「DUNE デューン 砂の惑星 PART2」を近所の劇場まで早速観に行きました。前作とリンチ監督版を見直して楽しみにしてましたがリンチ版で約20分で描いてあった流れが3時間もかけて描かれている映画でした。長くなった分ドラマ的には深みも増して興味深く面白い部分もあった反面それだけ時間かけてもリンチ監督版にあった時間軸までは追いついていない結末という映画でした。更にPART3に続きそうな印象も受けました。
見てる間は飽きずに見れたのですがやっぱり長すぎだと思いますね。サンドワームも何度も登場するとインパクトも減って盛り上がりに欠けた感じがしました。
良かったのはリンチ監督版で薄味となってた女性キャラや母親との関係やドラマが深みが増していた部分と政治的な策略や戦争についての考えが現実の戦争と比較してリアルに考えさせられる内容となっていた所です。
詳しくは書かないけれど随所に新たな展開も見れたりしてなかなか面白く見れました。
新しい「DUNE 砂の惑星」映画としてはこれはこれで良い映画だと思えましたが逆にリンチ監督版の方がもっと好きになれた気がします。