人生を楽しく生きる３つの条件

今は亡き船井幸雄氏から
学んだことは多くあります。

そのひとつに
「人生を楽しく生きる３つの条件」
があります。

第１は「勉強好き」です。
ここでいう勉強とは
学校で生んだ勉強のみをさしているのではありません。

勉強好きというのは、
知らないことを知るのが好きということで、
人間知れば知るほど器量が大きくなります
要するに好奇心をもって臨むことです。

第２に「素直」です。
これは自分の知らないこと、
わからないことを否定しないことです。
否定というのは、
器量を縮める最大の要因ですから、
よほど確信がない限り否定の言葉など使わないことです。

人との対立や不快感は、
双方の素直さの欠如からくることが多いようです。

本音をいえば相手にもそうふるまってもらいたいが、
まずはこっちからはじめるしかないのです。

第３に「プラス発想」です。
人間の思うことは実現します。
良いことを思えば良くなります。
悪いことを思えば悪くなります。
それゆえ、
常に良いこと、
良くなることを思うのです。

ブラス発想というのは
あらゆる場面で人生を快適に送る秘訣と言えます。

たとえば
「自分はだめな人間だ」と思う代わりに
「自分を有用な人間だ」と思う。
失敗したら
「いい経験をした」と思い、
失恋したら
「真の恋人に巡り逢う機会が訪れた」と思うのです。

実際に何事かを成し遂げた人たちの
経験談を聞いたり読んだりしていると、
こちらがゾッとするほどの試練を繰り返しています。

ところが彼らが常人と違うところは、
そういう中で信じられないくらいブラス発想をしていることです。

大富豪のロックフェラーは
「災難が起きるたびに、結果的にそれがよかったといえるように努力した」
と言っています。

成功者はどんな人でも
この3つの条件を揃えているようです。