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今日は第2弾を紹介します
書籍名:脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」
発行所:PHP研究所
著 者:茂木健一郎
職 業:脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所
シニアリサーチャー
東京大学大学院連携教授、東京藝術大学非常勤講師。テレ
ビタレントとしても活躍中。
略 歴:1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部
卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課
程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を
経て現職。
1.ノウハウの概要
小さい頃の著者はほとんど親から「勉強しなさい」と言われ
たことがなく、勉強が面白くて自ら進んで勉強していた。現
在の脳科学者としての見地からも、当時の自分が行っていた
楽しみや喜びをともなう勉強法が理にかなっていることが言
える。「脳を活かす勉強法とは」脳の特性を知り、「いかに
して自分の脳を喜ばせるか」ということに焦点を合わせた勉
強法であり、以下の3つの仕組みにより構成されている。
●「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化す
る。
●「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
●「集中力」を徹底的に身に付ける。
2.ノウハウを一言で説明すると?
限られた時間で、最速で、集中して勉強することで脳を鍛
える。そしてその達成感により脳からドーパミンが放出さ
れ快楽となり、「楽しい」→「さらに勉強」→「うまくい
く」と言ったサイクルが自然に出来上がる。
3.ノウハウ7つのポイント
(1) 強化学習のサイクルを回す。
「やった、できた!」という達成感や喜びにより、ドーパ
ミン(快感を生み出す脳内物質)を分泌させて、行動を2回、
3回と繰り返していく「強化学習」のサイクルを回す。
一旦ドーパミンによる強化学習のサイクルが回り出せば、あ
とはうまくいく。
(2) タイムプレッシャーの活用
自分の作業に制限時間を設け(タイムプレッシャー)、ハー
ドルを上げることで、やる気と達成時の喜びを倍増させる。タ
イムプレッシャーを設定する際には、他人から強要されない、
他人と比較しない、楽しみながらやることがポイント。
そして、少しでも前に進めれば脳は喜ぶ。
(3) 集中力を養う「鶴の恩返し勉強法」
「●明日の朝までに、●たくさん織物を、●恩返しの為にな
んとしても完成させよう!」と鶴の姿に戻り、人目を気にせ
ずなりふりかまわず、はたをおる鶴のような行動。
具体的には次の3つの要素から集中力を養う
● 速さ‥作業スピードを極限まで速くすること
● 分量‥とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
● 没入感‥周囲の雑音が入らないほど夢中になること
(4) 細切れ時間の活用
「7時ちょうどになったら勉強を始めよう」といった考えで
はダメ。
例え中途半端な時間でも、思い立ったらすぐにパッと一瞬で
集中して勉強する。
トイレ、お風呂、電車待ち、移動中、エレベーターの中など、
1分、2分という時間でも集中して細切れ時間を有効に使う。
(5) 全文暗記単語カードの活用
大き目のカードの表に教科書のポイントとなる文章を書き写
す。文章中特に暗記した方が良い単語や用語を空欄にしてお
き、裏側にその答えを書いておく。このカードを細切れ時間
に活用する。
(6)モダリティを駆使した記憶法
(「モダリティ」:視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚の五感、
自分の動機、心情など、さまざまな機能のこと)
例えば、英語を勉強する際には、英語を黙読するだけでは
なく、耳で聞く、目で見る、声に出して読む、手で書く、と
いったさまざまなモダリティを使って覚えることによって、
より記憶を定着させることができる。
(7) 脳のゴールデンタイムを活用
記憶が整理蓄積されるのは睡眠中であるため、夜になると
脳内では未整理の記憶でいっぱいになる。一方朝は寝てい
る間に記憶が整理されるため、脳がクリアな状態になって
いる。そのため朝は最も脳がパワーを発揮しやすい時間帯
―「脳のゴールデンタイム」である。十分な睡眠をとり、記
憶力の強化や集中して行う作業は朝のゴールデンタイムを
積極的に活用することがオススメ。
4.総評
脳科学者の観点から脳の機能に適合した勉強法を紹介して
いる。全体として一般論的、基本的な内容になっているた
め、学生、社会人の勉強などさまざまなシーンへの応用は
効くが、その反面テクニック的な具体的方法が乏しい。
「好きこそ物の上手なれ」と言うように、勉強が楽しくな
ればドーパミンが分泌され強化サイクルが自動的に回り出
すが、多くの人はそこまでにたどり着くまでの壁が大きい
のではないか?と感じられる。
教育・コーチング話題は
⇒ http://www.katch.ne.jp/~k-kami/
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書籍名:脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」
発行所:PHP研究所
著 者:茂木健一郎
職 業:脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所
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東京大学大学院連携教授、東京藝術大学非常勤講師。テレ
ビタレントとしても活躍中。
略 歴:1962年東京生まれ。東京大学理学部、法学部
卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課
程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を
経て現職。
1.ノウハウの概要
小さい頃の著者はほとんど親から「勉強しなさい」と言われ
たことがなく、勉強が面白くて自ら進んで勉強していた。現
在の脳科学者としての見地からも、当時の自分が行っていた
楽しみや喜びをともなう勉強法が理にかなっていることが言
える。「脳を活かす勉強法とは」脳の特性を知り、「いかに
して自分の脳を喜ばせるか」ということに焦点を合わせた勉
強法であり、以下の3つの仕組みにより構成されている。
●「ドーパミン」による「強化学習」によって、脳を強化す
る。
●「タイムプレッシャー」によって、脳の持続力を鍛える。
●「集中力」を徹底的に身に付ける。
2.ノウハウを一言で説明すると?
限られた時間で、最速で、集中して勉強することで脳を鍛
える。そしてその達成感により脳からドーパミンが放出さ
れ快楽となり、「楽しい」→「さらに勉強」→「うまくい
く」と言ったサイクルが自然に出来上がる。
3.ノウハウ7つのポイント
(1) 強化学習のサイクルを回す。
「やった、できた!」という達成感や喜びにより、ドーパ
ミン(快感を生み出す脳内物質)を分泌させて、行動を2回、
3回と繰り返していく「強化学習」のサイクルを回す。
一旦ドーパミンによる強化学習のサイクルが回り出せば、あ
とはうまくいく。
(2) タイムプレッシャーの活用
自分の作業に制限時間を設け(タイムプレッシャー)、ハー
ドルを上げることで、やる気と達成時の喜びを倍増させる。タ
イムプレッシャーを設定する際には、他人から強要されない、
他人と比較しない、楽しみながらやることがポイント。
そして、少しでも前に進めれば脳は喜ぶ。
(3) 集中力を養う「鶴の恩返し勉強法」
「●明日の朝までに、●たくさん織物を、●恩返しの為にな
んとしても完成させよう!」と鶴の姿に戻り、人目を気にせ
ずなりふりかまわず、はたをおる鶴のような行動。
具体的には次の3つの要素から集中力を養う
● 速さ‥作業スピードを極限まで速くすること
● 分量‥とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
● 没入感‥周囲の雑音が入らないほど夢中になること
(4) 細切れ時間の活用
「7時ちょうどになったら勉強を始めよう」といった考えで
はダメ。
例え中途半端な時間でも、思い立ったらすぐにパッと一瞬で
集中して勉強する。
トイレ、お風呂、電車待ち、移動中、エレベーターの中など、
1分、2分という時間でも集中して細切れ時間を有効に使う。
(5) 全文暗記単語カードの活用
大き目のカードの表に教科書のポイントとなる文章を書き写
す。文章中特に暗記した方が良い単語や用語を空欄にしてお
き、裏側にその答えを書いておく。このカードを細切れ時間
に活用する。
(6)モダリティを駆使した記憶法
(「モダリティ」:視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚の五感、
自分の動機、心情など、さまざまな機能のこと)
例えば、英語を勉強する際には、英語を黙読するだけでは
なく、耳で聞く、目で見る、声に出して読む、手で書く、と
いったさまざまなモダリティを使って覚えることによって、
より記憶を定着させることができる。
(7) 脳のゴールデンタイムを活用
記憶が整理蓄積されるのは睡眠中であるため、夜になると
脳内では未整理の記憶でいっぱいになる。一方朝は寝てい
る間に記憶が整理されるため、脳がクリアな状態になって
いる。そのため朝は最も脳がパワーを発揮しやすい時間帯
―「脳のゴールデンタイム」である。十分な睡眠をとり、記
憶力の強化や集中して行う作業は朝のゴールデンタイムを
積極的に活用することがオススメ。
4.総評
脳科学者の観点から脳の機能に適合した勉強法を紹介して
いる。全体として一般論的、基本的な内容になっているた
め、学生、社会人の勉強などさまざまなシーンへの応用は
効くが、その反面テクニック的な具体的方法が乏しい。
「好きこそ物の上手なれ」と言うように、勉強が楽しくな
ればドーパミンが分泌され強化サイクルが自動的に回り出
すが、多くの人はそこまでにたどり着くまでの壁が大きい
のではないか?と感じられる。
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