中古ブルーレイで「地球の静止する日」を衝動買いしちゃう。早速画質だけでもチェックしようと見たら何故かカラーでリメイク版の「地球が静止する日」のディスクでした。タイトルが「の」と「が」の違いだけなので間違えたのか?翌日に店に行き正しいディスクと交換して貰いました。
リメイク版はテレビ放送で見てました。オリジナル版も過去に見てたと思ってましたが見てみるともしかしたら初だったかもな印象も受けました。ハリー・ハウゼンの「謎の円盤UFO」だったかコマ撮りUFOが出る映画と記憶が混在しちゃってました。
今作は古い映画というのもあり宇宙人とかチープです。だけど自作「油揚げの儀式」に出てくる宇宙人と同じく銀色の憎めない感じの味わいと良さがありました。
あまり特撮とか派手な見せ場も無く地味な印象で展開もタルい部分も多かったですが物語の筋や内容は実に真面目で良く出来ていた。考えさせらるものがありました。
現在のように戦争が起きてる状態ではこの映画の宇宙人の投げかけたテーマについて深みも感じれた。
ええかげんにせんと戦争や核を続けると宇宙全体で捉えると有害でしか無いので地球は滅ぼすぞ!よく考えろや!とのメッセージ。今の地球の国々で正しく解決出来るとは何だか思えないのが残念で恐ろしい所であります。
特典映像も充実していて制作ドキュメンタリーやテルミンやUFOについての解説に広島の原爆の生存者の証言映像とかとても興味深く地球規模での核戦争の脅威の恐ろしさ等が真剣に描かれていて、より作品に込められた想いが伝わってきました。