大学の図書館のLDで見て以来に良かった記憶のある白黒映画「ノートルダムのせむし男」をDVDにて鑑賞。前に見たのがロン・チェイニー版だったかチャールズ・ロートン版だったかは記憶が定かでは無いが多分今日見たチャールズ・ロートン版だったと思います。白黒の撮影が美しくエキストラの数が壮大でノートルダム寺院の造形の美しさもあり印象に残る映像が多いです。モーリン・オハラ演じるジプシー娘も美しくて彼女を巡って色々な男が魅惑され物語が大きく動きます。物語もとても惹かれるものがあり切なさと哀しみと政治的な闇と希望なんかが描かれています。見始めると一気に最後まで見れました。何よりチャールズ・ロートン演じるせむし男の芝居が素晴らしく特殊メイクも凄く自然でリアルに感じられて感情移入出来るキャラクターでした。台詞でもグッと来る場面が結構あります。

改めて見直しても実に良いクラシック映画でした。
