どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「バグダッド・カフェ」

2021年05月25日 | 映画
大学時代にVHSで見て主題歌と共に印象に残っていた映画「バグダッド・カフェ」を久しぶりにニュー・ディレクターズ・カット版というので鑑賞。
元とどう違うのかは忘れてて分かりませんが長くなったのは分かりました。
何ともまったりとした時間が不思議な優しさに包み込まれるような良さがあります。色彩や撮影がとても良くて美しく妙なユーモアと人間味溢れるキャラクターが憎めない味わいを出しています。太った女性がどこにでもいそうな存在感を出しつつチャーミングな良さと神秘性を出してました。当時人気で他にも映画あったね。
映像は美しかったけどカットによりザラつきやデジタルっぽいノイズが気になってしまう所もあったのはちょっと残念。やっぱりフィルムで見るのがベストな映画ですね。
主題歌もやっぱり良くて耳に残ります。この曲と撮影の美しさとキャラクターがこの映画の柱ですね。
忘れてたけどラストの台詞はちょっと間が抜けた可笑しさがあって何か良かったです。


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「ブレインストーム」

2021年05月25日 | 映画
DVDで久しぶりに映画「ブレインストーム」を鑑賞。一部の映像は記憶に残っているのだが話の詳細とかは完全に忘れていました。画角がビスタからシネスコになったり映像的に博覧会映像とか体験型映像みたいな面白さのあるものでしたが物語的にはそんなに面白いものでは無かったかな。だけど興味深い題材が多くあり80年代に作られていたという事を考えると凄いとも思えました。技術的には似たものが色々と開発されておりますが映画のようなレベルにまではまだ行ってないですね。
テープが記録媒体というのが昔っぽくて良かった。インターネットやVRとかを予見していたような内容でした。
特撮映像も当時としてはハイスペックの65mm合成とかで質の良い映像を作り上げておりました。今日見たDVDは4:3画角の中でのビスタとシネスコで画質もあまり良く無いものでしたがHDテレビにズーム拡大して鑑賞しました。死後の世界の映像が美しくも興味深く見れました。所々でユーモアのある場面なんかもあり基本的に見世物的な映画だったと思います。
ナタリー・ウッドの遺作となった映画でした。




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