コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

コーチングと力ウンセリングの違い

2023-03-16 08:15:42 | Weblog
コーチングとよく似たものに
力ウンセリングのがあります。

カウンセリングは、
精神の病気を抱えている人から、
精神面の健康レベルが高い人まで
幅広く対象とします。

そしてそこで行なっているのは、
その人の内面の世界での作業が中心です。

一方コーチングは、
精神面の健康レベルが高い人を対象とします。

そして、
そこで行なわれることは、
目標に向けて行動を起こすことを
サポーすることです。

クライアントは
現実レベルの世界における行動面の作業です。

このため、
コーチングでは、
行動に焦点を絞って話をしていくのです。


意味を見出せたら自発的になれる

2023-03-14 08:05:42 | Weblog
コーチをしていた学校に、
アクセサリーをしてくる
女子生徒がいました。

先生方が注意してもはずしません。

その子が卒業して遊びに来ました。
一緒に帰る途中で
アクセサリーをはずしだした彼女に
「どうして?」と聞くと、
「これからバイトだから」と。

「先生でははずさないのに、上司が言えばはずすんだ」
とからかうと、
「違うよ。食品を扱うバイトだから。」
「上司ははずせなんて言わないよ」。

意味を見出せば自発的に行動できる。


声のペーシングの裏技

2023-03-13 08:09:15 | Weblog
声のトーンを相手に合わせることは、
相手の身構えを解く
ペーシングのスキルのーつです。

元気のない相手と話す時に、
こちらがハイテンションで
大きな声で話すと、
相手はギャップを感じて
心のシャッターを閉めてしまい ます。

しかし、
こちらが妙に猫なで声を出しても奇妙です。

そのような時の裏技です。

声のトーンをやわらかくしようと思ったら、
同じ大きさでもゆっくり話 してみてください。
ゆっくり話すことで
やわらかいトーンに伝わります。


意志の詰めが甘いと

2023-03-10 08:35:40 | Weblog
部内のコミュニケーションを良くしたいという
ひとのコーチをした時のこと
「何があったらコミュニケーションが良くなりますか?」
と質問したところ、
「朝のあいさつです」と答えられました。

「あいさつをどのようにして始めますか?」
と聞くと、
「まずは自分から朝皆にあいさつをします」

素晴らしいーと思っていたら、
その人は毎朝部下に
「おはようございます」とメールを送っていました。

意志の行動化の詰めが
甘かったようだ。


自分を責めている人をさらに責めていないか

2023-03-09 07:37:25 | Weblog
「私はだめだ」と
自分を責めやすい人がいます。

この人に対して、
「そんなに自分を責めてはいけない」と
言ってしまうことはないでしょうか?

これは実は自分を責めているその人を、
さらに責めている行為といえます。

自分を責めているだけではなく、
さらにあなたから責められたら、
ダブルで責められたその人は
本当につらいものです。

この人には
「お願いだから大目に見てよ」と、
責められているその人の立場になったつもりで
言ってみてください。


教えてばかりいると恨みを買う

2023-03-08 08:14:00 | Weblog
人に教えてもらう体験は、
ある意味「自分は知らない」という、
ちょっとした自尊心がゆらぐ体験でもあります。

教えてもらうことが
必要であるとわかっていても、
またその内容が
どんなに素晴らしいことであっても、
自尊心がゆらぐ可能性はついてきます。

そのために、
教えられてばかりいる人に対して、
「自尊心を傷つける相手」
といった見方を時にしてしまうのです。

教えてばかりいて、
知らない問に相手の恨みを買っていませんか?


「」をどう伝えるか

2023-03-07 07:39:29 | Weblog
「あなたの気持ちがわかる」
という気持ちを伝えたい時があります。

しかし、
「あなたの気持ちはわかるよ」と
言っても共感の気持ちは伝わりません。

むしろ相手は
「そんなに簡単にわかられてたまるか」と思ってしまいます。

そんな時、
相手の話を聞いて、
あなたの身体かどのように反応したのか、
それを伝えてみてください。

「聞いていてドキドキした」
「私も胸が苦しくなった」など。

そのほうが確かに伝わっている、
と相手は受け取ります。


言葉づかいであり方が変わる

2023-03-06 07:54:02 | Weblog
「部下にレポートを書かせる」
「後輩にこの仕事をやらせる」
「報告させる」
人を指導する立場になると、
つい「~させる」という言葉を使ってしまいます。

しかし
「レポートを書かされている」
「仕事をやらされている」
「報告させられている」、
相手がこのように思ってしまったとしたら
どうでしょうか?

そこには自発的に
活き活きと力を発揮する姿はありません。

言葉には力があります。
こちらの言葉づかいで
相手を受身的にさせてしまうのです。


人は責められると守りに入る

2023-03-03 08:02:42 | Weblog
相手がミスをした時には、
つい責めたい気持ちになります。

しかし、
責めた結果、
事態は好転しているのでしょうか

人は責められると、
つい守りに入ります。

そして、
出てくるのは「言い訳」です。

ところが、
言い訳は基本的に
「自分には責任がありません」
「しかたながったんです」
ということです。

つまり、
責める行為は、
相手が責任を放棄する方向に
誘導していると言えます。

相手のミスに対して、
責める以外のレパートリーを持っていますか?


嵐じゃ窓は開けられない

2023-03-02 08:13:20 | Weblog
外が嵐の時に窓を開ける人はいないでしょうか。

なかなか自分の考えを言わない人にとって、
外は嵐のようなものです。

「窓を開けろ」と命令しても駄日です。

本人が「嵐じゃないんだ」と
安心する必要があります。

そのためにできることが
傾聴と承認のメッセージです。

話をしっかり聞いてもらえる、
自分を認めてくれる
というメッセージを受け取ることで、
「この人は嵐ではない、味方だ」
という体験をするからです。

味方に対しては窓を開ける可能性があります。