色々（06‐20‐08）

最近（2008年6月20日ごろ）のニュースです。

1）最近強さが増大中のWBOスーパーフライ級王者フェルナンド　モンティエル（メキシコ）。7月26日、米国ラスベガス（コット対マルガリート戦の前座）で今年3度目の防衛戦を予定しています。挑戦者は日本でもお馴染みのホセ　ナバーロ（米）。

2）モンティエルの最大の標的、WBA・WBC統一スーパーフライ級王者クリスチャン　ミハレス（メキシコ）は8月2日に母国メキシコで防衛戦を予定しています。挑戦者は現在のところ決まっていません。

3）ナバーロ、ミハレス以上に日本でお馴染みの選手、前WBCバンタム級王者ウィラポン　ナコンルアンプロモーション（タイ）が引退を表明。

4）オスカー　デラホーヤ（米）が12月6日に自身のラスト・ファイトを計画。

5）そのデラホーヤ傘下の選手たちの試合が続々と決定しています。9月6日にファン　ディアス（米）がマイケル　カツディス（豪）と対戦。その翌週13日にはホルへ　カサマヨル（キューバ）対ファン　マヌエル　マルケス（メキシコ）戦が予定されています。10月11日にはシェーン　モズレー（米）が登場予定。そして11月29日にはヘビー級進出を狙うクルーザー級統一王者デビット　ヘイ（英）が試合を予定しています。

6）OPBF（東洋太平洋）ライトヘビー級王者クレイジー　キム（ヨネクラ）が7月22日に後楽園ホールで試合を予定しています。対戦者は未定。

7）9月6日後楽園ホールでOPBFミドル級王者佐藤　幸治（帝拳）と日本同級王者江口　啓二（姫路木下）が王座統一戦を行います。

8）IBFスーパーバンタム級王者スティーブ　モリター（カナダ）の5度目の防衛戦は8月29日、対セフェリオ　ラバルダ（亜）。

戎岡、王座奪取ならず

メキシコで行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦：
王者オレドン　シットサナーチャイ（タイ）KO9回1分14秒　挑戦者戎岡淳一（明石）

試合終了時までの採点は3－0（80－70，80－71，80－72）で圧倒的に王者を支持。
蓋を開ければ、「あ～、やっぱり」の結果になってしまいました。

採点変更

メキシコで行われたIBFミニマム級戦の判定が変更になっています。
IBFミニマム級戦：
挑戦者ラウル　ガルシア（メキシコ）判定2-1（118-110,115-112,112-115）王者フローレンテ　コンデス（比）

試合後の採点は3－0（118-110,115-112x2）で新王者を支持。その後集計ミスが発覚し、115-112という一人のジャッジが前王者になるコンデスを支持していました。判定内容に変更がありましたが、勝敗自体に変更はありません。

最軽量級とは思えない強打者同士の一戦。バランス、ディフェンス力（ガード、ブロッキング）で上回るガルシアに勝利の女神が微笑んでいます。コンデスにとり、約11ヶ月ぶりの試合というブランクが悪影響したのかもしれません。

和賀、大場

名古屋国際会議場で行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級戦：
王者和賀寿和（畑中）判定3-0（119-109x2,115-113）　挑戦者ファビオ・マルファ（比）

日本バンタム級戦：
王者大場浩平（スペースＫ）判定3-0（97-94，97-95，96-95）　挑戦者児玉卓郎（岐阜ヨコゼキ）

和賀は3度目、大場は初防衛に成功しています。

國重、王座奪取ならず

メキシコで行われた試合結果です。
WBCライトフライ級戦：
王者エドガル・ソーサ（メキシコ）TKO8回1分39秒　挑戦者國重 隆（大阪帝拳）

WBCライトフライ級挑戦者決定戦：
2位ファニト　ルビリアル（比）判定2-1（118-111，115-113,113-114）1位オマール　ニーニョ（メキシコ）

安定王者ソーサが、日本からの刺客國重を退け5度目の防衛に成功しています。そのソーサへの挑戦権を獲得したのが日本でもお馴染みのルビリアル。スプリットながらも、元世界王者に競り勝ち世界への切符を手にしています。

ガルシアが王座獲得

メキシコで行われた試合結果です。
IBFミニマム級戦：
挑戦者ラウル　ガルシア（メキシコ）判定3-0（118-110,115-112x2）王者フローレンテ　コンデス（比）

安定王者候補と期待されていた「小型パッキャオ」が初防衛戦で王座を失っています。

今週末の試合予定

6月第2週末の試合予定です。

14日　土曜日
メキシコ
WBCライトフライ級戦：
王者エドガル・ソーサ（メキシコ）対　挑戦者國重 隆（大阪帝拳）

メキシコ
IBFミニマム級戦：
王者フローレンテ　コンデス（比）対　挑戦者ラウル　ガルシア（メキシコ）
　

15日　日曜日
名古屋国際会議場
OPBF(東洋太平洋)ミニマム級戦：
王者和賀寿和（畑中）対　挑戦者ファビオ・マルファ（比）

日本バンタム級戦：
王者大場浩平（スペースＫ）対　挑戦者児玉卓郎（岐阜ヨコゼキ）

色々（06‐13‐08）

最近（2008年6月13日ごろ）のニュースです。

1）亀田　興毅が7月5日にメキシコで試合を予定していましたが、メインに予定されていたWBAフェザー級戦も含め興業自体が中止となっています。

2）OPBF（東洋太平洋）バンタム級王者ロリー　松下（カシミ）が8月2日に地元比国で防衛戦を予定しています。挑戦者は現在のところ未定です。

3）7月12日にメキシコで、フリオ　セサール　チャべス二世とIBFライトフライ級王者ウリセス　ソリス（共にメキシコ）が試合を予定しています。ジュニアはマットヴァンデと対戦。ソリスはグレン　ドナイレ（比）との防衛戦に臨みます。

4）IBFフライ級王者のドナイレ弟は、8月2日に米国で防衛戦を予定しています。挑戦者は未定。

5）WBAスーパーウェルター級戦王者ジョアシム　アルシン（カナダ）対　挑戦者ダニエル　サントス（プエルトリコ）戦は7月11日にカナダで決行。

ウィラポン、敗れる！！

タイで行われた試合結果です。

WBCバンタム級挑戦者決定戦：
2位ブシ・マリンガ（南アフリカ）TKO4回36秒　1位/前王者ウィラポン・ナコンルアンプロモーション（タイ）

日本でもお馴染みのウィラポンが地元タイでTKO負けを喫しています。マリンガ、王者長谷川　穂積（真正）の新たな脅威として世界に接近してきました。

長谷川、バレロ、内山

日本武道館で行われた、3大タイトルマッチの試合結果です。

WBC世界バンタム級戦：
王者長谷川 穂積（真正）TKO2回2分18秒　挑戦者クリスチャン　ファッシオ（ウルグアイ）

WBA世界スーパーフェザー級戦：
王者エドウィン・バレロ（帝拳）TKO7回1分55秒　挑戦者嶋田 雄大（ヨネクラ）

東洋太平洋（OPBF）スーパーフェザー級戦：
王者内山 高志（ワタナベ）判定3－0（119-110、119-110、119-109）　挑戦者阪東 ヒーロー（フォーラムスポーツ）

長谷川は6度目、バレロは4度目の防衛に成功。今秋にも両者揃って本場アメリカのリングに立つ計画があるそうです。バレロは王座防衛とともに、デビュー以来の連続KO記録を24に伸ばしています。
日本人離れしたパンチ力の持ち主内山。今回は初の12回を経験。2度目の同王座防衛に成功しています。