[HAYAMA SAIL]
日本とアメリカに実用新案特許を申請中のセールを、先週、葉山沖でテストした。
「HAYAMA SAIL スティングレイ」という名前で発売する予定。
ところがその夜、偶然のように、知り合いのカメラマンから、
「面白いセールをスウェーデンで撮ってきました」というメールが来て、写真が添付されていた。
それはキャットリグのメインセールで、ジブとメインセールの違いはあれ、HAYAMA SAILとほぼ同じアイディアのセールで、
60年ほど前にスウェーデンから米国に特許申請が出され受理されたセールであることが判明。
そのセールの特許がまだ有効か否かを現在調査中。
もし問題なければ、近日中に発売します。
HAYAMA SAIL は、見かけは普通のファーリングジブ。
[HAYAMA SAIL]
しかーし、
クローズホールドやリーチングでは普通のジブだけど、ダウンウインドに入ると、
なんと、このセール、自動的に左右に分かれて開き、セール面積が2倍になる。
スピネーカーポールも、ウイスカーポールも、なにもいらない。
乗っているクルーもゲストも、コクピットに座ったまま、何もしなくて大丈夫。
[HAYAMA SAIL]
(撮影しやすくするためにメインセールを降ろしていますが、通常はメインセールを揚げたまま使います)
船首を回して風に向かうと、再び自動的に2つに折りたたまれて、普通のジブになる。
セットや収納が面倒で、しかも高価なスピンやジェネカーも使わず、ダウンウインドのスピードを楽しみたいクルージングセーラーのための、1枚2役のセールです。
テストセーリング中の映像と、詳細説明を
www.compass-course.com
で、近いうちに紹介する予定です。
興味のある人は、ぜひお問い合わせお待ちしています。
お試し用のデモセールも用意しています。