南今庄駅から少し移動して今庄駅へ。
鉄道の町だった経緯もあり、構内は広く、蒸気機関車時代の給水塔も残っています。
駅の近くにD51蒸気機関車を展示してあるところもありますよ。
長い北陸トンネルを抜けてきた普通電車が到着しました。
今度はサンダーバードが通過してゆきました。
普通電車が一本くる間に特急電車は二本くる感じでしょうか。
駅舎の中に今庄宿や北陸トンネル、旧北陸線トンネル群の歴史を知ることができる施設があります。
私は土木には明るくないのですが、古いトンネル=レンガ積みのトンネルは好きですね。レンガ積のトンネルはコンクリートのトンネルと違って入り口のデザインに個性を感じます。
駅の観光看板に夜叉ヶ池の文字を発見。
岐阜県側からも行けますが、福井県側は今庄から行くのですね。
試しに夜叉ヶ池の入り口まで行ってみることにします。
まずは広野ダムを目指して進みます。
広野ダムに到着。
看板に従って更に進んでみることします。
きれいな沢沿いを進んで行きますが、落石が多くなって来たので引き返すことにします。
車と違いバンクは致命傷になりますので仕方ありません。
今庄からの帰り道、福井県と滋賀県境にある柳ヶ瀬トンネルを通りました。 このトンネルも北陸線の古いトンネルですが、今庄付近のトンネル群より更に古い歴史があります。
このトンネルは東海道本線の全通より早い時期に完成しています。
その理由は当時の明治政府は太平洋と日本海を鉄路で結ぶことを急いだためで、具体的には愛知県知多半島の武豊と福井県の敦賀を結ぶ路線を作ったのでした。その路線の一部が柳ヶ瀬トンネルや東海道本線なのです。
このトンネルは今庄付近のトンネル群より断面が小さいので圧迫感はあります。
トンネルは信号機による対面通行ですが、待ち時間が日本で一番長いらしいですよ。
実際のところ待ち時間なしで通れたことはほとんどありません。
トンネルの手前を左に入ると賤ヶ岳の戦いで豊臣秀吉に敗れた柴田勝家の玄蕃尾城跡に行けるようです。
おまけ.....
ギヤの入りが渋いので、帰宅後オイル交換を実施
今回は初めてスズキの純正オイルを使用しました。
メーカーは昭和シェルと書いてありました。
ギヤの入りが渋くなって来たので効果を期待したいですが、全般的に単車の油脂類は値段が高めですな。