どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「パラサイト 半地下の家族」

2020年01月26日 | 映画
レイトショーでカンヌ映画祭で賞を獲ったと評判の良い映画「パラサイト 半地下の家族」を鑑賞。韓国映画を見るのって凄く久しぶり。感情が激しく生々しく暴力的なものが多いイメージなのであまり好んで見なかったのでした。とてもしっかりと作り込まれた映画でどるなるのか?と惹き込まれるものがありユーモアも感じれて良かった反面、気持ちの悪い居心地悪さみたいなものも同時に感じました。時々意表をつく展開があったりしたけど流れ的には大体先が予想出来ちゃいました。
なので面白いと思えるものと、何処か違和感感じる部分が同時進行する不思議な感覚の映画だと感じました。
有り得ないような都合の良い展開を見せますが、有り得そうな感じもしてグイグイと見せてくれました。最終的になんか切ない哀しみのようなものも感じれました。


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「ジョジョ・ラビット」

2020年01月26日 | 映画
評判の良い映画「ジョジョ・ラビット」を劇場で鑑賞。ナチスかぶれの少年がユダヤ人の少女に出会って恋して…みたいな話でシリアスな内容ではあるが作りはかなりコメディ調。音楽が効果的に使われていてちょっと斬新。面白く見れてたけどコメディに振り切れてる訳でもなく微妙な感覚で進みます。前半の途中で睡魔に襲われてしまい気がついたら少年は顔に怪我をしてました。まぁ大体流れは分かったけどどのくらい見逃してしまったんだろう?その後は集中して見れました。
重い内容なのにユーモラスに描かれたりしますがスカーレット・ヨハンソン演じる母の最期の見せ方はショッキングで重い哀しみを感じる印象的な場面でした。ナチスの教官が少年を庇う後半の流れもグッとくるものがありましたが最後のデビッド・ボウイの曲ヒーローのドイツ語版に合わせて踊る場面が何ともしれない感覚があり涙が溢れた。開放感というか何というか良く分からない感情がありました。
全体的には期待した程の良さというものは感じにくかったけど最後で一気に良さが伝わってくるというちょっと変わった映画でした。トム・ウェイツの大好きな曲も流れてました。歌詞の意味知ってたから意図するものも伝わった。他の曲も意味を知ってたらより楽しめたんじゃないかと思う。


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