どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「続・激突!カージャック」

2013年01月03日 | 映画
今日は自分の家でのんびり過ごす。今日はやたらと寒くて外に出る気になれずでDVDで「続・激突!カージャック」を鑑賞。スピルバーグの劇場長篇初監督作品。この映画好きでテレビ放映をビデオに録画したのを何度も見た。なのでその時の日本語吹替版が一番好きというかしっくりくる。
DVDの日本語吹替はテレビ版と違い印象が違うのでオリジナルの英語版で鑑賞。久々に見たが実に丁寧に作られている。丁寧過ぎるぐらい。映像も素晴らしく美しい場面があったりします。しかし物語的にはあまり重要でもない所だけど。話は実話を元に作られてます。冷静に見ると子供っぽいおバカママが子供を取り返す為にカージャックをして残念な結末を迎える話ですが、子供を想う正直な気持ちと演じるゴールディ・ホーンのキャラもあり、どうしても憎めない応援したくなる所があって主人公に感情移入してしまいます。そんな一番の被害者は旦那さんだったのかもしれませんね。
誰もが望まない悲しい結末を迎えますが、どうしようもなかった無力感のようなものが最後に印象に残ります。アメリカン・ニューシネマな感じです。
ラストは泣けてしまう映画だったのですが何度も見たからか今は泣けはしませんでした。やっぱりテレビ版日本語吹替じゃないとグッと来ないのかもしれませんね。
ユーモアもある映画です。音楽も良いです。とてもオススメな映画です。
邦題が続・激突となってますが、激突!の続編ではありません。原題はシュガーランド・エクスプレスです。
カーチェイスはありますが、アクション映画では無くシリアスな人間ドラマです。


コメント