今のベランダはこんな感じです。球根も植え込んで10℃以下になったら家に取り込む植木のご機嫌を伺う毎日です。
昨晩のテレビ「なんでも鑑定団」を見ていたら、鴨居玲氏http://www.totemjapan.com/museum/attention/camoy/camoy.htmlの作品が出てきました。私が若かりし頃1976~8年頃に二紀展に彫刻で出品していた頃には、そんなに心ひかれることもなく暗い絵やなぁ~と、思ったぐらいで作者の内面まで入る余地もなく、名前にひかれたくらいでした。がしかし、昨晩この年代になってこそか、テレビの紹介ビデオの演出の良さか、「魂が叫んでいる~」って、感じました。ムンクも真っ青?なんてね。壮絶な最期も加味しているのか、私が観た頃の絵にはあんなに強烈なメッセージは無かったように思います。受けての私も若くて理解するには難しかたのかも。悲しいかなモチーフの絞込みが伝わらなかったです。作家の到達するところの不思議さ。こんなに長い年月経って響いた巡りあわせに感動した時間でした。年を重ねることもいいもんですよね。若い頃とは違う見方ができるようになってありがたい限りです。cyicyikatsuko