栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

粘土

2006-07-18 21:40:39 | Weblog
粘土に関しては、常に気になります。
例えば散歩していても、粘土の露出している場所などに目が行ってしまいます。
実際はほとんどが、材料屋で買っています。
安定して使う事が出来るからです。
現在は色んな粘土が揃っていて、大げさに言えば世界中の材料を使えるので、作りたい物が作れるはずです。
ところがありすぎて、困ってしまうんですよねえ。
これしかないとなれば、その粘土を生かす方法を考える。
○○焼きと言うのは、そうやって生まれたものなんです。
その土地の材料でつくる。
その土地でしか出来ないものが出来る。
考えてみれば、食べ物も世界中から入ってきてる。
話がそれそうです。
粘土にもどります。
作っていて、作りやすさと、キズが出ない事が一番気になるところです。
どんな粘土でも1割から2割は縮みます。
水で練ってある以上乾くと縮みます。
縮むから、変形したり割れたりするわけです。
更に、強度や汚れの入り方も気になります。
そんなわけで、3種類の粘土をブレンドして現在は使っています。
細かい配合は企業ひ・み・つ!

写真は、愛用の電動ろくろ
座布団がかわいすぎるか?