どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「私を信じて リサ・マグウェイの誘拐」

2022年04月24日 | 映画
Netflixで「私を信じて リサ・マグウェイの誘拐」を鑑賞。実話を元にしたテレビ映画だったようです。義父に性的虐待されていて助けを求めれる者もいないという最低な環境で生きている17才の女の子が連続殺人鬼に誘拐されてレイプされ監禁されるという救いの無い展開に胸が締め付けられるような恐ろしくも苦しいものがありました。
何とか逃げる事が出来たけど誰も話を信じてくれなくて…と絶望的な流れになりますが1人信じてくれる刑事がいて大きく事態が動き始めます。そこから犯人は連続殺人鬼だった事も判明し逮捕までの有力な情報源となり苦しいトラウマと闘いながらも自分の人生を取り戻すという凄まじい話でした。実話だというのが凄いし説得力もありました。最後に現在の本人も登場しますが性犯罪科の警察となって活躍中との事。
役者陣の存在感や芝居も見事で現実味を持って感情移入して見れました。
軽い気持ちで見始めたのですが予想外の重みのある興味深くも見応えのある映画でした。親が酷過ぎでしたがこんな事が現実にあるんですよね。考えさせられます。






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「ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー」

2022年04月24日 | 映画
Netflixで「ベルベット・バズソー 血塗られたギャラリー」を鑑賞。役者陣がなかなか豪華なアート界を舞台にしたホラー映画なんですが正直全然怖くないのでした。CGとか凝った見せ場はあるのですが良く出来てるけど嘘っぽくて興醒めしちゃうのでした。アート界の作り手で無く金儲けの為のディーラーや評論家が主人公で何も作り出して無いのに偉そうな嫌な連中ばかりが登場します。そういう連中が次々とぶち殺されてゆく展開は面白いのですが何か見ていてドキドキもハラハラもしないどうでも良い感じもありました。ブラックなユーモアがある訳でも無いし…。ラストの路上販売の場面は良い意味でも悪い意味でも捉えれる印象的なものもありました。
レネ・ルッソにジョン・マルコヴィッチの姿を久しぶりに見れました。
芸術に殺されるという発想は面白いのですが「ヒッチコック劇場」とかの30分ぐらいのものなら面白くみれたかも。ティム・バートン監督の「新・ヒッチコック劇場」でそんなエピソードあったなぁ。アレは好きでした。






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「サイレンス」

2022年04月24日 | 映画
Netflixでマイク・フラナガン監督のホラー映画「サイレンス」を鑑賞。原題は「HUSH」意味は静かにさせる。との事。何だったか同じ原題の映画あったような…。「沈黙のジェラシー」でしたね。
今作は登場人物は少なく耳が聴こえなく喋れない主人公の女性が謎の殺人鬼にひたすらじわじわと殺されそうな展開を見せる家の中から殆ど出ない状態で見せ切る緊張感のあるホラー映画でした。設定の紹介が終わった辺りで急に友人が殺されて…とシンプル過ぎる程の内容だけど見応えはありました。どうなるか?と思いますがある程度は先は読めます。突っ込み所としては武器は常に持っておこうよ!っては思ったりしたけどね。いざとなっての反撃はなかなかのもので案外勝てるんじゃない?って思ったりしました。最終的にはどうなるかはネタバレになるから書かないけど。
ビッチという名前の猫ちゃんが可愛かったです。




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