DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2017年06月10日 00時15分41秒 | 世界ボクシング
2017年6月第2週末の試合予定です。

10日 土曜日
英国・北アイルランド
IBFバンタム級級戦:
王者リー ハスキンス 対 挑戦者ライアン バーネット(共に英)


13日 火曜日
後楽園ホール
日本フライ級戦:
王者粉川 拓也(宮田)対 暫定王者黒田 雅之(川崎新田)

OPBF(東洋太平洋)フライ級戦:
王者リチャード クラベラス(比)対 挑戦者中山 佳祐(ワタナベ)

*この興行で行われるタイトル戦の勝者同士の対戦が見てみたいですね。
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ラッセル、緑のベルトの統一に成功(WBCフェザー級ほか)

2017年06月09日 02時40分41秒 | 世界ボクシング
先月20日、米国・メリーランド州で行われた試合結果です。
WBCフェザー級王座統一戦:
正規王者ゲーリー ラッセル(米)TKO7回59秒 暫定王者オスカル エスカンドン(コロンビア)

*その能力は世界王座獲得以前から高く評価されていたラッセル。しかし自身の負傷などによる度重なる試合の延期で、その実力に沿う評価が得られていません。現在保持している王座を獲得したのが2015年の3月。初防衛戦は王座奪取から13ヵ月後の2016年4月。そして今回の2度目の防衛戦は、初防衛戦からまたまた13ヵ月後になってしまいました。

試合の方は暫定王者にスピード、手数で圧倒しワンサイドマッチに終始。難なくWBC内での王座統一に成功するとともに、王座の2度目の防衛に成功しています。現在同級には実力拮抗の対抗王者がズラリと君臨中。ラッセルはそれらの選手を打ち破る可能性がある選手ですが、まずは定期的なリング登場が最優先でしょう。ラッセルの次戦、願わくば13ヵ月以内に見てみたいですね。

ちなみに2017年6月9日現在のフェザー級王者の面々は下記のようになります。

WBA(スーパー):レオ サンタ クルス(メキシコ)
WBA(レギュラー):アブネル マレス(メキシコ)
WBA(暫定):クラウディオ マレロ(ドミニカ)
WBC:ラッセル
IBF:リー セルビー(英)
WBO:オスカル バルデス(メキシコ)
OPBF(東洋太平洋):竹中 良(三迫)
日本:坂 晃典(仲里)

世界王者の顔ぶれを見てみると、「何とも小粒揃いだな~」という印象しか沸いてきません。


IBFスーパーミドル級王座決定戦(暫定王座):
アンドレ ディレル(米)反則8回 ホセ ウスカテギ(ベネズエラ)

*正規王者であるジェームス デゲール(英)が「ライトヘビー級に転向するのでは?」という噂のある中行われた今回の暫定王座決定戦。偶然にも今回が28戦目同士の対戦となりました。3度目の世界挑戦となったディレルは25勝(16KO)2敗の戦績の持ち主なら、81%のKO率を誇るウスカテギのそれは26勝(22KO)1敗。パンチ力で勝るベネズエラ人は王座獲得まであと一歩まで迫っていました。しかし8回、終了ゴング後のパンチで米国人を倒してしまったウスカテギ。残念ながらそこで失格負けとなってしまいました。

試合後、ディレル陣営がウスカテギをKOするという愚行があったこの試合。試合の終わり方、そしてその後と非常に後味の悪い一戦になってしまいました。
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チュー2世、6戦目は来月(色々:06‐08‐17)

2017年06月08日 00時40分22秒 | 世界ボクシング
最近(2017年6月8日ごろ)のニュースです。

1)元スーパーライト級統一王者のコンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム(豪)が来月22日、同国人ネイソン ウェバーを相手にプロ6戦目の実戦を行います。

2)7月29日に米国ニューヨーク州で中量級の好カードが実現します。現WBCライト級王者で、これまでにWBOフェザー級、同スーパーフェザー級王座を獲得してきたミゲル アンヘル ガルシア(米/通称マイキー)が、元WBOスーパーフェザー、WBCライト、WBAスーパーライト、同ウェルターの4階級を制覇してきたエイドリアン ブローナー(米)とスーパーライト級での無冠戦12回戦で対戦します。

3)この試合はスーパーライト級リミットの140ポンドで行われる予定です。マイキーはこれまでの全試合で138ポンドが自身最重量の体重となります。このブローナー戦後は本来のライト級に戻り、保持するWBC王座の防衛戦、または他団体王者との王座統一戦を希望しているマイキー。しかし、ブローナー戦決行の場合、WBC王座は剥奪され、ホルヘ リナレス(帝拳/ベネズエラ)とWBC1位のルーク キャンベル(英)により空位の緑のベルトが争われる、という情報もあります。

4)「マイキー対ブローナー」戦と同じ興行では、IBFスーパーウェルター級王者のジャレット ハード(米)も登場。元WBA同級王者の実力者オースティン トラウト(米)を迎え、2月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

5)元IBFミドル級、WBOスーパーミドル級(2度)王者のアーサー アブラハム(独)が7月15日、敵地英国に乗り込み元WBAミドル級暫定王者で、現在IBOスーパーミドル級王者のクリス ユーバンク(英)に挑戦します。争われる王座がマイナー団体のものとはいえ、個人的にはかなり注目している一戦。

アブラハムはこれまでにドイツ国外で何試合か実戦を行っていますが結果は芳しくありません。ミドル級時代にスイスで勝利している他は、米国で3戦全敗。そしてフィンランドでも黒星。今回は是非勝利して貰いたいものです。

6)そしてIBOスーパーミドル級戦が決行される同じ日、タイのリングでアジアが世界に誇る不気味な存在、レイ ロレト(比)がWBA最軽量級王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)に挑戦するという情報が入っています。

7)一週間前の2日、WBAヘビー級王座を獲得しながらこちらもドーピングに引っかかっているルーカス ブラウン(豪)がリング復帰戦を決行。9連敗中のマシュー グレアー(米/Greer)を2回で破り、昨年3月以来の実戦で勝利を収めています。
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プロ7戦目が再決定(スーパーバンタム級)

2017年06月07日 00時02分36秒 | 強いぞジョーさん
7月9日、大阪市エル・シアターで予定される試合です。
スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 ジュンドゥラ ファウザン(インドネシア)

*一昨年4月にプロデビューを果たし、これまでに4度の4回戦と2度の6回戦を行ってきた寿以輝。本来なら今年の2月に石橋 俊(仲里)と自身初の8回戦で対戦する予定でした。しかし自らの負傷のために来月までブランクを強いられる結果となってしまいました。

昨年10月以来の試合となる寿以輝。今回対戦するのは元インドネシア国内王者という肩書を持つファウザン。昨年11月に愛知のリングに登場し、松田ジムの水野 拓哉に5回KO負けを喫している選手です。元ナショナル王者という肩書の選手ですが、ここまでの戦績は3勝1敗(1KO負け)でKO/TKO勝利はゼロ。父親の丈一郎と比べるのは可哀想ですが、まあ現在の寿以輝のレベルで言えば妥当な対戦相手と言っていいのではないでしょうか。「倒して勝つだけ」?、そんな事当たり前です。
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楽勝?圧勝?ステベンソンがフォンファラを返り討ち(WBCライトヘビー級)

2017年06月06日 00時37分10秒 | 世界ボクシング
先週末3日・土曜日、カナダで行われた試合結果です。
WBCライトヘビー級戦:
王者アドニス ステベンソン(カナダ)TKO2回28秒 挑戦者アンドレイ フォンファラ(ポーランド)

*2014年5月に初対戦している両雄の再戦。初戦では、連続KO/TKO記録の更新中だったステベンソンに対し、フォンファラが大健闘。敗れたとはいえ、ステベンソンに2007年師走以来のフルラウンドを強いています。

3年ぶりに実現した今回の再戦。両選手とも試合開始のゴングと同時に打ち気満々。しかしパンチ力で上回る王者が、打たれ脆さを備えている挑戦者が前に出てきたところに左をクリーンヒット。初回半ばにフォンファラが早くもダウンを喫してしまいました。

ダウンからのダメージが多大に残っているフォンファラ。そんなライバルに対しステベンソンは、容赦なくサウスポー・スタイルからの左でダメージを加えていきます。1分のインターバルでダメージからのダメージを回復できなかった挑戦者。2回が始まってからもステベンソンは容赦なく左を当てていきます。その回早々、フォンファラ陣営は躊躇することなく試合のストップを要請し、そこで試合終了。ステベンソンが圧倒的な力の差を見せつけて勝利。保持する王座の8度目の防衛に成功しています。

今月17日に行われる同級の3団体王座の統一戦、アンドレ ワード(米)対セルゲイ コバレフ(露)の再戦の勝者に標準を合わせているステベンソン。是非見てみたいですね、ライトヘビー級の頂上決戦を。
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クロフォード、圧勝で防衛に成功(2団体スーパーライト級)

2017年06月05日 00時01分36秒 | 世界ボクシング
先月20日、米国・ニューヨーク州で行われた試合結果です。
WBC/WBOスーパーライト級戦:
王者テレンス クロフォード(米)TKO10回終了 挑戦者フェリックス ディアス(ドミニカ)

*2014年3月に一階級下のWBOライト級王座を獲得して以来、一戦ごとに確実に評価を上げているクロフォード。その上昇気流は留まるところを知らず、今回のディアス戦でも更なる上積みをしています。

身長で上回るクロフォードは、前進を試みるディアスにカウンターパンチを当てまくります。回を追うごとに両者の力量差が広がっていったこの戦い。ディアス陣営は10回終了時、ついに降参を申し入れそこで試合終了。クロフォードは全勝記録を31(22KO)に伸ばすとともに、保持するWBO王座の5度目、そして昨年7月に吸収したWBC王座の2度目の防衛に成功。

さらなる飛躍、ビックマッチ出場を目論んでいるクロフォード。そのターゲットは、WBAとIBFの2団体王座保持者のジュリアス インドンゴ(ナミビア)と一階級上のWBO王者マニー パッキャオ(比)。もし両雄との対戦が実現する場合、インドンゴとは王座統一戦で、パッキャオとはウェルター級ではなく同級での対戦して貰いたいものです。
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デービス、敵地で圧勝V1(IBFスーパーフェザー級)

2017年06月04日 00時03分52秒 | 世界ボクシング
先月20日、英国で行われた試合結果です。
IBFスーパーフェザー級戦:
王者ジェルボンテ デービス(米)TKO3回2分11秒 挑戦者リーアン ウォルシュ(英)

*今年の1月に現在保持している王座を獲得したばかりのデービス。今回のウォルシュ戦は、その王座の初防衛戦であり、デービスにとって米国外で行う初の試合となりました。

前日計量の1度目をパスできなかったデービスですが、再計量を無事に終了。試合前にはひやひやさせられましたが、実際の試合はデービスの一方的な試合でした。

サウスポー同士の対戦となったこの戦い。小柄なデービスが第一ラウンド開始のゴングと同時に試合を支配していきます。スピードに乗った右ジャブを起点に、指名挑戦者ウォルシュを圧倒。初回中盤から右構えにスイッチし、ライバスをかく乱させようと試みた英国人ですが、その効果は無し。時間が経つにつれ米国人の支配度が強まっていきます。

最終回となった3回、左の強打を何度もヒットさせダウンを奪ったデービス。レフェリーは再開直後のデービスの連打の際に試合を止めています。

敵地で圧勝劇を演じ、王座の初防衛に成功したデービス。その戦績を18戦全勝(17KO)に伸ばしています。同団体のWBO王座にはあのワシル ロマチェンコ(ウクライナ)がいますが、デービスはその実力者に対抗しうる可能性を持った選手だと思います。
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今週末の試合予定

2017年06月03日 00時08分11秒 | 世界ボクシング
2017年6月第1週末の試合予定です。

3日 土曜日
タイ
WBCミニマム級戦:
王者ワンヘン メナヨーシン(タイ)対 挑戦者オマール キムウェリ(豪)

カナダ
WBCライトヘビー級戦:
王者アドニス ステベンソン(カナダ)対 挑戦者アンドレイ フォンファラ(ポーランド)


8日 木曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
王者竹中 良(三迫)対 挑戦者ノ サミュン(韓国)

日本スーパーライト級戦:
王者麻生 興一(三迫)対 挑戦者今野 裕介(角海老宝石)
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シリモンコン、92度目の白星をゲット(色々:06‐02‐17)

2017年06月02日 00時11分34秒 | 世界ボクシング
最近(2017年6月2日ごろ)のニュースです。

1)日本でもお馴染みの元WBCバンタム級、スーパーフェザー級王者のシリモンコン シンワンチャー(タイ)が先週末5月27日、2月に続いてシンガポールのリングに登場。ラリー スィウー(インドネシア)に2対1の判定勝利を収め、空位の超マイナー団体であるUBOスーパーウェルター級のインターコンチネンタル王座を獲得。その戦績を92勝(57KO)3敗(1KO負け)に伸ばしています。

2)1977年生まれのシリモンコン。本日6月2日が40歳の誕生日となります!

3)同じ日、元WBCスーパーバンタム級暫定王者のフリオ セハ(メキシコ)と、日本でもお馴染みの元WBAバンタム級王者アンセルモ モレノ(パナマ)がWBCスーパーバンタム級王者レイ バルガス(メキシコ)への挑戦権を賭け対戦。セハが3回KO勝利を収め、王座復帰への足掛かりを手にしています。モレノは昨年、そして一昨年と日本のリングでWBCバンタム級王者山中 慎介(帝拳)に挑戦しています。階級を上げていきなり世界上位ランカーとの対戦というのは、少々無理があったのではないでしょうか。

4)WBOスーパーミドル級王座を2度獲得した経験を持つロバート ステイグリッツ(独)が現役からの引退を表明しています。ステイグリッツが2013年7月、元OPBF(東洋太平洋)同級王者清田 祐三(フラッシュ赤羽)の挑戦を、10回TKO(負傷TKO)で退けた経験があります。

5)WBAライトヘビー級暫定王座保持者のドミトリー ビボル(露)が今月17日に行われる3団体ライトヘビー級王座の再戦、アンドレ ワード(米)対セルゲイ コバレフ(露)戦の前座に登場。世界王座への挑戦経験を持つセルドリック アグニュー(米)と無冠戦10回戦で対戦します。

6)元WBOバンタム級王者亀田 和毅(協栄)が来月10日、3月の試合に続いて後楽園ホールのリングに登場。IBFバンタム級王座への挑戦経験を持つイバン モラレス(メキシコ)と無冠戦10回戦で対戦します。亀田の末弟は現時点でもスーパーバンタム級で世界王座に到達する力はあると見ます。しかし現在は世界にこだわらず、ドシドシ日本のリングで実戦を行っていった貰いたいです。
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三浦、世界王座への復帰なるか(WBCスーパーフェザー級ほか)

2017年06月01日 00時08分03秒 | 世界ボクシング
来月15日、米国・カリフォルニアで予定される試合です。
WBCスーパーフェザー級戦:
王者ミゲル ペルチェル(メキシコ)対 挑戦者三浦 隆司(帝拳)

*以前より実現が確約されていた三浦の世界王座への復帰戦。ようやく正式発表されました。三浦のターゲットが、フランシスコ バルガス(メキシコ)からベルチェルに変わっていますが、どちらとの対戦せよ、激戦は間違いないでしょう。

WBAスーパーフェザー級戦:
王者ジョエリース コラレス(パナマ)対 挑戦者ロビンソン カステジャノス(メキシコ)

*昨年、日本のリングで内山 高志(ワタナベ)に2連勝したコラレス。米国・デビュー戦の相手は、しぶといカステジャノスに決定。
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