韓国のアジョシ(おじさん)は体を左右に揺らして堂々と(悪く言うとエラそうに)歩く人が多いようです。
またアジュマ(おばさん)も脇を開いて力強く歩く人をよく見ます。(とくに街で商売をやってるおばさん。)
そのような<力強さ>をよく表しているのが歩行者用信号。
国によりそれぞれのデザインがあるようですが、韓国の場合は下の写真の通りです。
青信号の方は大きく手を振って大股で歩き、「止まれ」の時でも腕も足も少し開いて、いかにも兵役のある国らしい<力強さ>が感じられるではありませんか!
■□■ 横断歩道が増えると地下商店街はどうなる? ■□■
さて、私ヌルボは最近ソウルに行ってきた時気がついたのが、「街に横断歩道が増えている」ということです。
鍾閣とか鍾路三街の交差点も、地下に潜らなくても横断できるし・・・。
元来韓国は車優先の国で、人は道路を横断する時には地下道を使うのがふつうでした。国防上の理由とか、車を多く売るためだとか聞いたことがあります。
その結果、都市では地下商店街が発達したというわけです。(韓国語では<チハサンガ(地下商街)>という。)
ところが最近状況が変わってきたようです。
日本以上の深刻な少子化社会になっている、ということは、増えている高年層に合わせて街も歩きやすくしているのか、それとも他になにか意図があるのか・・・・。
あるサイトによると、「地下商店街をつぶす気か!?」と書かれた貼り紙があったとのこと。
そういえば、今回ヌルボがソウルに滞在した6日間も、ほとんど地下鉄は利用したものの、地下商店街自体はほとんど歩かなかったなあ・・・・。