DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

最近見た試合(06‐22‐08)

2008年06月22日 05時02分45秒 | ボクシングネタ、その他雑談
最近(2008年6月22日ごろ)の試合観戦録です。

WBCスーパーフライ級戦(2008年5月31日):
王者フェルナンド モンティエル TKO3回 挑戦者ルイス マルドナド(共にメキシコ)

世界戦では3連敗という結果のマルドナド。しかし世界上位ランカーとしては実力十分。2年前には、現WBA・WBC王者クリスチャン ミハレス(メキシコ)と引き分けという経験の持ち主です。
その実力者マルドナドに対し、試合開始のゴングからKO狙いのモンティエル。一戦ごとに強さを増しているように見受けられます。モンティエルは強打を兼ね備えた巧打者。2月のマーティン カスティーリョ(メキシコ)戦のKOも見事でした。
対戦が噂されるミハレス、IBFフライ級王者ノニト ドナイレ(比)戦が是非実現してほしいものです。


WBCバンタム級挑戦者決定戦(2008年6月12日):
ブシ マリンガ(南ア)TKO4回 ウィラポン ナコンルアンプロモーション(タイ)

この試合での両者をどう評価すべきか。長身のサウスポー マリンガは実力者であるとは思います。しかし対するウィラポンの体調が悪すぎたように感じられます。極端な話ですが、マリンガのファーストパンチを受ける前にダメージがありました。
4回で終わった試合を見る限り、サウスポーと言えどもやり難さはなさそうなマリンガ。長谷川のスピードについていけるでしょうか?長谷川の体調さえ万全なら、マリンガはそれほど怖い存在ではないように思います。


WBCスーパーウェルター級戦(1991年2月9日):
王者テリー ノリス 判定3-0 挑戦者シュガー レイ レナード(共に米)

この試合後のノリスを知っている私(Corleone)にとり、ノリスはスター選手であって、スーパースターではないと感じられた試合です。強さ、若さ、才能は感じられても“華”のない選手、それがノリス。個人的にピョンピョンと跳ねるフットワークもマイナス点。私はすり足気味のフットワークの支持者です。このフットワークは日本バンタム級王者大場 浩平(大一スペースK)にも通じるところがあります。
でも全盛期のノリスは本当に強かったですね。もし当時無敵のフリオ セサール チャべス(メキシコ)との一戦が実現していたら?ノリスのスピードか、それともチャべスのタフネスか?まさに実現しなかった夢の大一番です。

コメント (2)
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