午後2時50分から素焼き開始
5年ほど前から磁器をやっているので
素焼きの温度は高くしている
初めて習った先生は
京都で勉強して、陶器・磁器の両方を作っている人なので
素焼き800度で焼いていた
益子に来て習った所では
「ススがきれればそれでよし。大体600度くらいかな?」
いろんなところを見て歩くと
土も違い、作風も違うので、温度も違うのである
基本的に素焼きは素地中の結晶水が抜けて
水に入れても粘土に戻らない状態になれば完了
ネバリの素はカオリン(Al2O3・2SiO2・2H2O)が主である。 550~600℃の温度帯で分子に組み込まれた結晶水である2H2Oが抜けAl2O3・2SiO2となり素焼きが完了する。 正確に言いうと、純粋なカオリンは1000℃で焼いても水に浸せば元に戻るが、粘土には他に長石、硅石質が多く含まれ、これらがカオリンとともに化学変化し、二度と粘土に戻ることはなくなる。猿投白瓷(灰釉陶器)窯http://www2.odn.ne.jp/sanage/Burnning.html参照
で
なぜ私のところで温度を高くしているのかと言うと
素地の薄いところの強度を増すためと
釉薬のピンホールを無くすためなんです
少しずつ少しずつ温度をあげて
現在は880度ほどで焼いています
一度
うっかりして900度まで焼いたことがあるけれど
問題なかった(^^ゞ
使っている土や
作る物によって最適な温度と言うのがあると思うので
それは自分で見つけてください
「900度で焼いて、失敗した!」
と言うクレームはよこさないように(・∀・)
今夜は12時ころまで素焼きが続く
5年ほど前から磁器をやっているので
素焼きの温度は高くしている
初めて習った先生は
京都で勉強して、陶器・磁器の両方を作っている人なので
素焼き800度で焼いていた
益子に来て習った所では
「ススがきれればそれでよし。大体600度くらいかな?」
いろんなところを見て歩くと
土も違い、作風も違うので、温度も違うのである
基本的に素焼きは素地中の結晶水が抜けて
水に入れても粘土に戻らない状態になれば完了
ネバリの素はカオリン(Al2O3・2SiO2・2H2O)が主である。 550~600℃の温度帯で分子に組み込まれた結晶水である2H2Oが抜けAl2O3・2SiO2となり素焼きが完了する。 正確に言いうと、純粋なカオリンは1000℃で焼いても水に浸せば元に戻るが、粘土には他に長石、硅石質が多く含まれ、これらがカオリンとともに化学変化し、二度と粘土に戻ることはなくなる。猿投白瓷(灰釉陶器)窯http://www2.odn.ne.jp/sanage/Burnning.html参照
で
なぜ私のところで温度を高くしているのかと言うと
素地の薄いところの強度を増すためと
釉薬のピンホールを無くすためなんです
少しずつ少しずつ温度をあげて
現在は880度ほどで焼いています
一度
うっかりして900度まで焼いたことがあるけれど
問題なかった(^^ゞ
使っている土や
作る物によって最適な温度と言うのがあると思うので
それは自分で見つけてください
「900度で焼いて、失敗した!」
と言うクレームはよこさないように(・∀・)
今夜は12時ころまで素焼きが続く