今日は単車でお出掛け。
敦賀湾の小さな海水浴場に到着。
今日は思った以上に風が強くてちょっと寒い。
この後、越前岬を攻めようと思っていましたが、海岸線は風が強いと思われるので、行き先を今庄に変更します。
国道8号線の杉津を右折して山を登ります。
線路跡の平坦な道を進むとトンネルが見えてきました。
何本かのトンネルをくぐり、信号機があるこのトンネルで停止します。
信号機が青になったのですが、写真を撮っていたらすぐに信号が変わってしまいました。
このあたりは10本前後の旧トンネル群が存在しています。すぐ近くにある北陸自動車道の杉津PAはもともと北陸本線の杉津駅があったところらしい。
更に進んで一番長い山中トンネルを出たところです。
このトンネルは距離は長いのですが、一直線で出口が見えるので信号機は設置されていません。
案内板によると、このあたりで一番標高が高い場所のようです。
左側のトンネルは行き止まりで、スイッチバック用の側線の一部です。
トンネルを出た所に少しばかりの平地を設けて信号場を作り、上下の列車をさばいていたそうです。
トンネル前後の勾配は25/1000なのでとても急勾配です。
当時は蒸気機関車なので馬力が少ない為、前後に2~3両の機関車をつないで坂を登ったそうです。
冬の積雪も多いところなので鉄道を通すには難儀な場所であったことは否めません。
右側の坂道を下る先は今庄方面です。左側奥の方にスノーシェッドがありスイッチバックの側線はあの辺りまであったようです。奥まで行こうと思いましたが、路面がぬかるんでいたので諦めました。。
左側の側線と右側の本線跡(舗装路)を比べると勾配が大きい事がわかります。
坂を下ると大桐駅跡があります。
往年の通過する特急列車の写真もあります。 特急は白鳥という列車です。
D51の動輪が展示してあります。
やはり車輪は住友製ですね。
大桐駅跡から坂を下りると北陸本線の北陸トンネルの出口が見えました。
すぐそばに南今庄駅があります。
このホームは15/1000の勾配があるようです。
この駅も写真撮影に際しては注意が必要ですね。
ホームもレール間も積雪用のヒーターが設置されているようです。
積雪用のケージが設置されていますが、どの位積もるのでしょうか?
64と1/2のキロポストがありますが
0点は米原からかな?
レールは60キロレールが使われていまして、製造は1973と読めました。
50年近くも使っているのかな?