感性のレーダーを研ぎ澄ます

昨日セレンディピティを
紹介しました。

セレンディピティとは
「偶然を偶然として無視しない力」だと定義しました。

偶然が起きたとき、
何も感じない人と、
それが何かに応用できるのではないかと考える人がいます。

どちらが成功のカギを握っているかは、言うまでもありません。

そして「偶然」とは、
何か特別なことが起きた瞬間ではなく、
日常の出来事の中から拾い上げるのです。

偶然からインスピレーションを得るためには、
感性のレーダーを磨き、
あらゆる方向に張り巡らせておくことです。

何を見ても驚くことなく、
何を聞いても「そんなこと、知っているよ」と
お高くくくっていると、
感性はどんどん鈍くなってしまいます。
感性が鈍くなると、
発想も貧弱になります。

だから、
何でも当たり前だと考えるのではなく、
当たり前のことにこそ驚くクセをつけたいものです。

驚くのは、「無理やり」でも構いません。

無理やり感動していると、
脳がダマされて、
どんなことにも自然と感動するようになるからです。

セレンディピティという能力は、
常に驚き、
感動することで磨かれていくのです。