ヌルボ・イルボ    韓国文化の海へ

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韓国内の映画 Daumの人気順位 と 週末の興行成績[9月11日(金)~13日(日)]

2009-09-15 20:08:50 | 韓国内の映画の人気ランク&興行成績
★★★ Daumの人気順位(9月15日現在)
               (順位:映画名:評点:投票者数)

①国家代表(韓国) 9.7 (7120)  
②ごめんね、独島(韓国) 9.6 (125)  
③キングコングを持ち上げる(韓国) 9.6 (1940)  
④歩いても 歩いても(日本) 9.5 (24)  
⑤アップ(米国) 9.3 (403)  
⑥名探偵コナン:漆黒の追跡者(日本) 9.3 (390)  
⑦エジャ(韓国) 9.2 (332)  
⑧召命(韓国) 9.2 (128)  
⑨かもめ食堂(日本) 9.0 (64)  
⑩ドラえもん のび太の恐竜2006(日本) 9.0 (36)

 このデータは、先週と比べてみると、順位が1つ2つ上下した程度でほとんどかわっていません。いつもそうってことはないと思いますが・・・・。せっかく載せ始めたのに、変化に乏しいとちょっとやる気にもかかわってきますので・・・。まあ今後の展開を見ましょう。
 
 それにしても、①の「国家代表」はたいしたものですね。動員観客数が多いだけでなく、評価も1位を保っています。今月5日の春史映画祭で最優秀作品賞など6冠に輝いたとのことですよ。
 
 内容は韓国版「クールランニング」、といっていいのかな? コチラはスキーのジャンプ競技。長野冬季オリンピックの時の実話に基づいているとか・・・。
1つ上がって③になった「キングコングを持ち上げる」もオリンピック物。「私たちの生涯最高の瞬間」もそうだったですねー。

 ホントに韓国の人たちオリンピックが好き! てゆーか、民族意識高揚に直結してますよね。この映画のキャッチコピーも「(ウリヌン テハンミングク クッカデピョダ!(俺たちは 大韓民国 国家代表だ!)」ですからねー。(下のポスター参照。ハ・ジョンウの顔が写ってないところがミソ、らしい。)
    
 日本人もオリンピックはけっこう好きだけど、韓国と比べると明らかに選手個人とかチームに関心をもって応援しても、日本がメダルいくつ取ったかとか、これでメダル数では世界何位だとか、国レベルで熱くなることはそんなにないでしょう? 1964年の東京オリンピックの頃まではそんな雰囲気もあったようだけどね。

★★★ 韓国内の映画 週末の興行成績[9月11日(金)~13日(日)] ★★★
      「エジャ」が「国家代表」にかわってトップに

順位・・・・題名・・・・・・・・・・・・・・・封切り日・・・週末観客動員数・・・・・・累計観客動員数・・・・上映館数
1・・エジャ(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・・9/09・・・・・・・・301,818・・・・・・・・・・・・・・・・・・389,409・・・・・・・428
2・・国家代表(韓) ・・・・・・・・・・・・・・7/29・・・・・・・・258,651・・・・・・・・・・・・・・・・7,371,459・・・・・・・396
3・・梨泰院殺人事件(韓)・・・・・・・・9/10・・・・・・・・214,799・・・・・・・・・・・・・・・・・・282,809・・・・・・・294
4・・海雲台(韓) ・・・・・・・・・・・・・・・・7/23・・・・・・・・115,276・・・・・・・・・・・・・・・11,186,452・・・・・・・340
5・・ブラック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8/27・・・・・・・・・99,429・・・・・・・・・・・・・・・・・・701,129・・・・・・・251
6・・国家代表 完結版 尽きない話・9/10・・・・・・・・63,178・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64,621・・・・・・・・71
7・・あなたは私の婿になる・・・・・・・9/03・・・・・・・・54,997・・・・・・・・・・・・・・・・・・・263,391・・・・・・・201
8・・マイ・シスターズ・キーパー・・・・9/10・・・・・・・・50,543・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64,642・・・・・・・199
9・・ハイ・レイン・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/09・・・・・・・・49,551・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68,093・・・・・・・195
10・・9(ナイン)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9/09・・・・・・・・48,573・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58,616・・・・・・・224
※このデータの出所はKOFICです。

 「海雲台(ヘウンデ)」は2位から4位に落ちましたが、「シルミド」(1108万人)にかわって歴代4位になりましたね。しかし歴代3位の「ブラザー・フッド」(1174万人)にはとどかないようです。
 1位から2位に下がったとはいえ、「国家代表」も700万人を越え、歴代興行記録10位に入りました。キム・ヨンファ監督は前作「カンナさん大成功です」に続き2作品連続600万人突破。ハ・ジョンウも「チェイサー」(507万人)を越えて、本人最高興行記録を書き換えたとのことです。

 さて、後回しになってしまいましたが、「国家代表」にかわっていきなり1位になったのが「愛子(エジャ)」。29歳の娘(チェ・ガンヒ)が、病に侵された母親(キム・ヨンエ)との最後の時間をともに過ごす・・・という話。「チェ・ガンヒが釜山方言の特訓で完璧に変身」だって? 聞いてみたいな。
 
 3位は実話の映画化。1997年梨泰院(イテウォン)のファストフード店で、10代の韓国系米国人の青少年たちが20代の韓国人青年を殺害。それも遊び半分で、という点が社会に大きな衝撃を与えたという。チャン・グンソクとチョン・ジニョンが主演。
 5位はインド映画。「生まれた時から目も見えず耳も聞こえない少女と、彼女を教育する男性教師との交流。ヘレン・ケラーを下敷きにしていますが美しさにおいて原作に劣りません」とあるサイトで紹介されていました。
 7位は日本では「あなたは私の婿になる」のタイトルで10月に公開。8位はキャメロン・ディアスが母親役に初挑戦。日本での公開は未定。9位はフランスの山岳アクション・スリラーって、・・・え、「クリフハンガー」のリメイクだって? 10位はアカデミー賞等にノミネートされた短編アニメーション。私ヌルボは知りませんでしたが、調べたところ、独特の個性的な作風で、興味をそそられました。
コメント
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