DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ボクシング 週間情報

2004年06月25日 05時24分16秒 | 世界ボクシング
今週は,(アメリカ現地時間6月24日)ここまで新情報少くなめです。

1)WBOスーパーミドル級王者ジョー カルザゲが再度負傷。このため延期されていたカルザゲ対IBFライトへビー級王者グレンコフ ジョンソン戦は9月に再延期。
交渉次第では、ロイ ジョーンズがこのジョンソンに挑戦とも。

2)先日マルコ アントニオ バレラに完敗した元WBAバンタム級王者ポーリー アヤラが現役引退を発表。
生涯初のストップ負け、しかも3度倒されての。まあ、誰でもアヤラの立場になれば止めたくなるでしょう。
しかしそこがボクシング。数ヶ月後にアヤラ再起決定ニュースを聞いても驚きはしないでしょう。

アヤラの奥さん、ベッピンなんだよなー

3)7月30日に試合を予定の元統一ヘビー級王者マイク タイソンが、ケンタッキー州に続き、ニュージャージーでも試合が可能に。
さあ、年内に何試合タイソン戦が見れるか楽しみです。
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ボクシング 10年 (リカルド ロペス王朝)

2004年06月23日 11時11分45秒 | ボクシングネタ、その他雑談

王朝と言って差し支えあるまい。10年もの間世界の座を保持していたのだから。ダイスポ氏の「シーズンチケット 3」からの方ならご存知であろう。私がロペス信者ということを。

今回の10年はボクシング全17階級のうちの一番した、ミニマム(旧ストロー、105ポンド/47.63キロ)とそのひとつ上のライトフライ(旧ジュニアフライ、108ポンド/48.97キロ)である。
ロペスのキャリアを通じライトフライ級で戦ったのは3度のみ(キャリア前半は除く)。99年10月、ウィル グレグスビーからIBF王座を奪取し、その後2年間の間に数えた防衛回数は2度のみ。しかし「10年」の間、絶え間なく同級への転向が噂され、同階級の動向に影響を与えていた事は明白である。
もしロペスが存在しなかったら、本場アメリカのボクシング関係者に最軽量級をどう認識させる事が出来たか?不可能に近いと思う。
ロペスのボクシングはまさしく芸術的であった。2001年に引退するまで常に世界各紙の専門紙に「全階級を通じて最強のボクサーの1人」と認識させていた。自身のWBCミニマム級王座を防衛する事22度。約「10年」(90ー99)の間にこの最軽量級を本場中の本場ラスベガスに格上げさせた功績は大きい。進出当初は会場ガラガラ、テレビ中継なしの待遇を受けていた。しかし95年にはマイク タイソンの世界戦セミファイナル登場の偉業も (タイソンーフランク ブルーノ、対アラ ビラモア戦)。その試合では、今でも語り草になっている左アッパー1発KO.世界にリカルド ロペス、そしてミニマム級ありを示した。
「10年」前半期にはロペスにもライバルが存在した。ライトフライ級、軽量級初の100万ドルファイトを実現した 「小さな石の拳」マイケル カルバハル、そしてそのライバル ウンベルト チキータ ゴンサレス。
両者は計3度対戦。特に1993年の第1戦は、「ミニ ハグラー対ハーンズ」の絶賛を受ける。
カルバハル、ゴンサレスは絶えずロペスの対抗馬として決戦を期待されていた。その夢のカードは日を見ることなく終わった。もしロペス、カルバハル、ゴンサレスの三つ巴戦が実現していたら?軽量級の歴史に大きな1ページが加えられたと思う。

ロペス、カルバハル、そしてゴンサレス以外にも強豪は存在した。
タイの「小型カオサイ」、ラタナポン ソーヲラピンはIBFミニマム級王座を通算18度防衛。ラタナポンの実弟ラタナチャイは現WBOバンタム級王者でもある。
ゴンサレスを敵地でKOしたサマン ソーチャトロンはWBCライトフライ級王座を10連続防衛。
ロペスはサマン、ラタナポンにKOそれぞれKO勝ちしている事を付け加えておこう。
ロペスに生涯唯一のダウン、引き分けをあじ合わせた元WBAミニマム、現同ライトフライ級王者ロセンド アルバレスもいい選手だった。
日本からもミニマム級で星野 敬太郎(2度)、新井田 豊、ライトフライ級で山口 圭司 (それぞれWBA)を輩出。それに続く選手達を待機させている。
たしかに選手層はヘビー級などと比べると薄いかも知れない。しかし「10年」という歳月で見ると、その中から好選手を継続的に輩出していることが見れる。
これからはどうか?WBCミニマム級王者、初防衛戦を控えるイーグル京和(角海老宝石)、WBCライトフライの突貫小僧ホルへ アルセが楽しみである。もちろん新井田 豊もこれらに続く逸材だと思う。
これからの「10年」、ロペスの後継者探しがこの「王朝」後の使命だと思う。

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ハリソンx2

2004年06月21日 04時33分18秒 | 世界ボクシング
マルコ アントニオ バレラが印象的な再起を果たした週末。その他の試合結果をざっと行きます。

イギリスでは「ハリソンx2」が勝利を飾っています。

1)WBOフェザー級王者スコットランドのスコット ハリソンが延期になっていた指名挑戦者ウイリアム アベルヤンを3ランドに3度倒し同回ストップで印象的な防衛に成功。
スコットがバレラのターゲットになる可能性もアリ。

2)ヘビー級のハリソン、シドニー オリンピック スーパーヘビー級金メダリスト オードリーが、自身の保持するマイナー王座WBFを9ラウンドで初防衛に成功。
オードリーの目標は年内の世界ランキング入りか?
そして同国人、英連邦王者マット スケルトン戦は実現するのか?
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バレラ復活!!!

2004年06月20日 13時03分18秒 | 世界ボクシング
マルコ アントニオ バレラが見事な再起戦を飾っています。元WBAバンタム級王者ポーリー アヤラを10ラウンド2分34秒でストップ、フェザー級最前線に「バレラ健在」を十分に示しています。
あのエリック モラレスともフルラウンド、ダウンなしで戦ったアヤラから8ラウンドに2度、そして10ラウンドに1度ダウンを奪い快勝。これによりマニー パッキャオとの再戦、ファン マヌエル マルケスとの最強決戦に駒を1つ進めたことになります。

この試合の前座では、将来のミドル級を背負って立つと期待されるシドニー オリンピック銅メダリスト ジャーメイン テイラーが、元IBFスーパーウェルター級王者ラウル マルケスを9ランド終了TKOで破り世界にまた1歩近づく事になりました。
ホプキンスが居座るミドル級、1年後には「死刑執行人」を脅かす存在になれるか?

この興行はオスカー デラホーヤの「ゴールデン ボーイ プロモーション」により行われました。
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ボクシング 週間情報

2004年06月19日 11時04分22秒 | 世界ボクシング
今後の予定が色々と決まりつつあります。

1)まずは相変わらず話題のど真ん中に存在するマイク タイソンから。
7月30日に予定されるタイソンのルイビルでの試合の対戦相手にダニー ウィリアムズが浮上中。当時予定されいるケビン マクブライドよりは骨がありそうな相手とか。

2)WBA/IBFスーパーウェルター級再戦、ロナルド ライト対シェーン モズリー戦は11月20日、ラスベガス マンダレイ ベイで。

3)まさかのKO負けを喫したロイ ジョーンズは9月25日に再起戦を予定。相手はジョー カルサゲ戦が消えた場合のIBFライトヘビー級王者グレンコフ ジョンソン。
この地味なライトヘビー級、ジョーンズの敗北で俄かに活気付き始めている様相。

4)日本の西澤 ヨシノリの標的の1人、新WBAスーパーミドル級王者マニー シアカ(プエルトリコ)の初防衛戦はトリニダードーマヨルガ戦の前座で。挑戦者はデンマークの希望の星、指名挑戦者マッズ ラ-セン。

5)9月4日にラスベガスにコーリー スピンクス、レイモン ブリュースタが登場。
スピンクスは保持するWBA/WBC/IBFウェルター級王座を元WBCライト級王者ミゲル アンヘル ゴンサレスを相手に防衛戦。
ウラジミール クリチコを番狂わせのKOで破りWBOヘビー級王座を獲得したブリュースターは、カリ ミ-ハン(ニュージーランド!!!)を相手に初防衛戦。

6)WBCフライ級王者、日本でもおなじみのポンサクレック クラティンデーンジムは、ルイス アンヘル マルチネスと10度目の防衛戦を7月15日に予定。
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非はWBCにあり

2004年06月18日 21時07分12秒 | ボクシングネタ、その他雑談
現在起こっているWBCの破産宣告問題についてである。
非はWBCにあると思う。同団体のスーパースター優遇策の末端がこの世界最大ボクシング団体の存続を脅かすこととなった。
この事件の発端は1998年初頭、当時WBCライトヘビー級王者ロイ ジョーンズのヘビー級転向宣言がすべての始まりである。
同団体はジョーンズの「ヘビー級転向=ライトヘビー級王座返上」と見なし3月に直ちに「空位」のはずの同王座決定戦を発表。その1戦はマイケル ナンとグラシアーノ ロッシジャーニに間で行われ、ロッシジャーニが2ー1の判定で新王者に。
ここで問題が発生。ジョーンズが気を変え、ヘビー級転向を一旦中止。ライトヘビー級に留まる事を決意。これによりWBCはジョーンズの王座を保持させ、空位王座(のはずだった)を獲得したロッシジャーニを「暫定」王者へと格下げさせた。
この処置がロッシジャーニ陣営にとり面白いはずがない。陣営はこの98年から数年間、王者期間(もちろん空想の)の損害賠償としてWBCを訴える事になった。当初8億円あまりで始まったが、2003年には何と約34億円にもなることに。
WBCの方をもつ気はない。しかし同団体も指をくわえて情勢を見ていたわけではない。WBCは正王者(ジョーンズ)と暫定王者(ロッシジャーニ)に対し何度も王座統一戦を勧告。一次は試合開催寸前までこぎ着けた。そこで統一戦を拒否したのはロッシジャーニ側である。そしてその後ロッシジャーニはWBCの認可も得ず、WBO王者ダリウス ミハエルゾウスキーに挑戦、敗退を喫している。
非はWBCにあると思う。しかし34億円の損害賠償金にロッシジャーニが値するとも思えない。
WBC存続を希望する。しかし同団体変革も希望する。
7月4日、ウクライナのキエフでWBC臨時総会が行われる予定です。
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ボクシング 週間情報

2004年06月16日 09時33分47秒 | 世界ボクシング
1)WBAはスーパーライト級王者コンスタンチン チューの「スーパー」王座を剥奪。これにより同団体の同級王者はビビアン ハリスただ1人とスッキリ。

2)10月2日に行われるプエルトリコの英雄、3冠王フェリックス トリニダードの再起戦、対前WBA/WBCウェルター級王者リカルド マヨルガ戦は、WBAインターナショナルミドル級戦として12回戦で行われる見込み。
その興行では、正式調印までは至っていないが、クルーザー級統一戦が予定される。対戦カードはWBC王者ウエイン ブレイスウェイト対WBAジャン モルメック。ここにロイ ジョーンズ参入は?
対戦者は未定ながら、ザブ ジュダーもこの興行に出場予定。

3)昨日、FIGHTNEWSにも展載。WBCスーパーフライ級王者徳山 昌守、そしてミニマム級王者イーグル 京和がグラシアーノ ロッシジャーニに対し、WBCとの和解請願書提出。

このWBCの破産申告の件、同団体の経営には支障がない模様。
なお、WBCは7月4日ウクライナのキエフで緊急総会
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マイク タイソン 再起戦決定

2004年06月14日 21時09分51秒 | 世界ボクシング
元統一世界ヘビー級王者マイク タイソンの再起戦が7月30日、モハメド アリの故郷ケンタッキー州ルイビルで行われることが決定。相手はアイルランドのケビン マクブライド。
当初、タイソンの再起戦は翌日31日に予定されていた。しかしタイソンと契約を結ぶテレビ局ショータイムが、同日ライバル局HBOがビックマッチを予定、その興行との共食いを避けるため1日繰り上げに。
ボクシング ファンにとりうれしい週末になりそう。
なお、タイソン陣営は先日ロイ ジョーンズをKOしたアントニオ ターバー戦に前向きとのコメント。
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ボクシング 週間情報

2004年06月12日 03時27分39秒 | 世界ボクシング
1)本来なら現地時間の明日行われる予定だったIBFライトヘビー級戦、グレンコフ ジョンソン対WBOスーパーミドル級王者ジョー カルザゲの1戦は現在、7月24日開催で調整中。

2)7月31日に予定されているスーパーフェザー級王座統一戦の前座に、IBFバンタム級王者ラファエル マルケス (フェザー級ファン マルケスの実弟)とWBOミニマム級王者イバン カルデロンがそれぞれ防衛戦を行う。
マルケスは指名挑戦者エルベルト ルイス、そしてカルデロンは元IBF同級王者ロバート レイハとそれぞれ対戦予定。
当初カルデロンはIBF同級王者ダニエル レイジェスと統一戦を予定。しかしIBFがレイジェスに指名試合 (モハメド ラクマン)を義務づけているため今回の防衛戦発表にいたる。

3)マイク タイソンがケンタッキー州よりライセンス再発行。これによりタイソンの7月31日の再起戦の開催地が同州ルイビルになる可能性が大きくなった。

4)現地時間明日、伝説の「ヒットマン」トーマス ハーンズの実息子ロナルドが、カリフォルニア州サンホセでプロ3戦目を予定。
偉大な父も昨日、ピストンズ戦に元気な姿を見せる。
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「パウンド フォー パウンド」さん

2004年06月11日 01時20分31秒 | ボクシングネタ、その他雑談
ボクシングを中心に話題を提供している、格闘技専門のブログ「パウンド フォー パウンド」さんをご紹介します。
もちろん、先日の2大タイトルマッチについてもコメントなさっております。

>今日の内容でデラホーヤが9月の試合をキャンセルしたりしない
>ことだけを祈って(笑)

その通りですね。

Corleoneさんから精力的に投稿して頂いておりますので、今後はボクシングblogの輪を少しでも広げていきたいです。
パウンド フォー パウンド

(ダイスポ)
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