昔レンタルビデオで見て以来に「ヘンリー ある連続殺人鬼の記録」をDVDで鑑賞。マイケル・ルーカーの佇まいと役柄のインパクトは印象的でしたが映画の詳細は随分と忘れていました。
16mmのような荒い画質のスタンダードサイズの映像が実に良くてカメラワークや構図も間も良く淡々と展開する映画ですが変な緊張感もあり見入ってしまいました。実話を元にした映画ですが連続殺人鬼の側の視点で描かれるので自分が殺人鬼になったかのような嫌な気分を味わえる映画でもあります。サイコパスの息をするように人を殺す姿に衝撃を覚えつつも時折まともな行動や考えをするヘンリーに何処か共感出来るような部分も見えてきて後半は恋愛物語としても興味深く切なくも只ならぬ不安感と共に見れたのですが最終的には甘い希望もリアルで最悪な絶望的なラストが当然のように待ち構えていました。その何とも知れない後味の悪さがこの映画の素晴らしい一面だと改めて見て感じました。
後で実際のヘンリーについてネットで調べてみると、その生い立ちとか凄まじいものがありました。
ヘンリーを題材にした別な映画をVHSで昔見ていて事件の概要は知ってましたが今作は映画的に独特の空気感と時間の流れで少し内面にも迫って描かれたインパクトのある作品に仕上がっていました。
実際のヘンリー・リー・ルーカスが獄中で描いたという絵をネットで見つけましたが、昨日見た映画「クリープショー」のポスターを描いているのが分かりますね。
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後で実際のヘンリーについてネットで調べてみると、その生い立ちとか凄まじいものがありました。
ヘンリーを題材にした別な映画をVHSで昔見ていて事件の概要は知ってましたが今作は映画的に独特の空気感と時間の流れで少し内面にも迫って描かれたインパクトのある作品に仕上がっていました。
実際のヘンリー・リー・ルーカスが獄中で描いたという絵をネットで見つけましたが、昨日見た映画「クリープショー」のポスターを描いているのが分かりますね。
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