基本を一番大切にする

仕事を行っていると､
陥ってしまう大きな落とし穴があります｡

その落とし穴とは
､計算高く頭のよい人に限って､
自分の能力を過信してしまい､
基本の部分を軽視してしまう傾向があることです｡

テストですべての答えがわかったとしても､
答案用紙に名前を書き忘れたり､
解答欄を一つずらして記入したら､
その人の点数は０点です｡

そんな基本的なことでミスをするのか・・､
と思うかもしれませんが､
結構ミスをする人は多いのです｡

本当に優秀な人とは､
基本的なことほどきちんとやる人です｡
というよりも､
基本的なことをきちんとやらないと､
何事もうまくいかないのです｡

昨日Jazzのアマチュア演奏会に参加しましたが
音程や音の出し方が話題になりました。
いくら一生懸命やっても､
基礎がしっかりしていない音楽は、
うるさいだけです。

それと同様に､
いくら着飾ってみても､
生活や性格の基本がしっかりしていない人とは､
だれも真剣におつきあいをしたいとは思わないはずです｡

どんなことも､
基本が一番大切です｡

しかもたいてい基本とは､
当たり前のことです。

たとえば
「あいさつをする」とか､
「ありがとうの言葉を忘れない」
「整理整頓に心がける」
というようなこと､
これが基本です｡

でもきっと多くの場合､
それらのことを指摘された時に､
いちいち細かいことをうるさいな､
と思うでしょう｡

基本とは､そういうものです｡
単純簡単で当たり前なことだけれど､
継続していくのはなかなか難しいようです｡

ですから、
きちんと継続して､
毎日の歯磨きのように習慣化することです。