仕事帰りに新宿で「アクアマン/失われた王国」を鑑賞。前作を見直して来たから繋がりや関係性はスムーズに見れたけど何か物語的には進展する割に興味は薄れてゆく印象で中盤は長いなぁとも感じる見方でした。全編良くは出来てるけどCGだらけの映像も新鮮さには欠けた印象です。前作のような水中感の魅力も減ってたと思います。それでも所々でのユーモアとホラー的味付けは良い感じもあり後半は物語的にも盛り上がり上手く前向きなメッセージも盛り込み強引だけど気持ち良く見終われる娯楽作に仕上がってました。
全体的には面白い映画でしたが何かグッと来るものは少なかったかな。
脚本は兄弟愛と親子関係と環境問題に関してはベタだけど良かったですが、悪魔的な悪役の設定やメカやら人間の関わり方なんかはイマイチだったように思います。
細かい所で個人的にオォっと思ったのはカメラのフラッシュの効果音が1箇所「悪魔のいけにえ」と同じだ!と分かった所でした。
劇場の他の観客達がザワザワとなっていたのはゴキブリ絡みの場面でしたね。