DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

パーカー、あれで勝利?(ヘビー級)

2016年10月10日 00時36分00秒 | 世界ボクシング
今月1日、ニュージーランドで行われた試合結果です。
WBOオリエンタル・ヘビー級戦:
王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)KO3回1分38秒 挑戦者アレクサンダー ディミトレンコ(露)

*この試合のBoxRecでの結果は次のように記されています。「3回にボディーブローでダウンしたディミトレンコ。レフェリーはそのままテンカウントを数え、パーカーのKO勝利」。嘘はいけませんよ、嘘は。以前は世界挑戦を望めるのでは?と羨望されたディミトレンコ。201センチの長身を武器にパーカーをそれなりに苦しめるのでは?と予想していました。しかし実際はあまりにも打たれ脆く、初回に1度、2回にもう一度(2度と記録されていますが1度だけです)ダウンを喫してしまいました。

3回、クリンチの際にロシア人が片膝をついた際、レフィリーが手を振りブレイクの指示を出します。その直後に膝をついているディミトレンコの左わき腹にパーカーの右がさく裂。ロシア人はみっともない位大げさにのたうち回ります。パーカーの放ったパンチはレフィリーのストップ後、そう明らかに反則打です。まあ、パーカーに弁明があるとすればレフィリーがパーカーの後ろにいたために、主審の指示が見えなかった、ではないでしょうか。

この試合、普通ならパーカーの反則負け。よくても無効試合。世界挑戦が視野に入ってきただけに、ニュージーランドこぞって何でもあり体制になっているのでしょうか?

実際のパーカーの実力といえば、OPBF(東洋太平洋)圏では抜きんでた実力者。世界全体でみると、2流、まあよくて1.5流といったところでしょうね。南太平洋を出て世界の実力者と戦えば、あっさりと負けるでしょう。
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