DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

高橋、リナレス、ニューヨークの地に散る(IBFスーパーバンタム級ほか)

2019年01月20日 01時22分33秒 | 世界ボクシング
現地時間の約半日前(18日・金曜日)、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
IBFスーパーバンタム級戦:
王者TJ ドヘニー(豪)TKO11回2分18秒 挑戦者高橋 竜平(横浜光)

*3回にダウンを喫するなど、序盤戦で大きく出遅れてしまった高橋。その後も挽回を図りますが、ドヘニーが老獪のボクシングでそれを許さず。結局は終盤にTKO負けを喫し、世界ボクシングの聖地での大金星はなりませんでした。急遽世界挑戦が決まった高橋でしたが、ドヘニーがそれほどの実力者ではなかっただけに、「ひょっとすると」も期待していたんでしたが。

昨年の夏休みに後楽園ホールで岩佐 亮佑(セレス)から王座を奪取したドヘニー。今回の勝利で、その王座の初防衛に成功したことになります。現在のIBFスーパーバンタム級の上位ランキングを見てみると、1位と2位が空位で、3位に岩佐、4位に日本王座を返上し、現在世界挑戦の機会を伺っている和氣 慎吾(FLARE山上)が顔を覗かせています。ドヘニー同様、日本でもお馴染みのWBA王座保持者のダニエル ローマン(米)が王座統一戦を望んでいるようですが、ドヘニーが再び日本人選手と対戦する日はそう遠くないでしょう。


WBCインターナショナル・シルバー・スーパーライト級戦:
王者パブロ セサール カノ(メキシコ)TKO初回2分48秒 挑戦者ホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)

*一言で言えば体格負け。今回が本格的にスーパーライト級に転向して僅か2戦目のリナレスに対し、カノは同級、そして一階級上のウェルター級を主戦場にしている選手。リナレス、ライト級に再転向が無難な選択でしょう。しかし久しぶりに見ました、リナレスの打たれ脆い姿を。
コメント
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