大垣発・わたしのブログ

おっさんのブログです。鉄道、旅行、オートバイ、自転車、など私の趣味の世界を中心に書いて行きます。

知多半島行脚(名古屋お出かけ切符)

2024年09月24日 12時28分58秒 | 鉄道
 

名古屋お出かけ切符という商品で、知多方面にお出かけです。
この切符、予約しないと買えませんが、東海道線は関ヶ原から三河三谷、関西線は亀山、中央線は釜戸まで乗れます。値段は1500円なので、青空フリー切符よりは安い分、範囲も狭いです。 大垣〜名古屋間は780円ですので、往復ならこちら切符の方が安いです。
発券のため大垣駅のEX券売機に並んでいましたが、前の人の操作中に発券停止となったため、有人の窓口で発券してもらいましたが、待ち時間が10分以上かかったので、電車は1本見送りに。もし、無人の垂井駅でしたら詰んでましたな。

快速で大垣駅を出発し、定刻に大府駅に到着後、武豊行きに乗り換えます。ここからは単線区間になります。途中の東浦駅は貨物線が分岐していまして、太平洋セメントのホキが停車してました。ここから東藤原まで向かうのでしょうか。

電車はどんどんと南下して、武豊駅のひとつ手前の東成岩駅で下車。


駅のすぐ隣に踏切があり、その奥にJFEスチールという製鉄会社があります。30年以上前の事になりますが、仕事で頻繁にお邪魔していましたので、懐かしくなり下車したのでした。ここは旧・川崎製鉄(株)知多製造所という名前でしたが、NKK・日本鋼管と合併し現在はJFEスチールになっています。私が通っていた頃は川崎製鉄のパイプ製造を主にしている工場でした。
敷地が広いので、工場内にゴルフ場を作ったり、県道が高架で工場内を横切ったりと普通の会社とはスケールが違う会社でした。
東成岩駅から最後の1区間を乗車し、終点の武豊駅に向かいます。



武豊駅に到着。

駅前は特に店舗もなく閑散としています。昔はここからさらに線路が伸びていて、港まで続いていたそうな。武豊線の歴史は古く、中央線等の建設資材を運ぶため熱田まで路線が作られたそうです。小生の記憶では明治政府は太平洋と日本海を結ぶため、武豊と敦賀を繋ぐ路線建設を急いだと記憶してます。現に岐阜県最古の駅は関ケ原駅ですし。

駅前のロータリーに国鉄職員だった高橋さんの殉職を讃える顕彰碑が立っています。昭和28年の台風で武豊駅に向かう列車に危険を知らせて事故を回避したが、自分は濁流に流されてしまったと記してあります。
こういう人のおかげで命拾いした人がいる事を忘れてはいけません。

武豊港から海の方に1キロ程進むと転車台が保存されていました。
小ぶりなタイプですが、線路が十文字になっているタイプは珍しいとの事。校外学習の小学生が草むらに埋もれた転車台を見つけた事が保存に繋がりました。
この辺りは味噌や醤油製造の会社が多いようです。



武豊駅に戻り、次は半田に向かいます。半田駅周辺は高架工事に伴い、駅が新築工事中でした。
かつて活躍した蒸気機関車や燃料を保管するランプ小屋が残されています。以前に来た時の記憶では、ランプ小屋はホームにあったはずでしたが、移築したのでしょうな。

半田にはミツカンの本社があり、ミュージアムが併設されていますので徒歩で向かいます。
基本予約制の施設で、この日は休日でほぼ満員でした。2時間後に空きがあると言われたましたが、そこまでは待てないので、今回は見送りとなりました。
半田駅に戻り、ホームから西方を眺めると立派な御屋敷が隣接しています。ミツカンの中埜家の豪邸らしいです。知多半島は、お酒やお酢、そして味噌醤油と醸造業で繁栄した地であると理解できます。


大府駅まで戻って来ました。
往路で見かけた太平洋セメントのホキを見つけたました。碧南の火力発電所から出る焼却灰を藤原の太平洋セメントまで送り、帰りは炭酸カルシウムを運んできて、発電所の排ガス対策に用いるそうです。

大府駅から下り電車に乗り、金山で下車します。



ここから中央線の区間快速で多治見まで向かいます。快速と言っても県境の2駅通過するだけですが。



いくつかのトンネルで県境を超えて多治見駅に到着。
ここで太多線に乗り換えます。

岐阜駅までは行かず、美濃太田止まりの列車です。

美濃太田で岐阜行きに乗り換えて岐阜駅に到着。
美濃太田から岐阜まで自由席特急券が320円なので、タイミングが合えば特急ひだ号に乗ろうと考えてましたが、時間が合わず諦めました。
岐阜からは大垣行きに乗車して今回のお出かけも無事終了です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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土肥温泉旅行記その2

2024年09月11日 08時00分15秒 | 18切符
 


土肥港から徒歩でホテルに向かいます。緩やかな坂道を10分程歩いて、今晩のお宿、伊東園ホテルさんに到着。
ここは駿河湾に沈む夕日が売りの様です。

窓からは駿河湾が一望できます。
日の入りにはまだまだ時間がかかります。
残念な事に富士山はほとんど見えません。
しかし今日は波静かな駿河湾ですな。

今回のお宿は朝晩の食事がバイキング形式で、ビールやお酒も飲み放題になってます。
日曜日の晩なので子供はおらず、老夫婦がメインの客層でした。
夜は炭水化物を避ける様にしていますが、バイキングだとついつい食べすぎてしまいます。お酒はビールを何杯か飲みましたが、酔いが回るのが遅いので結果的に飲み過ぎになってしまいました。日本酒も何種類かありましたが、日本酒を飲むとどれだけ飲んだかわからなくなるので、出先では飲むのを避けています。
お風呂のお湯は特に特長のある訳でもなさそうなので、普通の鉱泉でしょう。

翌朝ホテルを出発し、下り坂を歩いて進みます。土肥港を通過して土肥金山に到着。

どうやら1番乗りのようです。

鉱道の入り口は中から吹いて来る風でとても涼しいです。

鉱道の中の温度は約20度でした。
最盛期の産出量は佐渡金山についで国内第2位だったとか。

ここには250kgの世界一の大きさを誇る金塊があり、触ることができます。ちなみにこの日の価格は約32億円也。

触って見ましたが、重すぎて全く動きません。
となりに12.5kgの金の延べ棒もありましたが、こちらも動かす事はできませんでした。

土肥金山を後にして東海バスで修善寺駅に向かいます。
本来なら土肥金山観光後、昨日と同じフェリーで清水港に戻る予定でしたが、9〜10日はフェリーが運休のため乗れませんので、遠回りになりますがバスでの行程になります。

バスは伊豆半島の山の中を上下して進みます。素人なりに見ても伊豆半島に道を付けるのは大変なことであったと想像できます。

バスは修善寺駅前に到着。
このバスは三島駅まで向かうバスなので、長距離運用のためなのか観光バスタイプの路線バスでした。
どうやら東海バスは小田急グループの傘下みたいですね。
ちなみにバス代は1680円でした。

ここから伊豆箱根鉄道で三島駅まで向かいます。料金は¥550也

これから乗る車両です。
クロスシートの3両編成ですが、形式はわかりません。製造元は東急車両のプレートが貼ってありました。

隣のホームにはJRの踊り子号が停車中でした。

終点まで30分少々かかります。

三島駅に到着

改札口ですが、左に進めばJR、右に進めば外に出れます。
三島駅前で昼食を取り、後は西に向かって帰るだけです。
13:09発の浜松ゆきに乗車しましたが、掛川駅で人身事故が起きたため付近は不通になっているとの事。
そのせいで乗車中の電車は静岡で運転打ち切りになりました。
静岡で豊橋行きに乗りますが、島田や金谷駅で長時間の停車をした挙句、この電車も浜松で運転打ち切りとなりまして、豊橋駅を17:43発の大垣行きに乗り、この後は時刻表通りに移動できました。途中の刈谷駅はサラリーマンの大量乗車があり、私の見た目では名古屋駅に次ぐ多さではないかと思いました。
この電車は美濃赤坂線の連絡が良いので、結局荒尾駅まで乗車しました。人身事故でおおよそ2時間ロスした行程になりましたが、無事に帰宅して今回の旅は終了です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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土肥温泉旅行記その1

2024年09月10日 12時16分44秒 | 18切符

9/8〜9の二日間、18切符を使って伊豆半島の土肥温泉へ出かけました。

同伴者のTは垂井から乗車するので、私も垂井駅から乗車する事に。
浜松行きなので乗客は意外と多く、大垣駅乗車では座れない状態でした。
電車は順調に東進し、浜松駅で熱海行きに乗り換えましたが、車両は古めの211系ロングシートでした。座れましたが、クーラーがちょっと弱くて汗が滲む状態です。

更に電車は東に進んで、清水駅に到着。
お昼は駅近くの清水魚市場河岸で海鮮丼を頂く事に。

いろんな店が目白押しですが、一期(いちご)さんに入店。

お昼の時間帯と重なり、どの店も混み合ってます。

マグロを中心にネタが丼いっぱいに並びます。お値段は丼とビール中瓶で2705円でした。
清水駅のバス乗り場からフェリー乗り場へ無料送迎バスで移動します。


船が入港します。SHINNANと書かれた観光バスも一緒に乗るようです。長野からの来た信南交通でしょうか。

出航すると港の中に日本軽金属の工場があります。

この向こうが美保の松原の様です。
波は無く、船は順調進んで行きます。

フェリーの甲板に県道標識を発見。223で富士山と呼ぶのかな?
どうやらこのフェリー航路が県道223号線になっているようです。
県道標識をよく見ると、下の方にフェリーが描かれています。

船は順調に進んで、1時間強で土肥港に到着。
下船後、徒歩でホテルに向かいます。
 
 
 
 
 
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