どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「イチモツ」

2006年11月05日 | 自主映画
今日も夕方近くまで寝てました。それから昨日、寝過ごして行けなかった自主映画の上映会へ行く事にしました。途中、新宿で本日初の食事。沖縄料理「やんばる」にて麩定食を食す。久々でしたが美味しかった。
それから電車乗り継いで野方へ。上映会場へ着きました。今日、見にきた「イチモツ」という映画はアウトプッツという上映会にて予告篇を見て面白そうだったので見たくなった映画です。監督さんだとか知らない人でしたが、全篇8mmで撮影した怪獣映画?だとか?で予告篇で見た動きの激しいパワー溢れる映像になんだか分からないけども面白そうと感じたのです。
本編上映前にこれまた噂にはよく聞くが実際に見るのは初めての「メカデンキネコ」なるフルCG映画が上映されて見る。とぼけた間と派手な効果音のリズムが可笑しい軽いテイストの作品でした。好きな人にはたまらない感じのちょっぴりオサレ系な映画だったような気がします。そして、「イチモツ」の上映です。こちらはオサレ系というよりも根性系といいますか、なにか熱いものが感じられる映画でした。ちょっと長くて途中で少し睡魔にやられたりもしましたが、面白い映画でした。っちゅうかスゲー映画でした。暑苦しささえ感じるような役者の熱演と、なんかとぼけた絶妙の変なユーモアが可笑しい面白い映画でした。なんか怪獣ものって下手したら妙にオタクっぽいマニアックなネタに走るような映画だとかギャグが入りそうだが、そういうのが無くて独自の世界観を作っている点が気に入った。正々堂々と巨大カメと刑事の話として普通に描いてます。
8mmの独特のトーンもあってモノクロの映像は実にいい感じでしたが、音の方はちょっと台詞が聴き取り辛くて残念な所。音楽等も良かっただけに台詞はもう少ししっかりして欲しかったと思う。これは元からなのか?劇場の音響の設備の調整のせいなのかは分かりませんが・・。あと編集も中盤はちょっと間延びした印象もあったので、もう少し短いと完璧だったと思います。しかし、とても刺激になる力作でした。単純に面白かったので満足でした。どこだろう、ロケ地も風景もなんか良かったなぁ。完成までに6年かかったとの事だが撮影にはどれぐらいの時間がかかったんだろうなぁ~。

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