韓国人は詩が好きです。ストレートな感情表現が顕著なその国民性に合っているからでしょうか?
大書店では、小説コーナーとは別に、詩のコーナーが広くとってあって、詩だけのベストセラー順位も出ています。
地下鉄駅の壁面や、書店のトイレの個室内(扉の内側)に有名な詩が貼られているのを見たこともありました。小説にもさまざまな詩が引用されています。先に紹介した映画「神様、こんにちは」では無名の貧乏詩人が登場しますが、韓国では詩人というと一種尊敬の目で見られているようです。
日本では、韓国の詩人といわれて思い起こす名前はほとんどあがらないでしょう。日本の現代詩人の名さえほとんど知られていない状況のようですから・・・。(俳句人口300万人、 短歌人口30万人に対して現代詩人口3万人なんだそうです。)
それなりに韓国に興味をもっている人の間で知られている詩人といえば、尹東柱(ユン・ドンジュ.1917~45)と金芝河(キム・ジハ.1941~)でしょうか? 最近、もしかしてノーベル文学賞受賞か?との期待を抱かせた詩人・高銀(コ・ウン.고은)が韓国では話題になったりもしていましたが・・・。
2007年11月、「韓国日報」は、韓国詩人協会が「韓国現代詩100年を代表する10人」の選定過程とその結果、また彼らの代表作品をくわしく伝えています。(選考の対象は物故詩人のみ)
1~10位に選ばれた詩人とその代表作は以下の通りです。
①金素月(キム・ソウォル.김소월) 1902~34・・・・「つつじ(진달래꽃)」
②韓龍雲(ハン・ヨンウン.한용운) 1879~1944・・・・「ニムの沈黙(님의 침묵)」
③徐廷柱(ソ・ジョンジュ.서정주) 1915~2000・・・・「冬天(동천)」
④鄭芝溶(チョン・ジヨン.정지용) 1902~50・・・・「硝子窓(유리창)」
⑤白石(ペク・ソク.백석) 1912~95・・・・「南新義州・柳洞の朴時逢の家(남신의주 유동 박시봉방)」
⑥金洙暎(キム・スヨン. 김수영) 1921~68・・・・「草.풀」
⑦金春洙(キム・チュンス.김춘수)1922~2004・・・・「花のための序詞(꽃을 위한 서시)」
⑧李箱(イ・サン.이상)1910~37・・・・「鳥瞰図(오감도)」
⑨尹東柱(ユン・ドンジュ.윤동주) 1917~45・・・・「もう一つの故郷(또다른 고향)」
⑩朴木月(パク・モグォル.박목월) 1916~78・・・・「旅人(나그네)」

1位の金素月は私ヌルボも一番好きな韓国詩人。(上の画像)
わずか数年の間に優れた詩を多く遺し、32歳で自殺した詩人ですが、流れるような韻律と、日本の大正~昭和初期の詩と共通するようなやるせなさに魅かれます。代表作は「つつじ」で、歌にもなっていますが、ヌルボが特に好きなのは「オンマやヌナや(엄마야누나야 母さん 姉さん)」。これも童謡として歌われています。
※韓国ドラマ「母よ姉よ」(2000)の原題も「オンマやヌナや」ですが、内容は金素月とは関係ない、ですよね? ヌルボは見てません。
個々の詩人については、また今度。
大書店では、小説コーナーとは別に、詩のコーナーが広くとってあって、詩だけのベストセラー順位も出ています。
地下鉄駅の壁面や、書店のトイレの個室内(扉の内側)に有名な詩が貼られているのを見たこともありました。小説にもさまざまな詩が引用されています。先に紹介した映画「神様、こんにちは」では無名の貧乏詩人が登場しますが、韓国では詩人というと一種尊敬の目で見られているようです。
日本では、韓国の詩人といわれて思い起こす名前はほとんどあがらないでしょう。日本の現代詩人の名さえほとんど知られていない状況のようですから・・・。(俳句人口300万人、 短歌人口30万人に対して現代詩人口3万人なんだそうです。)
それなりに韓国に興味をもっている人の間で知られている詩人といえば、尹東柱(ユン・ドンジュ.1917~45)と金芝河(キム・ジハ.1941~)でしょうか? 最近、もしかしてノーベル文学賞受賞か?との期待を抱かせた詩人・高銀(コ・ウン.고은)が韓国では話題になったりもしていましたが・・・。
2007年11月、「韓国日報」は、韓国詩人協会が「韓国現代詩100年を代表する10人」の選定過程とその結果、また彼らの代表作品をくわしく伝えています。(選考の対象は物故詩人のみ)
1~10位に選ばれた詩人とその代表作は以下の通りです。
①金素月(キム・ソウォル.김소월) 1902~34・・・・「つつじ(진달래꽃)」
②韓龍雲(ハン・ヨンウン.한용운) 1879~1944・・・・「ニムの沈黙(님의 침묵)」
③徐廷柱(ソ・ジョンジュ.서정주) 1915~2000・・・・「冬天(동천)」
④鄭芝溶(チョン・ジヨン.정지용) 1902~50・・・・「硝子窓(유리창)」
⑤白石(ペク・ソク.백석) 1912~95・・・・「南新義州・柳洞の朴時逢の家(남신의주 유동 박시봉방)」
⑥金洙暎(キム・スヨン. 김수영) 1921~68・・・・「草.풀」
⑦金春洙(キム・チュンス.김춘수)1922~2004・・・・「花のための序詞(꽃을 위한 서시)」
⑧李箱(イ・サン.이상)1910~37・・・・「鳥瞰図(오감도)」
⑨尹東柱(ユン・ドンジュ.윤동주) 1917~45・・・・「もう一つの故郷(또다른 고향)」
⑩朴木月(パク・モグォル.박목월) 1916~78・・・・「旅人(나그네)」

1位の金素月は私ヌルボも一番好きな韓国詩人。(上の画像)
わずか数年の間に優れた詩を多く遺し、32歳で自殺した詩人ですが、流れるような韻律と、日本の大正~昭和初期の詩と共通するようなやるせなさに魅かれます。代表作は「つつじ」で、歌にもなっていますが、ヌルボが特に好きなのは「オンマやヌナや(엄마야누나야 母さん 姉さん)」。これも童謡として歌われています。
※韓国ドラマ「母よ姉よ」(2000)の原題も「オンマやヌナや」ですが、内容は金素月とは関係ない、ですよね? ヌルボは見てません。
個々の詩人については、また今度。