どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「誕生日はもう来ない」

2007年11月30日 | 映画
もうすぐ誕生日なのに「誕生日はもう来ない」という映画を鑑賞。
昔、見た事あったかもしれないが、全く覚えてないので初めて見るように楽しめた。
いまいち主人公の女優に魅力を感じられなかったのが残念ですが、映画そのものは色んな意味でサービス精神に富んだ、くだらないけども魅力のある憎めないホラー映画でした。犯人は誰か?という興味を煽るジャーロ映画的要素が結構あって、案外見るものを引っ掛けようとするトリックや試みが実に面白い。しかし、その手口があまりに突飛で幼稚なのがいかがなものか?と思いましたが、そのくだらなさにあっけにとられたり、驚いたりして、それなりには楽しめたな。途中で犯人って結局こいつでしょ。みたいなのが分かっちゃってつまらなくもなったのですが、殺人の手口が殺す前から見え見えで、あぁもうすぐこうやって殺されるっ・・!て分かってその通りの殺され方するのが面白かったとも言える。そうなるのは分かっちゃいるけど、なかなかならない待ち(じらし)の展開が実に恐怖というか嫌~なシチュエーションでドキドキします。そして最後は案外、それを直接的にドバーと血糊も多めに見せ切ってくれるのが出たーって感じでなかなか良かった。よく見せ方が工夫されていて感心。そして、犯人は・・最後に予想も付かない反則技?も登場して、ほんまかいな?なんじゃそりゃ?という展開で予想を見事に裏切ってくれました。全く納得出来ない展開ですが、その騙しの為に色々と手を変え品を変え努力している所には好感がもてました。面白けりゃなんでもありです。
本当の恐怖映画やサスペンス映画ではリアルさや真実味が無いとつまらないと思うのですが、ここまで無茶苦茶でもサービス精神と努力があると違った意味で凄く楽しめてしまいます。こういうホラー映画もいいですね。音楽も面白くて人をおちょくったようなピロピロリーンみたいな間抜けな旋律が恐怖じゃなくて面白味と憎めなさを助長しておりました。
この手の映画は最近だと「スクリーム」がありますが、よく考えるとこの映画とそっくりな映画ですね。
んなアホな・・な展開でも惹き込まれてしまう映画です。脚本が無茶苦茶だけど面白い。
この映画、邦題では「誕生日はもう来ない」ですが原題名は「Happy Birthday To Me」です。
誕生日おめでとう私。な意味ですね。ちょっと可哀想で陰気な物語でもあります。

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「コンボイ」

2007年11月30日 | 映画
DVDで「コンボイ」を鑑賞。痛快な映画でした。久々に見ましたがやっぱり面白かった。
話は単純です。トラックの運ちゃんが悪い警察に因縁つけられて、ふざけんな!って抵抗したら逆恨みされて執拗に追われるんですが、仲間のトラック運ちゃん達も一緒になって凄いトラックの集団となり、ただ逃避行を繰り広げて・・みたいな感じ。
アメリカの広大な風景をでかいトラックが集団で走る絵ずらだけでもなんかいい感じ。でかいだけで迫力あります。喧嘩シーンではいちいちスローモーションが使われてこれもなんか派手です。でかいトラックが砂煙を上げて走り、建物を破壊する様とか単純だけど迫力満点。素早いカット割りとかで見せる最近の映画と違い、無骨でストーレートな描写が逆に良い。スピードや凝った見せ方で迫力を出すのでなく、被写体そのものの迫力と汗臭さを感じる出演者の描写がなんとも良いです。こういうカーアクション映画って70-80年代に結構あったと思うがその魅力は車のぶつかりあいとか泥臭い描写、スローモーション、反骨精神みたいなものだったと思う。
最近はこういうカーアクション映画ってあまりなくなってきたような気がします。CG使ったカーアクションものが結構増えてるけどスピード感には溢れるが本物のぶつかりあいの良さみたいなものが薄れて来ている気がします。最近ではタランティーノの「デス・プルーフ」がこのぶつかりあいの良さを久々に味あわせてくれた映画でした。そういえば、あの映画の主人公スタントマン・マイクの車には「コンボイ」の主人公のトラックに付いていたアヒルの飾りが付いてましたね。流石です。分かってらっしゃる。「コンボイ」のような痛快な映画を今だからこそ作ろうと試みたのでしょうね。

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