現地時間の約半日前(8日・土曜日)、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
2団体ライト級王座統一戦:
WBA王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)判定3対0(117-109x2、119-107)WBO王者ホセ ペドラサ(プエルトリコ)
*この試合前の主役はロマチェンコであり、試合後もロマチェンコであることに変わりはありません。試合の方も判定を見てわかるように、大差でウクライナ人が支持されました。そしてロマチェンコは、11回に決定的と言えるダウンを2度奪っています。
6回以降は、ラウンドを重ねるごとにロマチェンコがライバルを追い詰めていきました。終盤戦は、「いつ、ロマチェンコが試合を終わらせるのか?」に焦点が集まったことでしょう。しかしペドラサも地味な選手とはいえ、世界2階級制覇を達成した好選手。最初の5ランドは、超強豪相手に互角のボクシングを展開しました。
ウクライナ人より長い距離を持つペドラサは、手数と忙しい動きでロマチェンコに対抗。パンチの的確性では劣るも、試合のペースを譲りませんでした。ロマチェンコは攻勢に出るも、パンチが届かず。近距離に入ってもミスブローが目立つ予想外の序盤戦となりました。
「ロマチェンコ陥落か?」と思わせる前半戦でしたが、そこはさすがはロマチェンコ。少々強引ではありましたが、ペドラサとの距離を潰していきペースを完全に把握。気がついてみれば、大差の判定勝利でWBO王座も吸収していました。
試合後のコメントで、来年はライト級の4団体ベルトの統合を目標に掲げたウクライナ人。IBF王座をすでに手放し、WBC王座のみを保持しているマイキー ガルシア(米)には、同級に留まっていてほしかったですね。
WBOスーパーバンタム級戦:
挑戦者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)判定3対0(116-112x2、115-113)王者アイザック ドビ(ガーナ)
*今年の1月に同暫定王座を獲得し、4月に正規王者に昇格していたドビ。8月には大竹 秀典(金子)を初回TKOで破り、今後の同級戦線の中心的選手になっていくだろうと予想されていたガーナ人でした。しかし指名挑戦者ナバレッテ相手の徐々に、徐々にと追い詰められ、最終的には僅差の判定負け。予想外の王座転落。しかし新王者ナバレッテは来月に24歳となる選手。この試合後の戦績が26勝(22KO)1敗と、逆に新スター候補選手誕生と見ることも出来るでしょう。
2団体ライト級王座統一戦:
WBA王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)判定3対0(117-109x2、119-107)WBO王者ホセ ペドラサ(プエルトリコ)
*この試合前の主役はロマチェンコであり、試合後もロマチェンコであることに変わりはありません。試合の方も判定を見てわかるように、大差でウクライナ人が支持されました。そしてロマチェンコは、11回に決定的と言えるダウンを2度奪っています。
6回以降は、ラウンドを重ねるごとにロマチェンコがライバルを追い詰めていきました。終盤戦は、「いつ、ロマチェンコが試合を終わらせるのか?」に焦点が集まったことでしょう。しかしペドラサも地味な選手とはいえ、世界2階級制覇を達成した好選手。最初の5ランドは、超強豪相手に互角のボクシングを展開しました。
ウクライナ人より長い距離を持つペドラサは、手数と忙しい動きでロマチェンコに対抗。パンチの的確性では劣るも、試合のペースを譲りませんでした。ロマチェンコは攻勢に出るも、パンチが届かず。近距離に入ってもミスブローが目立つ予想外の序盤戦となりました。
「ロマチェンコ陥落か?」と思わせる前半戦でしたが、そこはさすがはロマチェンコ。少々強引ではありましたが、ペドラサとの距離を潰していきペースを完全に把握。気がついてみれば、大差の判定勝利でWBO王座も吸収していました。
試合後のコメントで、来年はライト級の4団体ベルトの統合を目標に掲げたウクライナ人。IBF王座をすでに手放し、WBC王座のみを保持しているマイキー ガルシア(米)には、同級に留まっていてほしかったですね。
WBOスーパーバンタム級戦:
挑戦者エマヌエル ナバレッテ(メキシコ)判定3対0(116-112x2、115-113)王者アイザック ドビ(ガーナ)
*今年の1月に同暫定王座を獲得し、4月に正規王者に昇格していたドビ。8月には大竹 秀典(金子)を初回TKOで破り、今後の同級戦線の中心的選手になっていくだろうと予想されていたガーナ人でした。しかし指名挑戦者ナバレッテ相手の徐々に、徐々にと追い詰められ、最終的には僅差の判定負け。予想外の王座転落。しかし新王者ナバレッテは来月に24歳となる選手。この試合後の戦績が26勝(22KO)1敗と、逆に新スター候補選手誕生と見ることも出来るでしょう。