どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ザ・ブルード/怒りのメタファー」

2022年04月10日 | 映画
VHSソフトは持っていて何度か見たクローネンバーグ監督の映画「ザ・ブルード/怒りのメタファー」を今回初めて高画質版で鑑賞。久しぶりだったので、かなり忘れていた部分もあり興味深くは見れたけどラストとか印象深い場面は覚えていたので衝撃は改めて感じられまではしませんでした。
だけど何とも微妙な切なさと恐ろしさのある内容です。しっかりと結末に向けて全貌が明らかになる展開に惹き込まれてゆきます。結構無茶な物語ですが不思議な説得力みたいなものも感じれてシリアスなホラーサスペンスとして見れました。
奥さん役の狂気を感じる眼力と表情が恐ろしいものがありました。
ラストの子供の表情からの腕の腫れものが不穏な後味を残します。




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