DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

増田、6戦目で日本の頂点に(日本バンタム級)

2024年07月23日 05時37分48秒 | 日本ボクシング

先週18日・木曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級戦:
挑戦者増田 陸(帝拳)KO4回2分21秒 王者富施 郁哉(ワタナベ)

*8回戦時代に対戦している両雄。その時は増田が7回TKO勝利を収めています。その後増田は日本タイトルの初挑戦試合では敗れるも、世界ランカーに勝利を収め世界ランク入り。富施は日本王座を獲得しています。

成長した両者による再戦。大手帝拳ジムのホープと謳われる挑戦者が、その強打で試合を優位に進めていきます。王者も意地を見せる場面もありましたが、最後は増田の右で沈められる結果に。増田がプロ6戦目、2度目の挑戦で日本の頂点に立つことになりました。

下記はこの試合が終わった時点(2024年7月18日)での、バンタム級の王者たちとなります。

WBA:井上 拓真(大橋/防衛回数2)
WBC:中谷 潤人(MT/0)
IBF:西田 凌佑(六島/0)
WBO:武居 由樹(大橋/0)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:空位
日本:増田 陸(帝拳/0)


*この興行では、日本スーパーフライ級王者高山 涼深(ワタナベ)が青山 功(セレス)を迎え防衛戦を予定していました。しかし高山が急病のため、試合直前に中止となっています。

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高田、防衛記録を伸ばす(日本ミニマム級)

2024年07月18日 17時47分29秒 | 日本ボクシング

先週12日・金曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者高田 勇仁(ライオンズ)判定3対0(97-93、96-94x2)挑戦者金谷 勇利(金子)

*昨年4月に、当時空位だった同王座を獲得した高田。その後順当に防衛記録を伸ばし、今回が4度目の防衛戦となりました。

今回高田が迎えた金谷は、2月にWBOアジア太平洋戦に出場し、TKO負けを喫したばかりの金谷。再起戦となる挑戦者を圧倒したい王者。多彩なパンチで、序盤戦から試合を優位に進めていきます。

中盤戦以降も優位を保った高田でしたが、金谷の反撃を食らうシーンもありました。結局は明白な判定勝利を収める事となった高田でしたが、圧勝とまではいきませんでした。

下記は2024年7月18日現在の、最軽量級の王者たちとなります。

WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:メルビン ジェルサレム(比/0)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/2)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/1)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/4)

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フルマーク勝利、大逆転劇(日本フェザー級ほか)

2024年06月28日 05時46分31秒 | 日本ボクシング

今週25日・火曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者松本 圭佑(大橋)判定3対0(100-90x3)挑戦者藤田 裕史(井岡)

*ここまでの戦績が12勝(3KO)10敗(1KO負け)4引き分けで、ランキングも下位に位置する挑戦者を迎えた松本。快勝以上に楽勝すら予想されていました。しかし叩き上げの藤田は中々の曲者で、王者が試合を有利に進めていきますが、結局は波に乗りきることが出来ず。松本がフルマークで3度目の防衛に成功するも、今後に大きな課題を残す結果となりました。

下記は2024年6月28日現在の、フェザー級の王者たちとなります。

WBA:ニック ボール(英/0)
WBC:レイ バルガス(メキシコ/1)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/1)
IBF
:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/3)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/1)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/1)
日本:松本 圭佑(大橋/3)

 

WBOアジア太平洋スーパーミドル級戦:
挑戦者帝尊 康輝(一力)TKO初回85秒 王者ユン デオクノ(韓国)

*試合開始から1分、ユンの右でダメージ甚大なダウンを喫してしまった帝尊。敗北も時間の問題と思われましたが、勝利に急ぐ韓国人に挑戦者の左が見事なカウンターとなり大逆転のダウンを奪うことに成功。倒れたユンは足を痙攣していたため、主審はそこで試合を即止めています。

稀に見る大逆転劇を演じた帝尊。試合時間は僅か85秒でしたが、ストーリーが凝縮された一戦でした。

世界と日本トップ戦線の隔たりが無限のように大きいスーパーミドル級。下記は2024年6月28日現在の、同級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数8)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/6)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/7)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/2)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/4)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/5)
OPBF(東洋太平洋):野中 悠樹(ミツキ/0)
WBOアジア太平洋:帝尊 康輝(一力/0)
日本:帝尊 康輝(一力/0)

*ちょうど一年前に、同級の初代国内王座を獲得している帝尊。その時空位の王座を争った野中 悠樹(ミツキ)は、現在OPBF王座に君臨しています。両者の再戦は勿論の事、彼らに続く選手が出てきてほしいものです。

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豊嶋、接戦を制す(日本ウェルター級ほか)

2024年05月07日 05時08分35秒 | 日本ボクシング

先週末4日・土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
挑戦者豊嶋 亮太(帝拳)判定2対1(96-94x2、94-96)王者坂井 祥紀(横浜光)

*昨年1月に佐々木 尽(八王子中屋)に秒殺され、それまで保持していたWBOアジア太平洋のベルトを失った豊嶋。その後2連勝を飾り、今回のチャンスを手にしています。

2021年師走に対戦している両者。その時は豊嶋が明白な判定勝利を収め、当時保持していた2つのアジア地区王座の防衛に成功しています。今回の再戦では坂井が巧みなボクシングで好スタートを切ります。しかし中盤戦以降豊嶋が地力を発揮し逆転に成功。僅差ではありますがライバルを再び退け、日本王者としてチャンピオンに返り咲きました。

下記はこの試合が終わった時点(2024年5月4日)での、ウェルター級のタイトル保持者たちとなります。

WBA(スーパー):テレンス クロフォード(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:テレンス クロフォード(米/0)
WBC(暫定):マリオ バリオス(米/0)
IBF:ジャロン エニス(米/1)
WBO:テレンス クロフォード(米/7)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/2)
日本:豊嶋 亮太(帝拳/0)

 

日本ライトフライ級戦:
王者川満 俊輝(三迫)TKO6回2分29秒 挑戦者安藤 教祐(KG大和)

*2021年1月に対戦している川満と安藤。その時は川満が僅か48秒で勝利を収めています。

今回の再戦でも、持ち前の強打で安藤を圧倒していった川満。タイトル奪取とリベンジに燃える安藤も、必死に抵抗を見せますが、最終的には川満が上回る形に。会場を大いに沸かせた一戦は、川満の中盤TKOという形で終わっています。

下記は2024年5月7日現在の、ライトフライ級の王者たちとなります。

WBA:寺地 拳四郎(BMB/防衛回数3)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/4)
IBF:シベナティ ノンティンガ(南ア/0)
WBO:ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):タノムサク シムシー(タイ/0)
WBOアジア太平洋:ジェイソン バイソン(比/1)
日本
川満 俊輝(三迫/1)

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高山、古谷を一気に攻め倒す(日本スーパーフライ級ほか)

2024年05月05日 05時17分01秒 | 日本ボクシング

先月25日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフライ級戦:
王者王者高山 涼深(ワタナベ)TKO3回1分31秒 挑戦者古谷 昭男(六島)

*成長著しい王者と、今回が3度目のタイトル挑戦となるベテラン挑戦者による一戦。初回と2回、両者譲らない攻防が続きました。しかし3回、高山がその強打で、あっという間に挑戦者から2度のダウンを奪いTKO勝利。昨年6月に獲得した王座の2度目の防衛に成功しています。

 

先月20日、米国ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBAスーパーフライ級戦(暫定王座決定戦):
デビット ヒメネス(コスタリカ)判定3対0(117-111x2、116-112)ジョン ラミレス(米)

*フライ級を主戦場としてきたヒメネスが、2度目の世界挑戦でスーパーフライ級注目株のラミレスと対戦。そのしつこいボクシングでラミレスを終始後手に追いやり判定勝利。消滅した筈のWBA「暫定王座」というタイトルはいただけませんが、七夕に日本で予定されるIBFとWBA王座統一戦の勝者への挑戦権を獲得したことになりました。

 

今後2ヶ月半の間に、2つの注目の世界戦が控えているスーパーフライ級戦線。下記は2024年5月5日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数1)
WBA(暫定):デビット ヒメネス(コスタリカ/0)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:田中 恒成(畑中/0)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:挑戦者大橋 哲朗(真正/0)
日本:高山 涼深(ワタナベ/2)

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奈良井、3度倒して日本の頂点に(日本スーパーフェザー級)

2024年04月26日 05時31分33秒 | 日本ボクシング

先週末20日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
日本スーパーフェザー級戦:
挑戦者奈良井 翼(RK蒲田)TKO5回2分10秒 王者原 優奈(真正)

*昨年4月に現OPBF(東洋太平洋)王者坂 晃典(仲里)から日本王座を奪取している原。奈良井は原が坂に挑戦する前に、坂にTKO負けを喫しています。

好戦的な選手同士による一戦は、初回から奈良井のペースに。4回にダウンを奪うと、5回に2つのダウンを追加。2度目のタイトル挑戦で、見事な戴冠劇を演じました。

日本国内でタイトルの移動があったスーパーフェザー級戦線。下記は2024年4月26日現在の、同級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:ラモント ローチ(米/防衛回数0)
WBC:オシャキー フォースター(米/2)
IBF:ジョー コルディナ(英/1)
WBO
:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/2)
WBO(暫定):オスカル バルデス(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):坂 晃典(仲里/0)
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:奈良井 翼(RK蒲田/0)

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下町、3度倒してV2(日本スーパーバンタム級ほか)

2024年04月21日 05時15分34秒 | 日本ボクシング

今月13日、エディオンアリーナ大阪で行われた試合結果です。
日本スーパーバンタム級戦:
王者下町 俊貴(グリーンツダ)TKO5回1分7秒 挑戦者デカナルド 闘凜生(六島)

*右ジャブを中心としたパンチから、挑戦者を圧倒した下町。5回に3つのダウンを奪い一気にフィニッシュ。昨年10月に行った初防衛戦では、引き分けとすっきりしない結果を残していましたが、今回の2度目の防衛戦で、その鬱憤を晴らす形となっています。

下記は2024年4月21日現在の、スーパーバンタム級の王者たちとなります。

WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数0)
WBC:井上 尚弥(大橋/1)
IBF:井上 尚弥(大橋/0)
WBO:井上 尚弥(大橋/1)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/0)
WBOアジア太平洋:TJ ドヘニー(豪/1)
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/2)

 

OPBF(東洋太平洋)ライトフライ級戦:
挑戦者タノムサク シムシー(タイ)判定(117-110、116-111、115-112)王者ミエル ファハルド(比)

*グリーンツダジムのサポートを受けるシムシー。今回が6度目の日本での試合となりました。これまで行ってきた多くの試合を規定ラウンド内で終わらせてきたシムシーですが、今回初めて12ラウンドを経験。フルラウンドを戦い抜くスタミナがあることを証明すると同時に、OPBFタイトル奪取に成功。戦績を33勝(30KO)1敗(1KO負け)としています。

シムシーの唯一の黒星は、前WBC王者矢吹 正道(緑)に2022年師走に喫したものとなります。

地域タイトルにに新たな王者が誕生したライトフライ級。下記は2024年4月21日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:寺地 拳四郎(BMB/防衛回数3)
WBC:寺地 拳四郎(BMB/4)
IBF:シベナティ ノンティンガ(南ア/0)
WBO:ジョナサン ゴンザレス(プエルトリコ/3)
OPBF(東洋太平洋):タノムサク シムシー(タイ/0)
WBOアジア太平洋:ジェイソン バイソン(比/0)
日本
川満 俊輝(三迫/0)

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二人の新王者が誕生(日本国内タイトルx2)

2024年04月20日 05時17分23秒 | 日本ボクシング

今月9日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
挑戦者三代 大訓(ワタナベ)判定3対0(97-93、96-94x2)王者仲里 周磨(オキナワ)

*以前からその技術を評価されていた三代でしたが、2018年6月にOPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級王座を獲得して以降、どちらかと停滞したキャリアを続けていました。1年前には韓国のリングで負傷判定負けを喫し、初の黒星を喫する有様。今回、同じ時期に日本王座に就いている仲里から王座を奪取し、再浮上したいところでした。

2017年秋に6回戦時代に対戦している両者。その時は三代が判定勝ちを収めています。お互いを知る同士の一戦は、王者が好スタートを切ります。しかし中盤以降挑戦者がコツコツをポイントを奪い逆転に成功。僅差ながらも明白な判定勝利を収め、自身2つ目のタイトル獲得に成功しています。

下記は2024年4月20日現在の、ライト級王者たちとなります。

WBA:ジャルボンテ デービス(米/防衛回数4)
WBC:シャクール スティーブンソン(米/0)
IBF:空位
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):鈴木 雅弘(角海老宝石/0)
WBOアジア太平洋:保田 克也(大橋/2)
日本:三代 大訓(ワタナベ/0)

 

日本スーパーライト級戦:
挑戦者李 健太(帝拳)判定3対0(97-93x3)王者藤田 炎村(三迫)

*12勝の内、10ものKO/TKO勝利がある強打の藤田と、アマチュアで100戦以上の実績を積んできたサウスポー(左構え)の李の対戦。技術で大きく上回った挑戦者が、左ジャブとフットワークで王者を翻弄。打ち合いでも藤田に引けを取らなかった李が、明白な判定勝利を収めプロ8戦目で初のタイトル獲得に成功しました。

下記は2024年4月20日現在の、スーパーライト級のタイトル保持者たちとなります。

WBA:アイザック クルス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(暫定):イスマイル バロス(ベネズエラ/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/1)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/0)
日本:李 健太(帝拳/0)

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飯村、井上を仕留める(日本フライ級ほか)

2024年04月18日 05時15分36秒 | 日本ボクシング

今月6日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フライ級戦:
王者飯村 樹輝弥(角海老宝石)TKO9回1分28秒 挑戦者井上 夕雅(真正)

*昨年7月に、プロ僅か5戦で日本の頂点に立った飯村。今回の2度目の防衛戦では、3倍以上のキャリアを持つ井上を迎えました。

2回にダウンを奪うなど、多彩なパンチと機動力で挑戦者を上回っていった飯村。しかし実績で上回る井上も、最後まで粘りを見せ王者に食い下がっていきます。しかし9回、ボディーから右を当てた飯村は、試合を決定づけるダウンを追加。レフィリーはそのままストップの判断を下しています。

技術に加え、力強さも加わってきた飯村。今後の成長が楽しみです。

下記は2024年4月18日時点での、フライ級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA:ユーリ 阿久井 誠悟(倉敷守安/防衛回数0)
WBC:フリオ セサール マルティネス(メキシコ/6)
IBF:空位
WBO:ジェシー ロドリゲス(米/1)
OPBF(東洋太平洋):桑原 拓(大橋/1)
WBOアジア太平洋:畑中 建人(畑中/0)
日本:飯村 樹輝弥(角海老宝石/2)

 

WBOアジア太平洋スーパーフライ級戦:
挑戦者大橋 哲朗(真正)TKO10回2分28秒 王者中川 健太(三迫)

*これまでに3度の日本王座に続き、WBOの地域王座も手に入れてきた中川。世界初挑戦も見えてきた矢先に、伏兵大橋に足元をすくわれる形に。

両者共に波に乗れないまま後半戦に突入したこの戦い。大橋がコンビネーションからダウンを奪うと、その後の攻撃で一気にレフィリーストップに持ち込むことに成功。2度目のタイトル挑戦で、念願のベルトを腰に巻くことになりました。

現在、2人の日本人選手が世界王者に君臨しているスーパーフライ級。下記は2024年4月18日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:井岡 一翔(志成/防衛回数1)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/0)
WBC(暫定):カルロス クアドラス(メキシコ/0)
IBF:フェルナンド マルティネス(亜/2)
WBO:田中 恒成(畑中/0)
OPBF(東洋太平洋):KJ カタラジャ(比/0)
WBOアジア太平洋:挑戦者大橋 哲朗(真正/0)
日本:高山 涼深(ワタナベ/1)

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堤の後釜に富施(日本バンタム級)

2024年04月14日 05時37分11秒 | 日本ボクシング

今月2日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級戦(王座決定戦):
富施 郁哉(ワタナベ)TKO5回1分38秒 杉本 太一(勝輝)

*堤 聖也(角海老宝石)が空位となっていた日本バンタム級タイトル。1位にランキングされていた富施が、明確なパンチと安定した距離感で杉本を圧倒。5回に2度のダウンを奪い、一気にケリをつけています。

17戦目にして日本の頂点に立つこととなった富施。現在、同級では2人の日本人選手が世界のベルトを巻いていますが、まずは今回獲得した王座の足固めといきたいところです。

今後1ヶ月の間に、3つの世界戦が日本国内で予定されているバンタム級。2024年4月14日現在の、同級の王者たちは下記の通りとなります。

WBA:井上 拓真(大橋/防衛回数1)
WBC:中谷 潤人(MT/0)
IBF:エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ/0)
WBO:ジェイソン マロニー(豪/1)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/3)
日本:富施 郁哉(ワタナベ/0)

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