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コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

恐怖心を煽らない人材育成

2013-02-04 22:21:14 | Weblog
新聞やTVで
体罰による教育問題が報じられている。
誠に残念なことである。

私自身幼い頃に、
「竹刀を持った先生」や
「叩かれた先生」のことが
記憶から消すことができない強烈な残影になっています。

恐怖心はそれだけ強い影響力があることがうかがわれます。

しかし、体罰は本当に教育的効果があるんであろうか?
まず、
体罰で子どもが動くこともある理由を説明します。

子どもが動くと言っても、
子どもが意欲的になったわけではありません。
外的な強制力でそうせざるしかない状況に追い込まれたのです。

フロイトよると、
人が行動を起こすときの原動力になるのは
「痛み」と「快楽」のであるそうだ。

すなわち
『人は、痛みを避け、快楽を求める』ということです。

体罰や叱責など、
子どもに恐怖を与えることは、
子どもにはそれを避けるために
強烈な行動を起こさざるを得ない。

いわゆる「火事場のバカ力」も
これと似たところがあるかもしれません。

しかし、
体罰を受ける恐怖、
それからなんとか逃げなければいけないと、
人に顔色を伺うようになります。

そして、
脳を中心としたダメージは
計り知れないほどのものがあります。

自分で自分を厳しい環境に追い込むのならともかく、
他人がこのように指導しても、
最終的には効果が期待できません。


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