それを聞いた私は
「カッコいいなあ」と感心しました。

バーナムの森とは、
シェイクスピアの『マクベス』に出てくる有名なシーンです。
欧米の教養の高い人には、
話と話の間にそうした教養がごく自然ににじみ出てくることに、
しばしば感嘆してしまいます。

「教養は武器である」という言葉をよく聞きます。

一流の人は、
専門的な知識やスキルだけでなく、
幅広い教養を身につけています。
その教養が専門的な知識やスキルをさらに磨きあげ、
本物の光を放つようになるのです。
そして、
文化的な知識や体験を広く身につけている人は
何より人間として魅力的です。

私はクラッシック音楽が好きで、
コンサートによく行きますが、
音楽は人間性の探究の精神を昇華させたものを感じます。
ここに1万円以上かける人たち、
一緒にいるだけで匂いが違いますね。
「今日のファゴットはよく歌っていますね」
なんて言う会話を聞くと
教養の底力を感じます。

海外のコンサートホールでは、
正装で出かけることが常識です。

昼間はかっちりとしたスーツ姿のキャリアウーマンも
みごとなレディとなり出かけます。
男性も非の打ちどころのないジェントルマンです。

そういう世界を日常的に生活の一部としている人と、
スキルアップだけに追われてきた人とでは、
人間的に大きな差ができてしまうのは
当然のように感じてしまいます。


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