ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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<アタル>って何なの? トッポッキのチェーン店続々・・・・

2009-09-10 21:32:38 | 韓国の街ネタ、観光ポイント、店・施設等
 韓国では最近トッポッキ市場に新風が吹いているようだ。
 これまでは町内の小さな店で売っているのがふつうだったのが、いくつかのチェーン店がどんどん店舗を増やしているとのこと。
    
 その代表が<アボジ トィッキム タル トッポッキ(아버지 튀김 딸 떡볶이)>。(上の画像)
 日本語に直すと<父さん天ぷら、娘トッポッキ>。これ全体がチェーン店の名前なのだが、長いので<アタル(아딸)>と略して呼ばれている。父親・娘・婿の天ぷらとトッポッキの店が美味しいとの評判で2002年にテレビ出演。それを契機にフランチャイズ制によるチェーン店拡張を進めていって、現在は500店以上になっているとか。
 
 つづいて2005年からは<シントク(신꺽)>や<トクテトッポッキ(독대 떡뽂이)>も加盟店を集めはじめた。<アタル>に劣らず急成長している<シントク>のトッポッキはとても辛いのが特色で、甘い水付きのセットメニューが一番人気。
 その他にもBBQチキンの会社が天然食材にこだわった<オリーブ・トッポッキ>、ビール専門店ワバが<ハッピー・クン(宮)>と、トッポッキに参入してきている。
このような状況下で、トッポッキの新メニューもいろいろ登場しているようだ。

 今年3月にはソウルで<2009ソウルトッポッキフェスティバル>が開かれ、5万人以上もの人が集まったという。
 韓国政府も韓国料理の世界化政策の一環としてトッポッキの世界化を推進中で、2017年までに「韓国料理を<世界五大料理>に引き上げる」という目標を立て、大統領夫人を名誉会長としいて韓国料理世界化推進団を5月に立ち上げた。

 ・・・・以上は月刊誌「新東亜」9月号の記事をもとにまとめました。
 他のサイトでは「食客」の作者ホ・ヨンマンも「ピビンバ、プルゴギ、キムチに続くのはトッポッキ」と語ったとか、いろいろトッポッキ関係の記事は多いようです。

 しかし、私ヌルボは何度も食べたことはありますが、あまり感動した経験はないのですが、皆さんはいかがなものなんでしょうね?
        
 まあ今度韓国に行った時にこの<アタル>で食べてみようと思います。
上の画像にあるように、スンデもあるし、酢豚などもあるようです。

 ところで、<世界五大料理>って? <三大料理>だと、ふつう中国・トルコ・フランスだけど、<五大料理>に韓国が想定しているあと1つはどこなの? イタリアか日本か、それとも?
コメント
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