最近(2025年2月13日ごろ)のニュースです。
1)先週末8日、この15年余りの世界ヘビー級のほとんどのトップ戦線と戦ってきた感のあるデリク チソラ(英)が世界ランカー・オットー ワリン(スウェーデン)と対戦。2度のダウンを奪うなどして判定勝利。IBF王座への挑戦権を獲得してしまいました。
2)4月5日、元WBO暫定王者ジョー ジョイス(英)と元WBC暫定王者ディリアン ホワイト(英)によるサバイバル戦が行われます。
3)WBA18番目の階級のタイトルホルダーであるムスリム ガジマゴメドフ(露)が先月末31日、地元ロシアのリングに登場。これまでに2度、クルーザー級で世界王座への挑戦の経験があるタビソ ムチュヌ(南ア)と無冠戦10回戦で対戦し、ワンサイドの判定勝利(3対0:100-90x2、100-91)を収めています。
4)東京五輪金メダリストで、現在WBAスーパーフェザー級暫定王者のアルベルト バティルガジエフ(露)が来月7日、ネリ ロメロ(亜)を相手に保持する王座の初防衛戦を行います。金メダリストにとり、プロの暫定王座というのはあまりにも軽すぎるタイトルではないでしょうか。
5)これまでにIBFスーパーフェザー級と、WBOライト級王座を獲得してきたホセ ペドラザ(プエルトリコ)。それらのタイトルはジャルボンテ デービス(米)とワシル ロマチェンコ(ウクライナ)という超実力者選手たちに奪い去られています。現在はスーパーライト級で世界王座獲得を目指しているペドラザ。先月25日に16戦全勝(15KO)の新鋭エルネスト メルカド(米)と対戦しましたが、4回で敗れ去ってしまいました。体重の壁か、それとも激戦続きのための衰えか。5年近くも白星から見放されています。
6)日本ミドル級王者国本 陸(六島)が4月13日、大阪市住吉区民センターのリングに登場。京原 和輝(博多協栄)を相手に保持する王座の4度目の防衛戦を行います。