DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

最後にヒヤリ、高田が王座を死守(日本ミニマム級)

2024年03月14日 05時27分53秒 | 日本ボクシング

先週8日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者高田 勇仁(ライオンズ)判定3対0(96-92x2、97-91)挑戦者伊佐 春輔(川崎新田)

*これまでに3度、拳を交えてきた両雄。2019年2月に行われた初戦では、高田が6回判定勝利を収めています。2021年8月に行われた第2戦目では、伊佐が8回判定勝利を収め日本ユース王座を獲得。しかし2022年7月の第3戦目では、高田が41秒の速攻劇を演じライバル戦にリードする結果を残しています。

互いに嫌というほど知っている両者による第4戦目は、日本王者となった高田がダウンを奪うなどしてリード。しかし伊佐も最後の最後まで諦めることはありませんでした。

残すは試合終了のゴングを待つばかりとなった最終回最終盤、挑戦者の右パンチとその後の追い上げで何と王者がダウン。高田が立ち上がり、試合再開しようとしたタイミングで時間切れとなっています。

最後の最後に驚きが待っていた一戦でしたが、高田が辛くも逃げ切ることに成功。昨年4月に獲得した王座の3度目の防衛に成功すると同時に、伊佐とのライバル対決の戦績を3勝(1KO)1敗としました。

2024年3月14日現在の、最軽量級の王者たちは下記のようになります。

WBA:ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBC:重岡 優大(ワタナベ/1)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/1)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/2)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/3)

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最後にヒヤリ、松本が王座を死守(日本フェザー級ほか)

2024年03月03日 05時34分52秒 | 日本ボクシング

先月22日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本フェザー級戦:
王者松本 圭佑(大橋)判定3対0(96-92x3)挑戦者前田 稔輝(グリーンツダ)

*4回にダウンを奪い、加えて挑戦者の右目下を腫らすなど、終始試合をリードしていた松本。しかし最終回、挑戦者の右でダウンを奪われてしまいます。その後の前田の攻撃を、何とか堪え抜き試合終了のゴングを聞くことになった松本。最後はヒヤリものでしたが、昨年4月に獲得した王座の2度目の防衛に成功。全勝記録を10(7KO)に伸ばしています。

名トレーナーとして知られる実父好二(ヨネクラ)氏は、かつての日本フェザー級王座のタイトル保持者。都合3度この王座に就きましたが、初のタイトル獲得は自身10戦目でした。

この試合が終わった時点(2024年2月22日)でのフェザー級王者たちを確認しておきましょう。

WBA:空位
WBC:レイ バルガス(メキシコ/防衛回数0)
WBC(暫定):ブランドン フィゲロア(米/0)
IBF
:ルイス アルベルト ロペス(メキシコ/1)
WBO:ラファエル エスピノサ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):堤 駿斗(志成/0)
WBOアジア太平洋:藤田 健児(帝拳/0)
日本:松本 圭佑(大橋/2)

 

OPBFスーパーバンタム級戦(王座決定戦):
中嶋 一輝(大橋)判定3対0(120-108x2、119-109)中川 麦茶(一力)

*昨年6月にWBOアジア太平洋王座から転落している中嶋。今回が41戦目という実戦派の中川に大差判定勝利を収め、再起に成功すると同時に新たな王座を獲得。中嶋にとり、OPBF王座獲得はバンタム級に続いて2階級目のものとなります。

下記は2024年3月3日現在の、スーパーバンタム級の王者たちとなります。

WBA:井上 尚弥(大橋/防衛回数0)
WBC:井上 尚弥(大橋/1)
IBF:井上 尚弥(大橋/0)
WBO:井上 尚弥(大橋/1)
OPBF(東洋太平洋):中嶋 一輝(大橋/0)
WBOアジア太平洋:TJ ドヘニー(豪/1)
日本:下町 俊貴(グリーンツダ/1)

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出田、しぶとく勝利(日本スーパーウェルター級)

2024年02月18日 05時09分31秒 | 日本ボクシング

先週13日・火曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーウェルター級戦:
王者出田 裕一(三迫)負傷判定7回1分47秒(2対1:68-66、67-66、66-67)挑戦者小林 柾貴(角海老宝石)

*2005年4月のデビュー後、12連勝(7KO)を飾り将来が有望視されていた当時の出田。しかし2010年2月に初黒星を喫すると、1勝1引き分けを挟むも黒星を重ね続けました。2020年12月に再び白星を挙げるまでに積み重ねた敗戦は15。昨年5月にも初回TKO負けを喫しています。白星と黒星が仲良く交差するキャリアを築いてきた出田にも、一昨年11月に最初で最後と思われたタイトル戦に出場する機会に恵まれ、終盤9回で王座奪取を果たしました。

その後、左目網膜剥離のためリング活動が小休止に。その間、中島 玲(石田)が暫定王座を獲得。昨年夏に中島に2対1の判定で勝利を収め、日本王座の統一に成功すると同時に初防衛に成功しています。

暫定王者に続いて苦労人が迎えたのは、指名挑戦者小林。最強挑戦者相手に出田は、コツコツとパンチを当てていくしぶといボクシングを展開。前半戦は若干のリードを許すも、最終的には逆転に成功。負傷判定と煮え切らない結果となってしまいましたが、王者が白星を加えると同時に、防衛記録を2に伸ばしました。

戦績を18勝(9KO)16敗(6KO負け)1引き分けとしたキャリア19年目の大ベテラン。まだまだ防衛回数と白星を加えていった貰いたいものです。

下記は2024年2月18日現在の、スーパーウェルター級の王者たちとなります。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):ブライアン メンドサ(米/0)
IBF:空位
WBO:ティム チュー(豪/2)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/2)
日本:出田 祐一(三迫/2)

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尚弥、6連覇‼

2024年02月09日 05時28分37秒 | 日本ボクシング

今月初め、昨年2023年の年間表彰選考会が行われ、各賞受賞が下記のように決定しています。

最優秀選手:
4団体統一スーパーバンタム級王者井上 尚弥(大橋):年間戦績 世界戦2勝(2KO)

技能賞:
WBA/WBCライトフライ級王者寺地 拳四郎(BMB):年間戦績 世界戦2勝(2KO)

殊勲賞:
前WBOスーパーフライ級王者中谷 潤人(M.T):年間戦績 世界戦2勝(ゼロKO)

KO賞:
4団体統一スーパーバンタム級王者井上 尚弥(大橋)

努力/敢闘賞:
前日本バンタム級王者堤 聖也(角海老宝石):年間成績 タイトル戦3勝(1KO)

新鋭賞:
バンタム級那須川 天心(大橋):年間戦績 無冠戦2勝(ゼロKO)

年間最高試合:
2団体スーパーバンタム級戦:井上 尚弥(大橋)対 スティーブン フルトン(米)
日本バンタム級戦:堤 聖也(角海老宝石)対 穴口 一輝(真正)

*あと何度井上が選ばれるのでしょうか。そして、彼に続く選手は登場するのでしょうか。

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2024年 日本国内王座チャンピオン・カーニバル

2024年02月06日 05時32分31秒 | 日本ボクシング

今回で44回目となる日本王座チャンピオン・カーニバル。ライトヘビー級とクルーザー級の2階級以外の15階級に王座が設置されている日本タイトル。昨年2023年は、驚くことに半数以上の8階級で王座が空位となっていました。しかし今年はバンタム級のみが空位となっています。

それでは日程が未定なカードを含め、各階級の対戦カードを見ていきましょう。

ミニマム級(3月8日/後楽園ホール):
王者高田 勇仁(ライオンズ)対 挑戦者伊佐 春輔(川崎新田)

ライトフライ級(未定):
王者川満 俊輝(三迫)対 挑戦者安藤 教祐(KG大和)

フライ級(4月6日/後楽園ホール):
王者飯村 樹輝弥(角海老宝石)対 挑戦者井上 夕雅(真正)

スーパーフライ級(4月25日/後楽園ホール):
王者高山 涼深(ワタナベ)対 挑戦者古谷 昭男(六島)

バンタム級・王座決定戦(4月2日/後楽園ホール):
富施 郁哉(ワタナベ)対 杉本 太一(勝輝)

スーパーバンタム級(未定):
王者下町 俊貴(グリーンツダ)対 挑戦者デカナルド 闘凜生(六島)

フェザー級(2月22日/後楽園ホール):
王者松本 圭佑(大橋)対 挑戦者前田 稔輝(グリーンツダ)

スーパーフェザー級(4月20日/エディオンアリーナ大阪):
王者原 優奈(真正)対 挑戦者奈良井 翼(RK蒲田)

ライト級(4月9日/後楽園ホール):
王者仲里 周磨(オキナワ)対 挑戦者三代 大訓(ワタナベ)

スーパーライト級(4月9日/後楽園ホール):
王者藤田 炎村(三迫)対 挑戦者李 健太(帝拳)

ウェルター級・王座決定戦(未定):
王者坂井 祥紀(横浜光)対 挑戦者豊嶋 亮太(帝拳)

スーパーウェルター級(2月13日/後楽園ホール):
王者出田 裕一(三迫)対 挑戦者小林 柾貴(角海老宝石)

ミドル級(3月31日/名古屋国際会議場):
王者国本 陸(六島)対 挑戦者可兒 栄樹(T&T)

スーパーミドル級(未定):
*王者帝尊 康輝(一力)と、昨年6月に帝尊と空位の王座を争った野中 悠樹(渥美)のみでランキングが構成されています。

ヘビー級(未定):
*日本最重量級は昨年同様、王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)のみでランキングが構成されています。

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堤、大激戦を制す(日本バンタム級ほか)

2024年01月12日 05時43分28秒 | 日本ボクシング

昨年12月26日、東京・有明アリーナで行われた試合結果です。
日本バンタム級戦:
王者堤 聖也(角海老宝石)判定3対0(95-91、94-92x2)挑戦者穴口 一輝(真正)

*挑戦者が捌き、それを王者が追うエキサイティングな展開が続いたこの試合。まずは3回、堤が左瞼を大きくカットしてしまいます。

4回に軽いダウンを奪った堤ですが、穴口も持ち前のアウトボクシングで粘りを見せます。しかし終盤戦は王者のしぶとい攻撃が挑戦者を上回り、7回、9回、そして試合終了間際にダウンを追加。都合4度のダウンを奪った王者が判定勝利を収め、保持する王座の4度目の防衛に成功しました。

下記は2024年1月12日現在のバンタム級のタイトル保持者たちとなります。エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ)が引退を表明したと思ったのですが、IBFランキングを確認してみると、まだその名前が王者として載っています。また堤は先日、日本王座を返上しています。

WBA:井上 拓真(大橋/防衛回数0)
WBC:アレクサンドロ サンティアゴ(メキシコ/0)
IBF:エマヌエル ロドリゲス(プエルトリコ/0)
WBO:ジェイソン マロニー(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):フローイラン サルダール(比/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/3)
日本:空位

 

スーパーライト級戦(8回戦):
アンディ 平岡(大橋)TKO5回1分7秒 セバスチャン ディアス(メキシコ)

一昨年となる2022年には4度の実戦を行い、そのすべての試合でKO/TKO勝利を収めている平岡。しかし2023年は、このディアス戦が初の、そして唯一の試合となってしまいました。

初のメキシカンとの対戦となった平岡ですが、地域王者手前の力の選手とは戦力差があり過ぎたようです。初回にダウンを奪った平岡は、その後も安定したボクシングを披露し中盤戦でTKO勝利。新年2024年は、アクティブなリング活動が求められます。

この試合が終わった時点での(2023年12月26日)、平岡が主戦場とするスーパーライト級王者たちは下記のようになります。

WBA:ローランド ロメロ(米/防衛回数0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/0)
WBOアジア太平洋:井上 浩樹(大橋/0)
日本:藤田 炎村(三迫/2)

*実力者たちが世界王座の座を占め、それを脅かす選手たちもドンドン参戦してきている現在のスーパーライト級。平岡がその一角に食い込めることが出来るのでしょうか。

 

スーパーバンタム級戦(8回戦):
武居 由樹(大橋)KO2回2分23秒 マリオ ディアス(メキシコ)

*階級を一つ下げ、バンタム級での世界挑戦と王座奪取を目論む武居。5年以上も前のWBC米大陸王者ディアスを左ボディー一発でKO。全勝記録を8(すべての試合でKO/TKO)に伸ばしています。

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仲里、地元沖縄で王座の初防衛に成功(日本ライト級)

2024年01月05日 05時12分28秒 | 日本ボクシング

昨年2023年のクリスマスイブ、沖縄空手会館で行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
王者仲里 周磨(オキナワ)判定3対0(98-92、97-93x2)挑戦者村上 雄大(角海老宝石)

*昨年4月(2023年はすでに昨年となります)、2度目の挑戦で日本の頂点に立つことに成功した仲里。沖縄のジムから日本国内王者が誕生したのは、実に21年ぶりだそうです。

故郷での凱旋防衛戦を行うことになった仲里ですが、緊張からか数字上はワンサイドな試合でしたが内容は今一つ。真価が問われるのは、次の元OPBF(東洋太平洋)スーパーフェザー級王者三代 大訓(ワタナベ)との一戦になるようです。

仲里と三代は2017年10月に対戦しており、その時は三代が6回判定勝利。今春に予定される両者の再戦は、果たしてどんな結果が待っているのでしょうか。

4団体統一王者だったデビン ヘイニー(米)がスーパーライト級に転向し、それに伴いライト級の世界王座は返上。現在、2つの世界のベルトの保持者がいない状態です。下記は2024年1月6日現在の、そのライト級の王者たちとなります。

WBA:ジャルボンテ デービス(米/防衛回数4)
WBC:シャクール スティーブンソン(米/0)
IBF:空位
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:保田 克也(大橋/1)
日本:仲里 周磨(オキナワ/1)

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藤田、ベテラン関根を撃破(日本スーパーライト級)

2023年12月27日 05時37分40秒 | 日本ボクシング

今月12日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーライト級戦:
王者藤田 炎村(三迫)TKO4回1分24秒 挑戦者関根 翔馬(ワタナベ)

*ここまで築き上げてきた11の白星の内、9つの試合を規定ランド内で終わらせてきた藤田。ボクシング歴22年、37歳にして初のタイトル戦に臨んだ関根をその強打で沈めています。

初回、2回と初の大舞台で気負いすることなく、上体を振りながら積極的に攻勢を仕掛ける関根。クリーンヒットはあるものの、如何せんパワー不足のため王者にダメージを与えることが出来ません。最初の6分間は様子見だった藤田がエンジンをかけ始めた3回、あっという間にダウンを奪ってしまいます。

迎えた4回、一気に勝負を賭けた藤田は2度のダウンを追加しゲームセット。少々雑なボクシングですが、このレベルでは十分に勝ち星を伸ばしていけることを実証しました。

4月に獲得した王座の2度目の防衛に成功した藤田。上を目指すには全体的なレベルアップが必要でしょう。

2023年12月27日現在の、スーパーライト級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA:ローランド ロメロ(米/防衛回数0)
WBC:デビン ヘイニー(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/0)
WBOアジア太平洋:井上 浩樹(大橋/0)
日本:藤田 炎村(三迫/2)

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坂井、接戦を制し2度目の防衛に成功(日本ウェルター級)

2023年12月14日 05時09分24秒 | 日本ボクシング

今月2日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
王者坂井 祥紀(横浜光)判定3対0(96-93x2、95-94)挑戦者シーサー 皆川(平仲)

*逆輸入ボクサーと知られる坂井。3年前の2020年8月から主戦場を日本のリングに移し、今年の4月に念願の日本国内王座獲得に成功しています。

坂井が2度目の防衛戦に迎えた皆川は、アマチュア経験豊富なテクニシャン。たたき上げの実戦は王者と、国内エリートの対決は、一進一退の攻防が繰り広げられることになりました。

3回、坂井のジャブで皆川が押し倒されるような形でダウン。このまま一気に王者が試合をリードしていくかと思われたのですが、初挑戦の皆川もそのまま黙っていることはありません。序盤戦をイーブンで終えましたが、両者がバッティングで流血するなど乱戦模様に。結局は3回のダウンが物を言い、坂井が僅差の判定で王座の防衛に成功しています。

次戦は来年2024年のチャンピオンカーニバルで元WBOアジア太平洋、OPBF(東洋太平洋)王者豊嶋 亮太(帝拳)の挑戦を受ける予定の坂井。両者は2021年師走に対戦しており、その時は豊嶋が明白な判定勝利を収め、当時保持していた2つのベルトの防衛に成功しています。約2年の時を経て再び対戦する坂井と豊嶋。この再戦で、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか。

下記は2023年12月14日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちとなります。

WBA(スーパー):テレンス クロフォード(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:テレンス クロフォード(米/0)
WBC(暫定):マリオ バリオス(米/0)
IBF:ジャロン エニス(米/1)
WBO:テレンス クロフォード(米/7)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/2)
日本:坂井 祥紀(横浜光/2)

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高田、森を返り討ち(日本ミニマム級)

2023年11月29日 05時42分01秒 | 日本ボクシング

現地時間の一昨日(27日・月曜日)、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ミニマム級戦:
王者高田 勇仁(ライオンズ)判定3対0(97-92x3)挑戦者森 且貴(大橋)

*キャリア中盤までは、勝ち負け、そして引き分けを交えながら戦績を重ねていた高田。2019年から約2年半、6戦リングにあがり4敗(1KO負け)2引き分けと白星から遠のいていた時期がありました。しかし2022年夏以降ようやく芽が出始め、今年の4月に空位だった日本王座を獲得し、今回の2度目の防衛戦を迎えることになりました。

昨年11月初めに無冠戦8回戦で対戦している両者。その時は高田が5回TKO勝利を収めると同時に、日本王座戦への出場切符も手にしています。

約1年ぶりに拳を交えた両選手ですが、初回から王者が左ジャブを中心としたコンビネーションで挑戦者を圧倒。6回にはダウンを奪うなどして大差判定勝利を収め、保持する王座の2度目の防衛に成功。すでに24戦(13勝8敗3引き分け)戦った来ましたが、まだまだ成長過程にあることを証明しています。

主要4団体の内、2人の日本人世界王者が君臨している最軽量級。下記が2023年11月29日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:重岡 優大(ワタナベ/1)
IBF:重岡 銀次郎(ワタナベ/1)
WBO:オスカル コラーゾ(プエルトリコ/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ジャック アンパロ(比/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/2)

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