今日は単車のブレーキフルードを交換します。
いつもはJIS準拠の無名メーカー品を使用していましたが、今回はスズキ純正品をチョイス。
DOT4規格品です。
メーカーはmade in 岐阜のCCI製です。JQ0406010がメーカー番号だと思います。
この商品を購入したバイクショップにはホンダ、ヤマハ、カワサキ、スズキ、専業メーカーといろいろ並んでいました。カワサキの純正品もスズキと同じくCCI製でした。但し値段は100円程高かったです。
ワコーズ製にしようかなとも思いましたが、私が調べたところではOEM品でした。製造者は制研化学工業が担っているようです。(缶に表示されているJQxxxxxxxの番号を調べればわかります。)
ひとつ疑問だったのはホンダのブレーキフルード。
DOT4でも自動車用と二輪用とあることです。何が違うのでしょうかね?
交換の準備をします。
ブレーキキャリパーはトキコ製です。トキコは社名が変わったはずだが新しい社名は不明です。
ブリーダープラグは8ミリです。
廃油タンクを用意します。
フルード注入口のフタを外します。
蓋の裏側が少し錆びていましたので、フルードが湿気を帯びている可能性があるかも。
中蓋を取るとゴムのパッキンがあります。
ブリーザタンクの中からフルードをある程度スポイトで抜き取ります。
空気が入らないようにゆっくりとフルードを注入します。
ブレーキレバーを握りながらブリーダープラグを緩めて、フルードが出たら素早く閉める。ブレーキレバーを戻してまた握り、ブリーダープラグを緩めて閉める。何回か同じ事を繰り返しフルードの色が替わったら作業終了です。
作業終了後フルードタンクを見たら側面に小さな穴がありました。
これはエアブリーザ用の孔でしょう。
試走しましたが、特に異常なしでした。