先週8日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者高田 勇仁(ライオンズ)判定3対0(96-92x2、97-91)挑戦者伊佐 春輔(川崎新田)
*これまでに3度、拳を交えてきた両雄。2019年2月に行われた初戦では、高田が6回判定勝利を収めています。2021年8月に行われた第2戦目では、伊佐が8回判定勝利を収め日本ユース王座を獲得。しかし2022年7月の第3戦目では、高田が41秒の速攻劇を演じライバル戦にリードする結果を残しています。
互いに嫌というほど知っている両者による第4戦目は、日本王者となった高田がダウンを奪うなどしてリード。しかし伊佐も最後の最後まで諦めることはありませんでした。
残すは試合終了のゴングを待つばかりとなった最終回最終盤、挑戦者の右パンチとその後の追い上げで何と王者がダウン。高田が立ち上がり、試合再開しようとしたタイミングで時間切れとなっています。
最後の最後に驚きが待っていた一戦でしたが、高田が辛くも逃げ切ることに成功。昨年4月に獲得した王座の3度目の防衛に成功すると同時に、伊佐とのライバル対決の戦績を3勝(1KO)1敗としました。
2024年3月14日現在の、最軽量級の王者たちは下記のようになります。
WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:重岡 優大(ワタナベ/1)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/1)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/3)